マレーシア留学体験談
2021/05/20

マレーシア留学一年目、オンライン授業で苦労したこと

留学1年目は何もかも分からないことだらけで、心配になることも多いと思います。私も入学する前はネットの情報も少なく不安でしたが、心配していたほど大変ではないことがほとんどでした。今回は、私が入学当初苦労したこと3つについて紹介します。

英語のアクセント

私は入学前、マレーシアアクセントの英語が不安だったのでオンライン英会話でマレーシア人の先生と話したり、ユーチューブでマレーシア英語を話している動画を見たり、少しでも慣れるようにしていました。しかし実際はマレーシアアクセントは、思っていたほど強くはなかったです。特に先生のなかには強いアクセントの話し方をする人はあまりいないです。それよりも、最初慣れるまでに苦労したのが、先生がカメラオフにして音声だけで話す授業です。やはり口の動きが見えないと、聞き取れないことがあります。なので、重要なテストや課題の説明について先生が話している時には、念の為録画をするようにしています。
個人的には先生よりも生徒の方がマレーシアアクセントのある英語を話す印象があります。これも生徒によってバラバラで、また生徒が話すのを聞くことはオンライン授業ではほとんどないので問題ないと思います。今では色々な英語のアクセントを聞いてそれを勉強できるところもマレーシア留学の魅力の一つだと感じています。

Academic Writing

日本ではどうなのか分からないのですが、essayを書く時に絶対に守らなければならない決まりが英語ではいくつかあります。私はNZの高校の授業でそれを学んだので少しは理解していたのですが、これを守らないと点がなかなか取れないです….。またcitationやreferencingなど、ネットの情報を決められたフォーマットで記載しなければいけないなどのルールもあります。大学に入って最初の方の授業で習いますが、最初のうちはとても時間がかかりました。これは何回かessayを書くか、他の人のessayを読むことでなれると思います。逆に覚えてしまってからは、何を書けばいいか分からなかったessay writingが、ただ決まりに従って、情報を引用しながら文を書くだけでいいことがわかり少し楽になりました。本当に、慣れるとスラスラ書けるようになります。分からないうちは、授業で出てくる例文を、そのまま単語だけ変えて自分のessayで使うと良いと思います。
点数をつけられて返却されたwritingの課題です。

グループワーク

グループ内で役割分担して、レポートやプレゼンテーションの課題をこなします。現地に行っていれば、実際にみんなで集まってできるのですが、オンラインなのでSNSで話し合います。そのためコミュニケーションが取りづらいと感じる事もあります。また、私は初めて知ったのですが、必ずしも現地の生徒みんなが英語をネイティブのように話せるわけではありません。私が先日同じグループになったメンバーは、みんなあまり英語が得意ではありませんでした。学期のほとんどを使って進める大きな課題をそのグループでこなさなければならず、その時はどうしようと思っていました。ですが、間違っていたら恥ずかしいと思う事なくどんどん発言する練習になりました。また、英語の文法が間違っていても伝えたい単語さえ入っていれば相手には伝わることも学びました。高校留学していたときは、間違った英語を話すのは本当に恥ずかしいという意識が強くありましたが、マレーシアでは、文法の間違いをみんなそれほど気にしていないです。ですので、相手が言っていることが分からなかったり、間違っているんじゃないかなと思ったら遠慮せずに言ったほうが良いと思います。

最後に

上に述べた3つが、留学最初の頃に大変だなと感じた事です。ですが半年ほど経った今はほとんど慣れて、大きい問題なく授業を受けたり課題をこなせるようになってきています。オンライン授業になって、留学生だけでなく現地の生徒も苦労している事もあると思うので、分からないところはお互いに助け合っていくのがベストだと思います。
 

 

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