滞在先手配
オーストラリアの大学では、留学生のために
滞在先手配サービスを提供しています。
大学付属の学生寮
留学先の土地勘がない場合は、まずは学生寮に滞在することをおすすめします。郊外の大学では、キャンパス内に寮があるのが一般的ですが、大学の近隣に点在する場合もあります。それぞれの学生寮に特色があり、食事付きタイプ/自炊タイプ、大学院生向け、フラット型など、そのタイプや費用は様々。志向や予算にあわせて選ぶことができます。
都市型の大学の場合は、キャンパス内だけでなくキャンパス外の学生寮も多くみられます。また、シドニーやメルボルンなどの都会では、学生寮に入らなくても、便利で割安な滞在方法もあるため郊外の大学に通う学生ほど学生寮のニーズは高くないようです。
なお、事前語学研修中の学生には学生寮での滞在を認めていない大学もあるため注意しましょう。

カウンセラーから一言アドバイス
レジデンシャルカレッジとは、大学敷地内や近隣にある寮形式の学生宿泊施設で、住居だけでなく食事、学習支援、交流イベントなども提供されるコミュニティ型の住環境です。入寮するためには作文の提出や推薦人(先生など数名)がいることが条件になることがあり、審査が行われ空室があっても入寮許可されないなどの厳しい対応をする寮もみられます。人気が高く、すぐに満室になることが多いので、もしレジデンシャルカレッジ滞在したい場合は、予約開始されたら早めにお申し込みをすることをおすすめします。より自立した環境を求める場合は、レジデンシャルカレッジではないタイプの学生寮(自炊型)をお選びいただくことをおすすめします。
大学の寮のWEBサイトから申し込んだところ空き室待ちと案内されたため、見学のつもりで実際にその寮に行き管理室で聞いたところ「空いているよ!」と言われた学生も過去にはいます。空室待ちと言われたとしても、もし既に現地に到着している学生なら直接寮を訪ねてみるのも一案です。
大抵の学生寮は契約期間を定めています。契約期間内に「シェアハウスに移ろう」「他の学生寮に変更してもらおう」など考えている場合は、契約の残りの期間分の費用負担が必要になることもあります。入寮前には契約条件を確認しましょう。
学生数に対して部屋数が十分な大学とそうでない大学がありますので、入学が決定したら、早急に大学寮を手配することをお勧めします。学生寮の申し込みは大学のAccommodationページより予約可能です。



一般家庭でのホームステイ
学生寮以外の留学当初の滞在方法としてはホームステイが最も一般的です。 大学によっては、アコモデーションオフィスが、近隣家庭から有料でホームステイ先を紹介してくる大学があります。ホストファミリーは通常、地域の通学圏(約50分以内)にある家庭の中より希望を募り、アコモデーションオフィスによる審査を経てホストファミリーとしての登録が行われます。一部の大学では、このホームステイの登録や選抜業務を外部のホームステイ斡旋機関に依託している場合もあります。この場合、学生は斡旋機関と直接手配契約を結び手配料を支払います。ホームステイは、通常平日2食、週末3食の食事がついています。ホームステイを斡旋していない大学では、大学付属の英語研修センターが手配をしている場合もあります。まずは確認してみましょう。
ホームステイ斡旋機関
民間運営の学生向けモーテル(家具付アパート)
学生寮が常に満室状態の大学では、代替宿泊施設として周辺の割安な滞在施設を紹介してくれます。その種類や内容は様々ですが、滞在期間の設定などが柔軟に対応してもらえるため、入寮待ちをする学生やシェアハウスなどを検討している学生には特に適切な宿泊施設です。通常大学のアコモデーションオフィスか大学で情報を得ることができます。
アパート、シェアハウス(フラット) *自己手配
現地生活に慣れ、より独立した環境で暮らしたい学生には、自己手配によるアパート、シェアハウス(フラット)等も可能です。これは、地域の新聞、大学の掲示板、口コミ、不動産仲介業者等により自力で探し、交渉します。 特に事前英語研修に参加する学生は、事前研修中に知り合った留学生仲間を通じて情報を収集したり、また一緒にシェアハウスをする学生も目立ちます。
民間の学生寮 *ICC手配
ICCでは、各大学の周辺にある民間が運営している学生寮のお手配が可能です。大学付属の寮は、エージェントの介入ができないためご自身でご予約をしていただくことになりますが、民間寮の場合はご希望の条件をお伝えいただけましたら、空き状況をお調べしお手配させていただくことが可能です。
※ただし、滞在先手配は「留学応援パック」にご加入いただいている方に向けたサービスです。