はじめに
こんにちは、IBPサンフランシスコ5期生の三谷です。
留学に興味を持った人が、ある程度調べていくと必ず行きつくのが”生活費”。
生活費について具体的にまとめてあるサイトは少なく、私自身も送金金額を親に相談する際にとても困りました。
そこで今回は物価の高いことで有名なサンフランシスコで、
・どれだけ生活費がかかるのか
・どのようにしたら生活費を抑えられるのか
という2点に焦点を当ててまとめていきたいと思います。
今回の調査は、私と同じIBP5期生の菅さんに提供してもらった資料をもとに編集しました!
サンフランシスコの物価はどのくらい?
日本にずっと暮らしているとあまり感覚が分からないのが、外国の物価だと思います。特に、留学したいと思う都市の物価はきになるところ。
そこでまず大まかに、サンフランシスコの物価について紹介したいと思います。
最初にも述べたように、サンフランシスコの物価はすごく高いです。
Zumper National Rent Report: September 2019 によると、サンフランシスコが全米で最も家賃が高いことが報告されています。
→1Bedroom(日本でいう1LDK)の1か月の平均的な家賃が、ニューヨーク:3030ドル(約31万円)に比べサンフランシスコ:3540ドル(約36万円)
また、サンフランシスコで日本の食材や、日本料理を食べようとすると2倍~2.5倍します。
簡単に例を挙げると、
・ラーメン一杯1500~2000円(日本だと750円くらい)
・グミ一袋250円(日本だと100円)
・DAISOは150円均一+税(日本だと108円)
・丸亀製麺:700円~1200円(日本だと400円~800円)
といった形です。
留学生にとっては少し厳しい物価だと思います。
1か月にどれだけ生活費がかかるのか
ということで、すごい物価の高いサンフランシスコで月平均どのくらいかかるのか、平均的な月(一応節約することは念頭に置いている)と、すごく頑張って節約した月に分けて書いてみました。
平均的な月
week | 予算 | 支出 | 差額 |
---|---|---|---|
1週目 | 120ドル | 120ドル | ±0ドル |
2週目 | 100ドル | 83ドル | +17ドル |
3週目 | 100ドル | 100ドル | ±0ドル |
4週目 | 100ドル | 100ドル | ±0ドル |
5週目 | 100ドル | 100ドル | ±0ドル |
合計 | 520ドル | 503ドル | +17ドル |
※電車・バス代は別途先に支払っています。
予算520ドル
→週100ドル
<内訳>
生活費:243ドル
cafe・外食費:172ドル
ケータイ:45ドル
Uber:22ドル
その他:21ドル
すごく頑張って節約した月
week | 予算 | 支出 | 差額 |
---|---|---|---|
1週目 | 95ドル | 88ドル | +7ドル |
2週目 | 95ドル | 87ドル | +8ドル |
3週目 | 95ドル | 79ドル | +16ドル |
4週目 | 95ドル | 104ドル | -9ドル |
合計 | 380ドル | 358ドル | +22ドル |
※電車・バス代は別途先に支払っています。
予算380ドル
→週95ドル
<内訳>
生活費:131ドル
cafe・外食費:133ドル
ケータイ:45ドル
Uber:0ドル
その他:49ドル
見ていただくと分かるように、とても物価の高いサンフランシスコでも節約することは可能です。
どうしたら節約できるのか
では次にどうしたら節約できるのかについてまとめていきたいと思います。
1、極力自炊する
外食すると本当に高いです。ごく普通のレストランでも、昼は800円~1500円、夜は2000円~3000円くらいします。私も最初の一週間はキャンパス内や外のレストランでお昼ご飯を購入していましたが、お金がすごくかかると感じたので、それからは一回寮に戻ってご飯を自炊するようにしています。夜ももちろん自炊です。自炊の中でも極力安く済ませられるお勧めの食材は、うどん・冷凍餃子などです。
2、自分で週に使う額を決めて記録する
これはすごく大事です。最初の方は日本の感覚を覚えているのですごく慎重ですが、二カ月もいると慣れてきちゃいます。ディズニーランドにいて全て物が高いと、だんだん300円のアイスがすごく安いように感じてくる感覚と似ている気がします。スーパーで買い物をすると、一個当たりの単価が安いからか、ついお金を使いすぎてしまう傾向にあるので、週に使える金額をあらかじめ設定しておくことが大切です。
3、夜に出歩かない・予定を詰めすぎない
アメリカと日本で一番大きく違うのが治安だと思います。昼間普通に行動する分にはあまり問題はありませんが、夜はものすごく危険です。
そのため、夜間に行動するとなるとUberやLiftなどに頼らなくてはなりません。タクシーなどに比べて安いことは間違いないですが、積み重ねていくと結構な金額になります。
また、アメリカの交通機関は正確ではないので、バスや電車が30分~1時間遅れるということが頻繁に起こります。そのため、日本の感覚で1日にたくさん予定を詰めすぎると、これもまたUberなどに頼らなくてはならなくなってしまいます。
お金を節約したい場合は、極力暗くなる前に帰宅すること、余裕をもって行動することが大切だと思います。
最後に
留学中の日常生活にかかる費用の目安をお分かりいただけたでしょうか。
今回はサンフランシスコの物価で計算しているため、もう少し安く生活費を見積もることが出来ると思います。
これから留学をされる方は、是非参考にしてみて下さい。