VOICES 修了生の声
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2014年
小玉 恵里
ERI KODAMA
出身校:大阪大学 経済学部
コース:ワシントン大学
キャリア:社会人
留学期間:2013年3月〜2014年3月
インターン先:Laurasian Institution(IPO)
1985年生まれ、兵庫県出身。大阪大学 経済学部卒業。留学前はあずさ監査法人に勤務。 デロイト・トーマツで転職決定。

留学先でのインターン体験が、さらなるキャリアアップとなる

桜の下でお花見もしました!

シアトル近郊には大規模なチューリップ畑が。

多国籍なクラスメイトたちとハイキングにも行きました。

自然を感じながらのBBQはIBP生の楽しみでした。

無事に修了し、歓喜!

授業でのアクティビティ、IBPでできた仲間とのアクティビティはどんなことをしましたか。教えてください。
私は2013年4月から1年間IBPというプログラムでUniversity of Washingtonに留学していました。このプログラムは4つのQuarterで構成されています。各Quarterで行ったアクティビティを紹介します。【Spring Quarter】大学付属の語学学校で約10週間語学研修を行いました。この間、ホームステイをしていました。大学の図書館勤務のしっかり者のホストマザーと料理上手のホストファザーにはとても親切にしていただき、週末にはシアトル名物のスペースニードルやUWの桜、シアトル近郊のチューリップ畑など色々な所に連れていってくれました。【Summer Quarter】Summer Quarterの授業は選択制でした。その中でも私は、当時新設されたMarketing for International Professionals (MIP)というマーケティングのクラスに参加しました。このクラスの構成は、講義形式の授業が半日、ディスカッションやディベート、プレゼンなどを中心としたよりインタラクティブな授業が半日です。講義形式の授業では週替わりで異なるトピックを3人の実務家が講師を担当しました。テキストを使用して概念の説明や講師自身の実務に基づいた経験談など幅広いお話が聞けました。また、Quarterを通してチームでマーケティングプランを作成するプロジェクトを行いました。私のチームはREIというシアトル発アウトドア用品の小売店を日本に進出させるプランを策定しました。各週、その週のトピックに沿った内容のプレゼンを行いました。クラスメイトはイギリスの大学を卒業した方、すでに英語圏でマーケティングのMasterを取得している方、またアメリカのCollegeへの転校を目指す方など、英語力が非常に高く、レベルの高いディスカッションやプレゼンが行われていました。プレッシャーを感じながらもいい刺激を受けて授業に参加することができました。またクラスメイトは国籍、年齢は異なるもののみんな仲がよかったので、結婚が近いクラスメイトを授業中にサプライズのお祝いしたり、週末にはビーチでBBQしたりしました。 【Seattleの夏】夏のシアトルは暑すぎず、カラッと晴れるためアウトドアアクティビティにはもってこいです。私も大学のLanguage exchange programで知り合った友人とシアトル近郊の山にハイキングに行ったり、町の至る所で開催される無料のアウトドアZUMBAレッスンに参加したりしてシアトルの夏を楽しみました。【Fall Quarter】Fall QuarterではBusiness for International Professionals(BUSIP)というインターナショナルビジネスを学ぶクラスに参加しました。週替わりでトピックと講師が交代。講師はFoster Business Schoolの講師やプロフェッショナルとして活躍する実務家の方々でした。またQuarterを通して、Negotiation Simulationを行いました。このSimulationでは政府、ローカル企業、マルチナショナル企業などの役割で数チームに分かれ、各チームに与えられた目標達成を目指して他のチームと交渉を行います。いかに達成可能性の高い戦略を組み、説得力のあるアプローチを行うかが、1チームでも多くのプレーヤーが納得のいく結論に辿り着くカギとなります。最終的に交渉過程や合意内容をレポートにまとめ、プレゼンを行いました。さらに、Winter Quarterではインターンシップを経験しました。【Seattleの冬】一般的にSeattleの冬は寒い、雨が多く晴れない、緯度が高いため夕方4時には真っ暗といったネガティブなイメージがあります。でも冬には冬の楽しみがあります。中でも私も留学中にすっかり夢中になったのはアメリカ名物のフットボールです。シアトルにはSeattle Seahawksという地元チームがあり、私が滞在していた2013~2014年のリーグではスーパーボールを制し、チーム史上初の全米優勝という快挙を果たしました。私もプレーオフのあたりからスポーツバーでチームのTシャツを着て応援していました。バーにいるお客さんはみんな友達のようで、誰かが「Sea」と声をかけると、他の人たちが「Hawks」と返す定番の応援で盛り上がる雰囲気はなかなか日本では経験することができません。本当に良い経験ができました。

授業の中で特に印象に残っていること、特徴となることを教えてください。
Summer Quarterで行ったマーケティングプランを作成するチームプロジェクトです。シアトルに本店を置き全米にショップ展開するREIというアウトドア用品店を日本に進出するマーケティングプランを私とチームメイトは策定しました。 この会社に着目した理由は、REIは2000年に一度日本進出を試みたものの出店した店舗が上手く行かずわずか1年半程度で撤退するという過去がありました。前回の進出失敗の原因を特定し、またトレンドの変化を分析し、新たなマーケティングプランを策定するのは面白そうだと思ったからです。 チームメンバーには実務でマーケティングマネージャーをしていた方がいたため、実務経験に基づいたアプローチやたくさんの面白いアイデアを聞くことができました。私は約5年間公認会計士として会計関係の仕事を日本でしていたバックグラウンドがあったため、いつも会社を決算数値というアウトプット側から分析していました。 そのため、マーケティングというインプット側から会社を分析し、いかに消費者の目に留まる戦略を策定するかという視点はとても新鮮でした。さらに、チームでの話し合いやプレゼン発表はすごくいい経験になりました。Fall Quarterではトピックが週ごとに変わります。中でも印象に残ったのはAccounting/Taxの週です。私のバックグラウンドと同じ会計関係のトピックだったため、アメリカでの会計実務が聞けた点が印象に残りました。また、講師の方が「Big4」と呼ばれるAccounting Firmの中でもアメリカでは名実ともに他を圧倒しているDeloitteのTAX部門の出身者だった人ことは私にとってとても魅力的でした。DeloitteのTAX部門は留学前からIBP修了後に転職したいと思っていた会社だったので、Deloitte出身者の講義を聴けたことはとても貴重な体験で、転職活動へのモチベーションアップにつながりました。

IBPを選んだ理由を教えてください。
会計士として働く中でツールとして使う英語力の必要性を強く感じるようになりました。TOEICのスコアは勉強すれば伸びますが、それはツールとして使える英語力が向上している訳ではないと痛感し、留学して「使える英語力を身に着けたい」と思いました。ただし、すでに社会人として働いており、あまりキャリアにブランクをあけたくないという気持ちもありました。そんな中、正規留学ではないものの、いわゆる語学学校ではなくビジネスを学べるIBPのプログラムを見つけました。プログラム期間が1年で、授業は(“英語”の学習ではなく)Business関係のクラスを受講、またインターンができるというのも魅力の一つでした。

IBPにはどんな方々が参加されていましたか?
35人程の同期生のうち、約7割は学生でしたが、残りの3割程度は社会人で、幅広い年齢層、さまざまなバックグラウンドを持つ方が参加されていました。同期生の皆さんは、それぞれ目標や夢を持ってIBPに参加されており、学生、社会人関係なく仲良くさせていただきました。

インターシップはどんな内容でしたか?
私はThe Laurasian Institutionという国際交流事業のNGO/NPOでインターンをしました。インターンではプロジェクトに直接関わる業務と会計関連業務の大きく2つの業務を経験しました。プロジェクトに直接関わる業務としては、主に日本から来る学生ツアーのコーディネート補助業務(訪問都市のレストランや会社のリサーチ、英語のスピーチや自己紹介の翻訳など)を行いました。また、チームミーティングにも参加し、スタッフの方が何を重視し、どのようにしてツアーを組み立てていくのか知ることができました。最も緊張したのは社外の方との電話やメールでのやり取りでした。誤解を生まずに英語で話が進められるように、スタッフの方にアドバイスを頂きながら業務にあたりました。緊張した分終わった時はとても達成感がありました。また前述のとおり会計実務の経験があったことから、プロジェクトの支出報告書の作成を担当しました。アメリカの会計実務に携われたことは今後のキャリアに生かせるとても貴重な経験でした。

インターンシップでは何を特に学びましたか?
国際交流事業は私自身の会計士としてのバックグラウンドと全く異なる分野です。しかし、私が転職先として志望している国際税務業務は、社内の従業員はもちろんのこと、クライアントも海外に進出する日本企業や日本に進出する外国企業など、グローバルに人と関わる仕事です。さまざまな文化や価値観をもった異なる国の人々と良好な関係を築くことは、業務を進めるうえで必要不可欠な要素です。自分のバックグラウンドと全く異なる国際交流事業の現場にインターンとして参加することで、異なる文化を理解し合い、建設的な意見交換を行なうことの大切さを学ぶことができました。

留学経験を今後どう活かしていきたいと思いますか?
TLIのスタッフの方々はインターンである私に対しても温かく接して下さり、ビジネスの話からプライベートな話題まで色々なお話ができました。仕事に対する姿勢、人の話に耳を傾ける姿勢、感謝を口にする姿勢、私も見習いたいと思いました。またTLIでのインターンをきっかけに、帰国後もボランティアなど何らかの形で国際交流に関わっていきたいと考えるようになりました。実務面では、アメリカのビジネス実務やワーキングスタイルに触れることができ、ビジネス英語や会計の専門用語も学ぶことができました。インターン後(IBP修了後)は日本に帰国し国際税務関連の仕事に従事しています。このインターンで得たビジネス英語や実務の経験を生かしていきたいです。

*体験談の内容は寄稿時の情報です。

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