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キャリア、ビジネス、IBPがよくわかる「GLOBAL INSIGHT」
ビジネス留学情報ブログ「GLOBAL VISION」
2020年
中川 礼子
REIKO NAKAGAWA
出身校:慶應義塾大学 文学部社会学専攻
コース:ウエストミンスター大学
キャリア:大学生
留学期間:2019年9月~2020年8月
インターン先:JETROリサーチ部門
入社先:監査法人トーマツ

帰国後のキャリアに繋がったJETROでのインターンシップ

IBPプログラムを選んだ理由を教えてください。

私は文学部でしたが、かねてから会計や経営学に興味をもっていました。当初考えていた交換留学では、文学部以外の授業を自由にとることが難しく、留学を悩んでいたところ、ビジネス系の授業を自由に受講出来てインターンシップもできるIBP留学に出会い、参加を決意しました。

留学前はどんな準備をしましたか?

IELTSの勉強に加えて、大学の授業の中でもアカデミックライティングやスピーキングの授業を受講して英語に触れる機会を増やしていました。

留学先を選択した理由を教えてください。

経営学の中でも組織心理学や組織行動論という分野に興味があり、これらの分野を一番学ぶことができるのがウエストミンスター大学だったので選びました。また、ロンドンの中心部にキャンパスがあり、立地の良さも魅力の一つでした。

研修地に到着した時の街の印象はどうでしたか?

到着したときはストリートアートが多く、芸術的なエリアだと思いました。実際、寮のあったShorditichというエリアはストリートアートや若者のファッションで人気が高いところだったので休日は近くのマーケットやお店に行くことができて楽しめました。

キャンパス内の設備など、日本の大学と比べてどう違いましたか?

キャンパス内の設備で不安なところはありませんでした。日本の大学に比べると、一つ一つのキャンパスが小さく感じられましたが、図書館などはかなり遅くまで空いていたのでレポートの溜まっている期間にとても重宝しました。私が利用していた「リージェントキャンパス」と「メリルボーンキャンパス」はどちらも駅からとても近く、ロンドンの中心エリアだったのでアクセスの面でとても便利でした。

英語研修はどのような内容でしたか?

マスター(修士)の取得を目指す、年上の留学生と共に一般教養科目を勉強しました。具体的には、倫理、人種問題、メディア、環境、法律等のテーマをペアワークやディスカッションを通して学びました。マスターを目指す生徒が多かったため、授業全体のレベルも高く、予習や宿題に時間がかかって大変でした。これらのテーマを学ぶのに加えて、グループ発表やエッセイ執筆などの課題もあったので学部授業の前に必要なスキルがこの期間でかなり身に付いたと思います。

学部授業ではどんな科目を選択しましたか?

組織心理学の授業二つと、会計財務の授業を選択していました。

特に興味を持って取り組んだ授業とその感想を教えてください。

どの授業も興味を持って選択したのですが、特に力を入れたのは「会計財務」の授業です。将来会計監査の業界に進みたいという気持ちがあったので、高いモチベーションをもって取り組むことができました。授業は午前中がセミナー形式の授業で、先週習った範囲の練習問題を解いて、他の生徒と答え合わせをしながら進めていきました。午後は、レクチャー形式の授業で大教室に移動し、毎回新しい理論を学んでいました。レクチャーの教授はとても熱血な方で英語も聞き取りやすく、分かりやすかったです。小テストが多かったので復習にかなり時間を割かなければいけないという大変さはありましたが、日本で全く会計をやっていなかった私でもついていけたので少しでも会計に興味がある方にお勧めの授業です。

留学中に参加した課外活動(サークルやアクティビティ)はありますか?

ヨガサークルに加入していました。

課外活動から得たものは何ですか?

期末試験やコロナがあり、途中で断念してしまったのですが、サークルで他の正規入学の学生と交流する機会が増えてよかったと思います。

コミュニケーション力向上のために努力したことは?

入学してすぐ行われた、ボートパーティで知り合った友人と遊びに行ったり、料理を作りあったりして話す機会を作っていました。また、新しいフレーズや使えそうなフレーズを事前にまとめておき、お店や旅行先で実際にアウトプットするように意識していました。

インターンシップ先について教えてください。

JETROのリサーチ部門でインターンをしていました。

そこではどんな仕事を担当しましたか?

記事作成2本(各900字、3500字)、翻訳業務(英国スタートアップ企業の紹介スライドを日本語に翻訳)を担当しました。

インターン中、苦労したことは?

政府系機関のため、内容に事実誤認がないよう、一文一文に厳しいファクトチェックが入るのが大変でした。信頼できる情報をもとにいかに主観を入れず、客観的な立場で文章を書けるかが求められていたので、大学のレポートとはまた違った慎重さが必要でした。

日本と現地のICCオフィスの対応について、感想を聞かせてください。

出発前は所属大学と渡航前の手続きで手間取った際にICC東京オフィスのスタッフの方々にお世話になりました。こちらの要望に合わせて柔軟に対応して頂いて感謝しています。
現地到着後は、現地オフィスのスタッフの方が身の回りの相談だけでなく、就活の相談にものってくださって本当に心強かったです。とても親身になってサポートをしてくださったので本当に感謝してもしきれません。

就職活動で留学での体験はプラスになりましたか?

海外留学生選考枠で就活できたのに加え、JETROでのインターンシップの経験がかなり強みになったと思います。

留学、インターンシップをどのようにアピールしましたか?

第一志望が監査法人のリスクアドバイザリーコンサルだったのですが、英語力があることに加えて、会計、ビジネスに関する理解があることが求められていました。そのため、留学先で英語力を向上させ、文学部所属でありながらも会計と組織経営について学んだことをアピールしました。また、インターン先のJETROリサーチ部門ではコンサルタントに必要なリサーチスキルや文書作成技術を身に着けることができたということもアピールしました。

留学をふりかえり、自分自身が変わったと思うところはありますか?

とても客観的に自分を見つめられるようになったと思います。いろんな価値観の人と接するうえで自分の行動や考え方の癖に気づくことができました。また、自分の得意なところを活かして周りにどんな貢献ができるのかを意識するようになったことも成長の一つだと思います。

IBP留学を希望している人に向けて、アドバイスをお願いします。

何か一つ具体的な目標をもって留学に臨むと現地に来た時の吸収力や行動力が変わってくると思います。私の場合、将来進みたい業界がある程度固まっていたので留学先では関連する授業やインターンシップを選択してイメージを膨らませていました。日本にいる準備期間中にいろんな方とお話してみて、自身の将来像を考えてみると留学中に何をするべきなのかわかってくると思います。

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