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キャリア、ビジネス、IBPがよくわかる「GLOBAL INSIGHT」
ビジネス留学情報ブログ「GLOBAL VISION」
2020年
宮本 賢一
KENICHI MIYAMOTO
コース:グリフィス大学
キャリア:大学生
留学期間:2019年3月〜2020年2月
留学期:60期
インターン先:State Library of Queensland
内定先:日本アイ・ビー・エム株式会社

世界を舞台に成長できたことは自分にとって大きな成功体験

IBP参加を決めた理由は何ですか?

IBPプログラムでは、語学学校で語学を学び、学部留学で学問の専門性を磨き、インターンシップを通じて学びを実践することができることを知ったからです。私は、世界を舞台に英語を使って何かを成し遂げたい想いがありました。そして、留学関係の情報収集をしている中、大学でIBPプログラム説明会がありました。実践を通した学びを重視している私にとって、IBPプログラムには、自分が望む環境があったため参加を決めました。

留学の目標は何でしたか?

私は語学力を向上の目標だけでなく、語学以外の面でも目標を立てていました。
語学力向上の目標は、「ネイティブになる」ことでした。当時の私は「ネイティブになる」ことは、「英語を流暢に話せること」だと信じていたため、英語の発音練習と、ネイティブのようなリズムで話す練習をずっとしていました。(笑)今思えば、ネイティブになるって抽象的すぎて目標になっていないですね。あまりに一生懸命努力したため、現地の人と勘違いされるほど英語がオーストラリア訛りになりました。(笑)語学以外の目標は、「観光地で逆立ちして写真を撮る」ことでした。この目標の背景には「せっかく留学に挑戦しているから、今までできなかった何かに挑戦したい」という思いがありました。そこで、朝起きたらすぐに壁倒立をすることを毎日続けました。最初は5秒しかできませんが、帰国間近には、1分30秒以上もできるようになり、見事観光地で逆立ちしている写真を撮ることに成功しました!そして、「継続は力なり」という言葉を、身をもって学びました。


学部授業は何を履修しましたか?またその理由を教えてください。

私は、次の3つの授業を履修しました。
①組織行動学(Organizational behaviour)
②マネジメント基礎(Management concepts)
③オーストラリアでの就職・キャリア授業(Work and Employability)
上記の授業を履修した理由に、私には「世界の人々と一緒に働けるようになる」という目標がありました。そのため、組織における個人の行動の影響力やマネジメントに関する知識や学ぶことに興味がありました。さらに、オーストラリアの就職価値観と日本の就職価値観を比較したいという思いから、現地のキャリア授業を履修しました。

授業の内容、クラスの人数、国籍などわかる範囲で教えてください。

基本的に授業は講義(2時間)とワークショップ(1時間)で構成されており、私が受けた全ての授業は基本的な構成の授業でした。
クラスの人数は授業の規模に依存するため、はっきりとはわかりませんが、ワークショップは5人組などの小グループでディスカッションすることが多かったです。マネジメント関連(組織行動学、マネジメント基礎)は多国籍な人が授業を受けていた印象です。私のチームには、オーストラリア人、マレーシア人、日本人の3カ国の人がいました。他にもインド人、中国人、韓国人がいたと思います。一方でキャリア授業はオーストラリアで就職を考えている人が多く受けている印象があり、オーストラリア人の割合が高かったと思います。

インターンシップはどのように見つけましたか?

IBPグリフィス大学コースには、当時インターンシップをサポートしてくれる現地のコーディネーターがいました。その現地コーディネーターと英語でコミュニケーションし、自分のインターン先の希望と学部授業の成績からインターン先を手配してもらい、インターン先で面接後に正式に受け入れ先が決まりました。基本的には1回の面接を持ってインターン先が決まるのですが、私の場合は様々な手違いがあったため2度面接で落ちてしまい、3回目でクイーンズランド州立図書館の人事課でインターンが決まりました。

インターンシップで得たもの、学んだことはなんですか?

特に、2つのこと「何事も自ら学ぶ姿勢」と「誠実に働くことの重要性」を学びました。私は、人生で初めてのインターンシップだったため、わからないことばかりで、学べるものは全て学ぶと決めて、先輩社員から業務を教えてもらい、働く人の姿を観察して様々なことを吸収していました。 私の一生懸命に学ぶ姿勢が評価され、色々な仕事をいただくことができました。与えられた仕事は何があっても誠実にやり抜くと決めて、日々丁寧に誠実に業務に励んでいると、上司から「インターン生を受け入れて本当に良かった」と高い評価をもらうことができました。今では最高の財産になっています。

大学の授業、インターンシップ以外ではどのような活動をしましたか?

バスケットボール大会に出場しました。この大会は、グリフィス大学主催で行われるスポーツ大会の一つで、チームと個人で出場登録ができます。私の周りにはバスケができる選手がいなかったため、個人で出場登録し、同じように個人で出場登録していた4人のメンバーと即席チームを組み大会に出場しました。バスケットの考え方が日本とオーストラリアでは根本的に違い、カルチャーショックを受けたのを今でも鮮明に覚えています。


留学中、苦労したことは何ですか?

全部です。楽なことは何一つありませんでした。留学が始まった最初の3ヶ月は、何をするにしても、思いが伝わらない、文章が読めない、会話にならないことの連続で、眠れない夜が続きました。夜中に汗だくで飛び起きることもありました。しかし、寮に一緒に住んでいたルームメイトが勉強や生活面で親身にサポートしてくれました。本当に不安な日々でしたが、伝わらないなら伝わるまで話す、読めないなら読めるまで根気強く理解する努力をする、会話ができるまで何度も話し続けることを繰り返す中で、急激に成長することができ、挑戦し続けて良かったと思います。そして今思うと、一番苦労していたのは一緒にいたルームメイトだったかもしれません。(笑)

留学中、一番の出会いは何ですか?

留学中に出会った全ての縁です!本当に留学中にはたくさんの出会いがあり、励ましがあり、苦労があり、学びがありました。寮で一緒に過ごしたルームメイトや一緒にプログラムを頑張った60期のメンバーとは、今でもやりとりしています。私には留学の目的の一つに、「世界の人と友情の輪を広げる」ことがありました。そのため、ルームメイトや60期のメンバーとは、一生涯の友情を築こうと思い接していました。ありがたいことに、オーストラリアにいる友人とは今でもたまに連絡し、近況を語り合い、夢を語り合いながらお互いに励まし合っています!

一番成長したと思う事は何ですか?またその理由も教えてください。

「忍耐力」と「多様性を尊重できる人格」です!
本当に留学中は苦難の連続でした。特に私は英語力が低かった(留学して間もない頃はTOEIC450点)ため、何をするにしても上手くいかず、恥ずかしい思いをいっぱいしました。その度に「一歩ずつの挑戦を10年続ければ、必ず成長できる!まずは10年先を目指す!」と決めては、努力を重ねました。授業前には、授業スライドを全てノートに書き写し、人の話は全て盗み聞きをしてリスニングテストをしていました。(笑)「効率が悪い勉強方法だね」と笑われることも多々ありましたが、当時は努力量を増やすことに全力でした。その結果、どんな逆境にも屈しない忍耐力が磨かれたと思います。さらに、オーストラリアは非常に多国籍の人々が住む国だったので、いろいろな価値観、文化、ジェンダー、倫理観を体験し、意見交換をしました。初めは、自分とは違う価値観や意見に戸惑いましたが、今では違いを尊重し、相互理解するための努力ができるようになりました。

留学してご自身にどのような変化がありましたか?

何事も自ら声をかけてチャンスを掴むことが多くなりました。留学時は、本当に何をしても上手くいかないため、周りに頼りながら生活をしていました。助けを求めるには、自ら声をかけるしかありませんでした。そのため、困り事や自分が達成したいことがあるたびに、周りの人に助けを求め続けました。そうして自ら声をかける姿勢が磨かれていきました。現在は社会人として働く日々ですが、積極性が認められ会社で高い評価をいただくことができています。


就職活動では、IBPの経験は生かされましたか?

就職活動では、オーストラリアの経験をもとに学んだことを活かして選考や面接に臨んでいました。特にグループディスカッションでは、多様性を尊重する価値観を留学時に養うことができたおかげで、他者との議論の際の振る舞いが評価されました。さらに、面接では、海外経験を通じて学んだことと、自分が成し遂げたいことを掛け合わせて面接官に語ることができ、「ぜひ、一緒に働きましょう」と内定をいただくことにつながりました。

今後の目標、ビジョンなどを教えてください。

「世界をより良く変えるリーダーに成長する」ことが次の10年間の目標です。
この目標を設定した背景にはIBPプログラムを通じて成長した経験があります。当時の私にとっては、留学すること自体が「不可能への挑戦」でした。しかし、留学するチャンスを勝ち取り、語学を学び、世界を舞台に成長できたことは自分にとって大きな成功体験になりました。そして、「不可能を可能にする挑戦こそ」が自分を鍛え、人々に励ましを贈れる人間になれると実感しました。私にとって不可能への挑戦は「人々に希望を与えることのできる」ことであり、自分の生きがいでもあります。まず、今の職場で「いてもらわなくては困る人」になると決めて、お客様の成功に貢献できるように、自ら学び、考え、働いています。

これからIBP留学を検討している方に、メッセージをお願いします!

もし留学に行けるチャンスがあるなら、留学に挑戦してください!そして留学に行きたくてもいけない人のために学び、社会に貢献できる人材に成長してください。
IBPは学び実践の環境とサポートが整っています。ただ座学で語学を学ぶだけでなく、学部授業を通して専門性を身につけ、社会で実践する機会があります。留学は人生を大きく変えるチャンスがいっぱいあります。苦労もたくさんあります。その分成長や感動もたくさんあります。少しでも留学に興味があるならば、世界へはばたいてください。応援しています!私にできることがあればぜひサポートさせていただきます。もしまだ迷っているのであれば、オーストラリアに留学することをオススメします(笑)

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