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キャリア、ビジネス、IBPがよくわかる「GLOBAL INSIGHT」
ビジネス留学情報ブログ「GLOBAL VISION」
2020年
西原 憲治
KENJI NISHIHARA
出身校:慶應義塾大学 商学部
コース:ウエストミンスター大学
キャリア:大学生
留学期間:2019年5月〜2020年3月
インターン先:tangerine
内定先:日系大手商社(入社予定)外資系コンサルティングファーム

知への探究心を蘇らせたロンドンでの学びと経験

IBPプログラムを選んだ理由を教えてください。

語学研修・学部授業だけでなくビジネスセミナーやインターンシップが含まれているIBPプログラムなら、世界で活躍している社会人のお話を伺い、実際に海外で働いてみることを通して、自分が将来どのようなビジネスパーソンになりたいかのイメージを湧かせやすいだろうと考えたからです。また、修了生の先輩や友人に勧められたことも理由の一つです。

留学前はどんな準備をしましたか?

英語の学習や現地の情報収集を主に行いました。具体的には、IELTSのスコアを取得し、ロンドンについての情報を経済・政治・歴史・芸術・文化などの観点から整理していました。また、留学経験者の方々にお会いして心構えなども伺っていました。

留学先を選択した理由を教えてください。

「国際性を養い、グローバル人材としての素養(自信)を身に付けること」という留学目的を、世界屈指の国際都市ロンドンなら、自分が興味のある課外活動などを通して達成しやすいだろうと考えたからです。

研修地に到着した時の街の印象はどうでしたか?

一言では言い表せない混沌さを感じました。映画や雑誌でお馴染みのこれぞヨーロッパと言わんばかりの煉瓦造りの建物、有名通りに立ち並ぶ最新技術を導入したブランドショップ、寮付近の至る所で目に映るウォールペイント、そして何よりロンドンをロンドンたらしめている人種・民族の異なる人々、どこを見渡しても一貫性がなく不連続なのにそれでいて機能している街並みに、魅せられ、引き込まれ、時空を超えた感覚を抱きました。


キャンパス内の設備など、日本の大学と比べてどう違いましたか?

私が通っていたキャンパスはロンドンの中心地にあり、日本の大学と比べてコンパクトでした。セキュリティが日本よりも厳しく、図書館は24時間オープンしていることもあり、安心して快適に学習を進めることができました。

英語研修はどのような内容でしたか?

午前はリーディング・ライティング、午後はリスニング・スピーキングに重きを置いた授業が行われました。午前中に英語でのエッセイや論文の書き方を学び、午後にクラスメイトとグループディスカッションをするなど、学部授業を意識した構成となっていました。総じて、語彙力と文章構成力を鍛えることができましたが、密度はあまり高くありませんでした。

学部授業ではどんな科目を選択しましたか?

Accounting and Finance Fundamentals
Business Decision Making
International Trade and Finance Law

特に興味を持って取り組んだ授業を教えてください。

Accounting and Finance Fundamentalsです。英語で財務諸表を読む力は是非とも留学中に習得したいと思い履修しました。英語で会計を学ぶことに面白さを感じ、米国公認会計士の資格取得を考えるようになりました。

留学中に参加したサークルやアクティビティはありますか?

地域のハンドボールクラブでの活動に参加しました。

課外活動から得たものは何ですか?。

主体性と協調性を発揮できればグローバルな環境でもうまくやっていけるという自信を得ることができました。私が所属していたハンドボールクラブには20歳以上の年齢幅、15超の国籍のメンバーがいて、練習中には英語だけでなくフランス語・スペイン語・ドイツ語などが飛び交うこともあるなかで、言語や人種の違いを超えてクラブの一員として同じ時間を共有できたことは貴重な経験となりました。

コミュニケーション力向上のために努力したことは?

自分から積極的に笑顔で話しかけることです。自分の笑顔がどう見えているのか、よく寮の鏡で確認しながらイメージトレーニングをしていました。コインランドリーのおばちゃんにはいつも自分から笑顔で挨拶をしていたからか、割引してもらえることがありました。


インターンシップ先について教えてください。

社員40名程度が在籍し、スタートアップから有名企業まで幅広いクライアントのプロダクトデザインやインダストリアルデザインを担う、英国の国際的なデザインコンサルティング会社でインターンシップを行いました。

そこではどんな仕事を担当しましたか。

マーケティング部門での日本市場調査や翻訳などを主に任されました。新しい事業機会発見に向けたプレゼンテーションを行ったり、ロンドンの日本人デザイナーの方に協力してもらいながらウェブサイトの翻訳をしたり、その他様々なリサーチ業務に従事することで、新しい案件獲得方法や戦略立案プロセスへの理解を深めることができました。

インターン中、苦労したことはありますか?

任されるタスクの目的の明確化です。仕事を与えられる度に、期限はいつまでなのか、どの程度の質や量が求められているのか、自分の仕事が会社全体にとってどのような位置付けなのかを自分から確認する必要がありました。最初は英語でのコミュニケーション力不足から、会社が自分に何を求めているかが不明確でしたが、共通認識を取ることを意識し、自分の業務の目的を上司に逐一確認していくことで、相手のニーズに合ったアウトプットを出すことができました。

日本と現地のICCオフィスの対応について、感想を聞かせてください。

留学前からいつも素早い対応でありがたかったです。特に留学中には進路相談に乗っていただくなど、現地では本当にお世話になり、感謝の気持ちで一杯です。

就職活動で留学での体験はプラスになりましたか?

プラスになりました。留学での体験自体が評価されたことに加えて、留学中には自分を見つめ直す機会が増えたため、自分の人間性や価値観についてうまく表現できるようになったことが大きいと思います。

留学、インターンシップをどのようにアピールしましたか?

世界を股にかけたビジネスに携わりたいという主張の根拠として留学経験を活用していました。特にインターンシップは、将来のより具体化されたキャリアビジョンに直接影響を及ぼしていることを伝えていました。

留学をふりかえり、自分自身が変わったと思うところはありますか?

学ぶことにより貪欲になりました。「無知の知」とでも呼ぶのでしょうか、留学中に様々な場所で様々な人々と時間を過ごしたことで、未知の世界が限りなく広がっていることを実感しました。机上で得た情報を現地で実際に肌で感じることで、もっと知りたいと思うようになり、腐っていた知への探究心が蘇ったみたいです。

IBP留学を希望している人に向けて、アドバイスをお願いします。

自分を信じて挑戦してみて欲しいです。私自身、留学前はかなり迷いましたが、IBP留学に挑戦し、心から自分と向き合い、世界を見ることで、自分の可能性を信じる力を育むことができました。この体験はきっと人生の財産というか、ある特殊な経験として色濃く残り、今後の自分を形成していくのだろうと思います。是非、IBP留学で人生にスパイスをきかせてみてください。

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