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大学進学準備コース(ファンデーション・ディプロマ)とは

オーストラリアの大学では、1年次から専門科目の履修するので、高校3年時に専門科目を学ぶための基礎となる科目を履修しておく必要があります。しかし、日本の高校では大学のコースに関わるような専門科目の勉強を行わないことが多いので、高校卒業後は大進学準備コース(ファウンデーション)に進学し、基礎科目を学んだ後に大学1年生へ進学することになります。
また、オーストラリアの大学では、ディスカッションやリサーチなどを多用するなど、日本での学習形態と異なることが多くあります。そのため、オーストラリア式の学習に慣れる意味でも、大学(学部)入学前に8ヶ月〜1年ほどかけて、ファンデーションやディプロマと呼ばれる大学進学準備コースで学習する必要があります。
※ただし、ファンデーションやディプロマを経由せずに直接学部に進学できる大学もあります。

ファンデーションはオーストラリアの高校でいう3年生の課程に相当するため、修了後は大学1年生に入学することとなります。一方のディプロマは学部課程の1年次に相当する学習内容を、少人数で、より時間をかけて学習することで修了時は大学2年生に入学することができます。
それぞれの入学条件や、修了後に進学できる専攻などは各大学により異なり、大学によってはファンデーションやディプロマを備えていない大学もあります。

大学進学準備コース3つのメリット

万全の進学準備で卒業率、進級率もアップ

一般的に、大学1年次に直接入学した学生よりも、ファンデーションやディプロマを経て1年次(または2年次)に入学した学生の方が、卒業率、進級率ともに高いと言われています。学習を進める上での英語力や大学で学ぶ基礎などがしっかりと身についているためとも言われています。一見、卒業までの道筋が遠回りのように見えますが、実は、確実に学習内容をものにするという視点からも留学生にとってはメリットが大きいといえます。

希望する大学への入学保証がされている

ファンデーションやディプロマで所定の成績を修めることができると、付属大学への入学が確約されています。そのため、まずは進学したい大学を決め、その付属進学準備コースを決めるのが順当な準備コースの選び方ということになります。また、多くの大学進学準備コースが大学キャンパス内に校舎を構えているため、準備コース在学中から大学の設備(図書館やジムなど)を利用することができ、早くから大学の雰囲気に慣れ親しむことができます。

幅広い留学生とのネットワークができる

一部のコースを除き、大学進学準備コースは原則留学生向けに開講されているものとなります。そのため、様々な国からの留学生とともに学習をすることで、多様性を感じながら同じ目的(大学入学)を持った友人と知り合うことができるなど、強いネットワークを築くことができます。