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キャリア、ビジネス、IBPがよくわかる「GLOBAL INSIGHT」
ビジネス留学情報ブログ「GLOBAL VISION」
2012年
高瀬 秀樹
HIDEKI TAKASE
出身校:創価大学 経済学部
コース:ウエストミンスター大学
キャリア:大学生
留学期間:2011年9月〜2012年8月
インターン先:LONDON&PARTNERS(投資促進機関)
創価大学経済学部3年次の後期に1年間休学して、2011年9月からIBP英国コースに参加。London and Partnersという投資促進機関でインターンを体験した。帰国して大学に復学後から就職活動を始め、外資系コンサルティング会社の内定を獲得した。

インターン最終日、上司から「ロンドンに来ることがあったら、また一緒に仕事がしたい」と言ってもらえました

大学を休学して、プログラムに参加しようと思った理由を教えて下さい。

大学入学時から留学に行きたいと考えており、交換留学にするか私費留学にするか悩んでいた時、大学の先輩からIBPプログラムのことを教えてもらいました。海外の大学で学ぶ経験だけではなく、実際に現地の企業で経験を積めることが単純な留学との大きな差別化に繋がると考え、IBPプログラム参加を決めました。

大学院進学とIBP留学とで迷わっていたそうですが、IBPを選択したのは?

留学に行く前に進学するか就職するか悩んでいましたが、先輩の話などを聞いて、一度就職してから大学院に進むことを選択し、IBP留学に行くことを決めました。

英国コースを選択した理由は?

学部の授業をきちんととりたいと考えていたので、学部の授業の比率が最も高い英国コースを選択しました。また、ロンドンオリンピックが開催されることから、普通では得られない経験が得られると感じたことも一つの理由です。女王即位60周年のイベントやオリンピックなど、英国の一つの転換点に居合わせることができ、選択は間違っていなかったと確信しています。

1年間の留学で達成しようと思っていた目標は?

学力の向上、志望するインターンシップ先の獲得、ひとり旅をする、の3つです。

語学力アップのために、どんな工夫、努力をしましたか?

会話力に最も注力し「留学生向けの語学の授業」「友人との会話」「自己学習」の3つに取り組みました。語学の授業で学んだことは必ず暗記するようにし、家では日本から持参した文法書で文法の復習をしました。また、海外ドラマや映画を英語字幕で鑑賞し、使えそうなフレーズをノートに書き出しました。授業と自習でインプットしたものを友人との会話で使い、学んだことがきちんと身に付いているのかを確認していきました。特に、海外ドラマや映画は英国では安くDVDが手に入るので、楽しみながらたくさん鑑賞しました。また、英語で書かれた日本の小説をたくさん読んだことで、読解力や語彙力が格段にあがりました。

特に印象に残っている授業は?

マーケティングの授業です。バングラディシュ、ケニア、ラトビア人の生徒とグループワークをすることになったのですが、途中で学生の1人が自分の国に帰ってしまい、全くグループワークが進まなくなる事態になりました。海外でグループワークをすることの難しさを実感しました。一番印象に残った事件は、スピーキングの授業で日本大好きな香港人に気に入られてしまい、休み時間に東郷平八郎について熱く語られたことです。

留学中、勉強以外に熱中していたことはありますか?

旅行です。ロンドンからだとヨーロッパ各国に安く行けるので、友人とイタリア・フランス・ポルトガル・スペインに、1人でチェコ・オーストリア・ハンガリー・クロアチアをまわりました。

インターン体験について教えてください。

LONDON&PARTNERSという、海外企業のロンドンでの事業をサポートする投資促進機関です。主にアジア企業のサポートをする部署に配属され、顧客管理やクライアントミーティング参加、議事録作成、企業リサーチ、インド・中国支部との電話会議参加、各種会議に参加、チームのスケジュール管理、過去のプロジェクトの管理、国会議事堂での会見のスタッフ業務、工場視察、日本企業のロンドン支社への会食会招待状の作成等、幅広い業務をさせていただきました。

インターン中にどんな苦労がありましたか?

今までフルタイムでの職務経験がなく、英語での仕事に慣れるのに時間がかかり、初めの頃は雑用しか任されませんでした。このままではせっかくロンドンで働く機会を頂いているのに意味が無いと思い、それまで受け身で仕事を待っていた態度を改め、積極的に仕事を求めに行きました。また、自分なりに仕事のやり方を工夫し、付加価値をつけるようにしました。その結果、次第に上司から責任感のある仕事を任されるようになり、インターンの最終日には、上司から「もしロンドンに来ることがあったら一緒に仕事をしたい」と言ってもらうことができました。

働き方や仕事の進め方で、印象的だったできごとはありましたか?

会社内の人間関係がとてもフラットなことが印象的でした。仕事場はロンドン市内をイメージしたデザインになっていて、同じフロア内にCEOのデスクもありました。上司と部下という関係性があまりなく、フランクにコミュニケーションをとっていました。また働く時間もフレックス制で、仕事をきちんとやれば会社にいる時間は自分で管理できるようになっていました。全社員参加の会議も社員がそれぞれ自由にいすを持ってきて、活発に議論を交わしており、いわゆる海外の企業のイメージそのものでした。

インターン体験によって得たものはどんなことですか?

海外で働く=英語ペラペラなら何とかなる、という認識しかありませんでしたが、実際にインターンを経験してから、さまざまな価値観を持った人と仕事をするには相手の価値観をきちんと理解し、お互いに仕事をしやすい環境をつくり出すことが求められると感じました。

IBPの体験によって、価値観の変化などはありましたか?

漠然と抱いていた海外で働くイメージがより鮮明になり、海外で働くためには自分自身がしっかりと力をつけなければいけないという危機感も感じました。

大学に復学後、いつ頃から就職活動を始めましたか?

2012年9月に復学して10月から就職活動を始め、2013年4月に外資系コンサルティング会社2社、外資系メーカー1社から内定をいただき、最終的に外資系コンサルティング会社のオファーを受けました。留学中から、自己分析や企業研究を始めていましたが、本格的に始めたのは帰国後からです。説明会参加、OB訪問と並行して自己分析を何度も行いました。

内定獲得に向けて、特別な準備や対策などは行いましたか?

コンサルティング会社を第一志望として就職活動をしていたので、グループディスカッションやケース問題の対策は早くから行っていました。また、自分がどういう人間なのか、これまでの人生でどのような事を学んだのか、なぜコンサルトして働きたいのか、なぜこの会社を志望するのかなど、必ずESまたは面接で聞かれる内容は徹底的に掘り下げ、論理的に説明できるように準備しました。

内定の獲得に、IBP留学が有利に働いたと感じたことはありますか?

「海外で働きたい」という思いを一番強くアピールできる手段がIBP留学だったと思います。自分がいくら強い思いを持っていたとしてもそれを客観的に証明できなければ説得力はありません。自分は強い思いを持ち、その目標達成の為にIBP留学でさまざまな経験をしたという事実が、ESや面接に自信を持って臨めた要因だと思います。

今後のキャリア形成に、IBP留学をどのようにいかしていこうとお考えですか?

留学中だけでなく、帰国後もOB会を通して、さまざまなキャリアの方と知り合う機会をいただきました。このような関係を最大限に活かし、また自分自身も後輩にとって良い模範の一つとなれるよう頑張りたいです。

ICCのサポートについて感想をお聞かせください。

出発前からとてもお世話になりました。出発直前に英国ビザの基準が変更になった関係で本当に留学にいけるのか不安になった時期がありましたが、丁寧に対応していただき、無事に渡英することができました。留学中もキャリアに関するアドバイスをいただいたり、現地で働く日本人ビジネスマンの方の講演の機会を設けてくれたりと、至れり尽くせりでした。

今後の展望や将来の夢を教えてください。

大学卒業後はコンサルタントとして働くことになり、海外で働くという自分の夢に一歩近づいたと思っています。インターンシップで感じた「力をつけなければならない」という危機感を忘れずに、これからしっかりと自分の専門性を高めていきたいと考えています。そして、機会があればロンドンで働きたいと思います。

IBP参加希望者へのアドバイスをお願いします。

どんな留学にするか悩んでいる人は、ぜひIBPに参加することをおすすめします。他では経験できないことがたくさんあり、また多くのOB・OGのネットワークは、今後の自分のキャリアに必ず役に立ちます。

*体験談の内容は寄稿時の情報です。

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