ロンドンオフィスの深野です。インターンシップが組み込まれている IBP プログラムの魅力の一つに、現地で独自に開催しているセミナーがあります。
ロンドンでは、現地に駐在している社長がビジネスを語る『Global Leader’s Talk』と、中堅管理者が自分のキャリアを語る『Meet the Professional』の2種類を実施。それらの特徴についてご紹介いたします！
Global Leader’s Talk とは？
『Global Leader’s Talk』は、今年で６年目。セコム株式会社のグループ会社で、イギリスにてセキュリティ事業を展開する セコム PLC の竹澤稔社長とお会いした時に、「海外勤務を希望している日本の若者に、海外経験豊かな話を是非シェアしてもらいたい」とお願いしたところ、二つ返事で快諾してくださったところから始まりました。
以来、竹澤社長を始め、ロンドンに駐在されているあらゆる分野の支店長さんに登壇していただき、今日までセミナーが続いています。
今までに登壇されたのは、金融、商社、銀行、建設、保険、サービス業界など、幅広い分野の方々。日本人の大先輩たちが海外駐在の中から感じたこと、異文化の中でのマネージメントや気づいたことなどを、実例を交えながら話をしていただいています。そしてその気づきの中から、若い人達に先輩として伝えたいことを、ご自分の言葉で語っていただいています。
ウエストミンスター大学の小さな教室の中で、普段はあまり個人的にお話ができない社長などの方々と、正面から意見し合う機会が持てるのは、ロンドン IBP プログラムならではのことと思います。
Meet the Professional とは？
中堅管理者たちによる『Meet the Professional』は、もともとシアトルやブリスベンの IBP プログラムで開催されていましたが、今年からロンドンでも始まりました。こちらに登壇されるゲストはイギリス人が多く、商社、航空、コンピューター、コンサル業界など、さまざまな分野からお呼びしています。
『Meet the Professional』は、会社というよりは、どちらかというと個人のキャリアに焦点が絞られていて、どのようにしてキャリアを構築していったかという話がメイン。それを若い人たちの参考にしてもらいたいというのが目的です。英語でのスピーチに英語での質疑応答は難しいようで案外そうでもない、と実感している人たちが、ロンドン生の中には多いと思います。
このような機会を通して、IBP 生にはぜひ自分の将来に合ったキャリアを探っていただきたいと思っています。そんなことをファシリテートしてゆくロンドンIBPプログラムです。
