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キャリア、ビジネス、IBPがよくわかる「GLOBAL INSIGHT」
ビジネス留学情報ブログ「GLOBAL VISION」
2016年
後藤 美涼
MISUZU GOTO
出身校:同志社大学 グローバル・コミュニケーション学部
コース:ベルビューカレッジ
キャリア:大学生
留学期間:2015年9月〜2016年8月
インターン先:World Trade Center of Tacoma
就職先:ボストンキャリアフォーラム内定を獲得した大手企業 入社

アメリカの学生の失敗してもやろうとする姿勢に感化された

IBPプログラムを選んだ理由を教えてください。

スカラシップの募集を見て、IBPプログラムを知りました。現地の学生と同じ授業が取れる上、現地でインターンシップをすることができるプログラムにとても魅力を感じ、スカラシップに応募しました。

留学前はどんな準備をしましたか?

交換留学で中国に1年間、留学中だった私は、毎日オンライン英会話を受講し、1年間スピーキングとリスニングを鍛えていました。さらに、TOEFLの勉強もしており、留学前にあらかじめ学部授業受講に必要な点数を取得しました。その他に、ボストンキャリアフォーラムについての情報を集めたり、就職活動をどうするのか、前もって考えていました。

留学先を選択した理由を教えてください。

ベルビューカレッジを選んだ点は2点あります。1点目は、ベルビューカレッジの国連の授業をはじめ、現地の学生と同じ授業を取ることができることに魅力を感じ、挑戦してみたいと思ったからです。2点目は、アメリカの多様な社会に自分の身を置き、多様な背景を持つ人と働く経験をしてみたかったからです。日本の大学で専攻している中国語を用いることができるインターン先を見つけたいとの希望もありました。

研修地に到着した時の街の印象はどうでしたか?

9月でしたが、日中はとても過ごしやすく、朝晩は少し寒いくらいでした。街の雰囲気は、高い高層ビルがたくさんある一方、湖や緑があり、バランスの取れたいい街だという印象を受けました。

キャンパス内の設備など、日本の大学と比べてどう違いましたか?

日本の大学と比べて、Wi-Fiが完備されており、またパソコンにはPhotoshopやIllustrator等、誰でも自由に使えるようになっており、さすがシアトルにある大学だと感心しました。それ以外にも、誰でも使えるエッセイの添削センターがあったり、チューターセンターでは分からない科目や、外国語を教えてもらう機会もあり、校内での学習環境はとてもいいと思いました。


英語研修はどのような内容でしたか?

1学期目には、IBP生の授業があり、ビジネスの基礎を学ぶ授業や、ビジネスにおける基本的なコミュニケーションやライティングの授業がありました。その中でも、自分たちの架空の会社を作って、ホームページを作成したり、他のグループの会社と協力するべく架空のビジネスメールを作成したりする授業はとてもためになり、印象的でした。

学部授業ではどんな科目を選択しましたか?

私が選択した授業は、マーケティング、国連、コンサルティング、デジタルマーケティング、Photoshopでした。

特に興味を持って取り組んだ授業を教えてください。

特に時間を割いて取り組んだのは、国連の授業とコンサルティングの授業でした。国連の授業では、ヨルダンの大使として、ニューヨーク模擬国連に参加し、International crimeについて他の400名の大使達と議論したり、議論した内容を元に提言書を書き上げました。模擬国連に参加するにあたっての事前準備の量が膨大であったり、パートナーと上手く意思疎通が図れず、苦労することもありましたが、会議が無事終わった際には達成感を感じました。実際に国連本部に入って、大使達が書き上げた提言書に賛成するか、反対するかの投票に参加した際には、国連に対する憧れが大きくなりました。 コンサルティングの授業では、実際に現地のビール醸造所のコンサルティングを行い、グループで考えた提言を経営者にプレゼンしました。グループの留学生は私1人、会議の内容も聞き取れないなど、最初は大変な点も多く、貢献できてないことに悔しさを感じていました。しかし、徐々に慣れてゆき、私が仮定・検証した提言が1つ採用され、結果としてチームに貢献できたことがとても嬉しかったです。


留学中に参加したサークルやアクティビティはありますか?

3学期目から、NPO団体のNAAAP SEATTLEで初のインターン生として働いてていました。アジア系アメリカ人を支援するNPO団体で、ネットワークイベントの開催や、大企業とコラボして講演会等を行っていました。印象深いものは、ICCとコラボし、IBP生と現地の社会人とを繋ぐネットワークイベントを企画・開催したことです。私自身、留学中に様々な人に出会い、いろんな話を聞き刺激を受けたり、考え方が変わった経験があったので、そのような機会をIBP生にも与えたいと思い、開催に至りました。約25名もの現地の社会人の方々が快く引き受けてくださり、学生のメンターになってくれたり、キャリアをテーマにパネルデイスカッションをしていただきました。


課外活動から得たものは何ですか?

NAAAP SEATTLEで得たもので1番大きなものは人脈です。大企業をはじめ、様々な業界で活躍されている人達と一緒に働くことができたことは有意義でした。また、様々なイベントを通して出会った人とも連絡先を交換したり、キャリアについての相談に乗ってもらったり、会社に訪問させてもらったりと、自分1人では中々できない貴重な体験ができたと思います。また4学期目のインターンが始まる前に行ったことで、ビジネスメールや電話対応等のいい練習になったのではないかと思います。

コミュニケーション力向上のために努力したことは?

私は座学よりも、外にでて学ぶスタイルでした。毎週木曜日にはTalk Timeに参加して、あるテーマに沿って話たり、友達と遊びにいったり、インターンのイベントで積極的に参加者に話しかけたり、1人で家に籠らないように心がけていました。家にいる際は、ホストファミリーと会話したりして、留学生活の大部分は英語漬けだったと思います。


インターンシップ先について教えてください。

World Trade Center of Tacomaで、初のIBP生としてインターンシップを行い、コンサルティング業務を体験しました。インターンシップのために、私はわざわざベルビューから、シアトルからバスで40分程かかるタコマに引っ越しました。上司は3人で、インターン生は私を含めて4名という比較的こじんまりとしていました。インターン生は、それぞれ英語の他に違う言語を話すことができ、面白い環境でした。

そこではどんな仕事を担当しましたか?

インターン中、主に2つのプロジェクトをやり遂げました。1つ目は、投資関連業務です。中国人投資家に対して、タコマ市に建設予定のショッピングモールへの投資案内パンフレットを作成しました。2つ目は、国際貿易業務です。アメリカの企業の海外進出にあたって、進出先の状況や、競合社、優位性等を調査し、提言書を作成しました。この他にも、電話対応、イベントの運営、インターン生のブログ等、様々なお仕事を任せていただきました。

インターン中、苦労したことは?

専門用語が多く、苦労することがありました。調査の時は、辞書でなんとか調べて理解できるものの、調査した内容をレポートにまとめ上げる際は、膨大な時間がかかりました。上司に何度も確認してもらったり、他のインターン生に直してもらったりしていました。

日本と現地のICCオフィスの対応について、感想を聞かせてください。

出国前は迅速な対応をしてください、スムーズに手続きをすることができました。また、現地ではMeet the professionalという、現地で働く日本人プロフェッショナルの方にお話を聞く機会を設けてくださったり、英語個人レッスンを開催していたりと、私の留学生活を手厚くサポートしてくださり、とても感謝しています。

就職活動で留学での体験はプラスになりましたか?

単に語学を学ぶだけではなく、プラスαのインターンシップがあったからこそ、他の留学生と差別化を図ることができたと思います。1年の間に、様々な人にお会いし、キャリアについて伺うことで、進むべき方向が明確になったことも私にとってはプラスでした。

留学、インターンシップをどのようにアピールしましたか?

私が就活でアピールしたのは、インターンシップの事や、NAAAPの活動です。どんな想いもってやり、どのように行動して、何を学び、何を得たのかを話したことは、強力なアピールポイントとなりました。積極性や行動力、多様な人を巻き込む力等に評価していただきました。

留学をふりかえり、自分自身が変わったと思うところはありますか?

留学が私にもたらした変化はたくさんありました。その中でも、1番変わったことは、周りの環境に刺激され、自分の意見をはっきりと述べることです。インターンシップでも、黙っていれば何も仕事をもらえず、自分から上司に聞きにいったり、仕事の進捗を報告したりすることによって初めて、周りの信頼を得ることができました。また、今まで自分ができるかどうか分からないことは、挑戦したことはなかったのですが、アメリカの学生の失敗してもやろうとする姿勢に私も徐々に感化されていきました。チャンスが来たら絶対逃さないという姿勢になりました。

IBP留学を希望している人に向けて、アドバイスをお願いします。

私自身、IBP留学するかとても悩みました。やはり、1年卒業が遅れるなど、就活に関するリスクを考えると簡単に決断はできませんでした。希望の業界から数社内定をもらい、目標達成のためのスタートラインに立てた今、留学をしていなければ、今とは全く違う状況だったと思います。それほど、留学した1年間は充実したものであり、私にとって必要なものでした。みなさんもIBP留学でそれぞれの留学生活を送ってください!

*体験談の内容は寄稿時の情報です。

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