

近藤 康介さん
ワシントン大学コース 50期生 日本で半導体系商社に勤めた後、社会人留学。IBP 留学前には3ヶ月間フィリピンで語学留学を経験。渡米後、ベンチャーに強い興味を持ち、日本とシアトルのスタートアップコミュニティを結ぶ団体『Arch for Startup』を立ち上げた。
事前プログラム中の平均的な一日
起床
通学
授業(60分×5コマ)
ビジネスイベントに参加
帰宅
宿題
就寝
少人数制のクラスで、クラスメイトの半分以上はサウジアラビア人でした。彼らがとても積極的だったので、負けないように自分も一生懸命発言していました。授業の後は宿題をこなしつつ、興味のあるビジネスイベントを自分で見つけて、週に1回の割合で積極的に参加していました。

1学期の平均的な一日
起床
通学
集中英語クラス
パブリックスピーキング実践トレーニング
集中英語クラス
ビジネスミーティングに参加
帰宅
ベンチャービジネス独学、シアトルのスタートアップコミュニティ調査
就寝
一番良かったのはパブリック・スピーキングのクラスです。毎回スピーチして評価してもらう授業スタイルがいい練習になりました。今後働く時にも必ず役立つと思います。この頃ベンチャービジネスやスタートアップコミュニティについて本格的に調べ始め、団体立ち上げの基礎を固めました。門限は特にありませんでしたが、家族が帰宅する時間に合わせて自分も毎日帰宅していました。

2学期の平均的な一日
起床
通学
集中ビジネス英語
シアトルベンチャービジネス講座
ビジネスミーティングに参加 /『Arch for Startup』のミーティング
帰宅
就寝
集中ビジネス英語コースでは Entrepreneurship(起業)を選択しました。そしてベンチャーに興味を持っていた同期と『Arch for Startup』を立ち上げ、学期の後半から本格的に活動を開始。シアトルベンチャービジネス講座の講師やアシスタントにも相談に乗ってもらいました。ビジネス・イベントにも週に1度のペースで参加し続けました。

バスの中
ベンチャーやスタートアップに関するプレゼンテーションを観て、英語力を鍛えながらベンチャーに関する知識も同時に増やしています。ベンチャービジネス関連や経済、歴史に関する本も読んでいます。
20代のうちに海外へ
仕事で日本の大企業のお客さんを相手にする中で、ベンチャーやスタートアップ企業の必要性を日本にも感じていました。ただ、日本にいる時はぼんやりと考えていただけで、真剣に考え始めたのはシアトルに来てからです。20代のうちにどうしても海外で働きたいという目標を持ち、人生を変えるつもりで IBP 留学に参加しました。渡米して客観的に日本を見られるようになり、何が問題で何をしなければいけないかに気づいたこと、変化に強くなったことは大きいと感じています。学生時代に全く勉強せず、社会に出てから苦労を感じて勉強するようになったので、シアトルでももっと学びたいです。

社会人×英語力
IBP 留学に参加する前にフィリピンに3ヶ月間語学留学をしましたが、アメリカに来た当初は英語のアクセントやスピードの違いに愕然としました。今は、自分の言いたいことは準備するので伝えられますが、相手の言っていることを理解するのはまだまだ難しいです。ネイティブと話す機会をできるだけ多く作るようにして工夫しています。

プログラムの枠を超えた活動
IBP 留学に参加する前にフィリピンに3ヶ月間語学留学をしましたが、アメリカに来た当初は英語のアクセントやスピードの違いに愕然としました。今は、自分の言いたいことは準備するので伝えられますが、相手の言っていることを理解するのはまだまだ難しいです。ネイティブと話す機会をできるだけ多く作るようにして工夫しています。

Arch for Startup
日本とシアトルにおける相互の経済発展や、世界での日本のプレゼンス向上に貢献するというビジョンのもと、日本とシアトルのスタートアップ・コミュニティを結ぶ初のプラットフォーム構築をミッションに掲げて設立。シアトルのスタートアップやベンチャービジネスに関する最新情報を日本に向けて発信する他、スタートアップの設立者や投資家、アクセラレーターなど関係者へインタビュー。また、ビジネスイベントへの参加を通してシアトルでのコネクションを強化し、日本のスタートアップのシアトル進出を情報とネットワーキングの面で支援している。今後、その他の活動についても行っていく予定。
Comments from IBP
IBP プログラムを基本として、そこから自分の活動範囲をどのように広げるかは自分次第。1年という限られた時間を最大限に有効活用するためにも、英語力が伸びるのを待って行動するのではなく、ぜひ行動しながら英語力を磨くようにしてください。留学先でしかできないことに精力を注ぐことが、英語力を伸ばすための一番の近道です。