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キャリア、ビジネス、IBPがよくわかる「GLOBAL INSIGHT」
ビジネス留学情報ブログ「GLOBAL VISION」
2008年
山中 理恵
RIE YAMANAKA
出身校:フェリス女学院大学 文学部英文学科
コース:ベルビューカレッジ
キャリア:大学生
留学期間:2007年4月〜2008年3月
インターン先:Bellevue Children's Academy(小学校)
1985年生まれ、神奈川県出身。フェリス女学院大学文学部英文学科を卒業後、IBPプログラムに参加。大学在学中に小・中・高の教員免許を取得し、留学中に現地の小学校でインターンを行った。帰国後、TOEICのスクールに通いながら就職活動をし、リクルーティング会社の内定を獲得。2008年10月から勤務開始。

小学校でのインターンを通して、英語力アップだけが目的ではないことを実感

TOEICののスコアが、1年間で645点から825点に

BCでPaintingのボランティアをしました

BCの校舎

CaliforniaのDisney Land

Graduation Ceremony

Host Familyのお孫さんたち

ICCのBBQバーティー

Las Vegas

Space Needleにて

Talk Timeで出会ったMonica

インターン先のBellevue Children_s Academy

私の部屋です。専用のバスルームも付いています

到着して4日目で購入しました

IBP留学を決めた理由を教えてください。

ただ語学を学ぶだけでなく、英語を使って実務経験を積みたかったので、以前からインターンシップができる留学を探していました。実際に留学エージェントを何社か見てまわりましたが、ICCスタッフの方たちの温かさとプログラムの充実さに心を惹かれ、IBP留学を決めました。

プログラムの中からBCを選んだのは?

BCでは少人数制指導が行われているということを知り、個人に合わせた方法で指導が行われる点に魅力を感じました。他大学と比べて1クラスの生徒が少ない分、先生方との距離も近く、授業外でも先生とメールのやりとりを頻繁に行い、日本の大学とは異なったコミュニケーションを図ることができました。BCはコンピューターラボの施設が充実しているので、空き時間にはいつもラボでパソコンを使っていました。また、広い駐車場も完備されているので車で通えるといった利点もあります。

BCでの科目の中で、面白かった授業とその内容を教えてください。

1期目は、主に国際経済とビジネス英語に関する授業を履修しました。私はこれまでに経済に関する知識が全くといっていいほどありませんでしたが、この授業では一から学ぶことができ、ただノートを取る授業をするのではなく、ディスカッションやプレゼンなど多くまじえた授業を行いました。1期目中にTOEFLの合格点を満たしたので、2期目からは現地の学生にまじって授業を受けました。BCでは多種多様な授業を取ることができ、私はカスタマーサービス、中国語、チャイルドケア、ゴルフなどの授業を履修しました。中でも面白かった授業は、社会人教養講座のEveryday Idioms and Expressionsです。留学生を対象とした授業で、日常会話でよく耳にするけど分からない言葉やスラングなどを教わることができ、言葉だけでなく、アメリカの文化についても学ぶことができました。

苦労した課題などはありましたか?

とにかくプレゼンとレポートの量が多いので、毎回それをこなすのに苦労しました。特に1期目はまだ生活に慣れてないこともあり、毎日出される大量の課題をこなすことにとても時間がかかりました。日本の大学と異なり、授業内ではグループでのディスカッションが多く、授業外でもグループプレゼンの準備やレポートの作成などに多くの時間を費やしました。プレゼンでは毎回パワーポイントを使っていたので、留学前にそれに慣れておくといいと思います。

英語力はどれくらい伸びましたか?

留学生活を始めたときは全てが初めての経験で、何もかもが私にとって大きな負担でした。毎日ストレスがたまり、ホームシックにかかり、とても充実した生活が送れているとは言えませんでした。そこで私はこの留学生活を楽しく、充実したものにするために目標を決めました。まず具体的な成果を出すためにTOEIC800点突破すること、新しい単語や言い回しを1日5個ずつ身につけること、を決めました。そして多くの人々と接し、コミュニケーションスキルを身につけ、リスニング力とスピーキング力を向上させることも目標としました。普段の生活や、授業、ボランティア、インターンシップを通じて、幅広い年齢層の人々、多種多様な国の人々と交流し合うことができ、その結果、1年間でTOEICの点数を645点から825点に上げることができました。

インターン先はどうやって探しましたか?

父の友人がシアトルに住んでいたので、その方に紹介していただきました。私は以前から教育に興味があり、学校でインターンをしたいと考えていたのですが、運よく、その方の娘さんが通っている小学校で働かせていただけることになりました。

インターン先での具体的な仕事内容は?

インターン先のBellevue Children’s Academyは幼稚園と小学校が併設された私学で、レベルの高い授業が行われていました。私はその学校ではインターン生第一号だったので、自分で仕事を見つけていくといった部分もあり、毎日楽しみながら生徒と触れ合っていました。主な仕事内容は、毎朝、入口で生徒を出迎えることから始まり、受付で保護者の対応、パソコンを使って資料の作成や校長先生の秘書的な業務を行いました。またこの学校では毎週土曜日に日本語教室を開いていたので、先生のアシスタントとして生徒に日本語を教えていました。

小学校でのインターン体験で得たものはどんなことでしたか?

生徒が全部で220人ほどいて、多様な文化と背景を持っているので、さまざまな価値観を知ることができました。子どもたちと毎日接するうちに、彼らが発しているnonverbal messagesにも、徐々に気づくことができるようになっていきました。Time Management Skillも身につきました。短時間でより効率的に仕事を進めるために、毎日の仕事を「緊急性と重要性」の高いものからリストに挙げていくといった方法で仕事を進めました。この3ヶ月を通して、インターン体験は英語力をのばすことだけが目的ではないことを身をもって実感しました。

IBP留学を通して、ご自身にどんな変化があったと思いますか?

英語が使える企業で働くということを第一条件にし、就職活動を行いました。既卒で職歴なしというのは少し不利なような気がしましたが、効率的に就職活動を進めるために、スカウトメールを利用しました。外資系企業が集まるwebsiteに自分のresumeをアップして、それを見た企業が、私にコンタクトを取ってくるといったプロセスです。その方法で、今働いている企業と出会うことができました。始める前は自分がどんな仕事をしたいか具体的ではありませんでしたが、就職活動を進めていくうちに、何がやりたいかということと何がやりたくないかということまでが明確になっていきました。留学中でもとにかく情報を集めることは重要だと思います。日本に帰国してから就職活動を始めるのではなく、帰国前に企業研究や面接、セミナーの予約をすると、日本に帰ってからもスムーズに就職活動を進められると思います。

現在のお勤め先の会社に決めたポイントは?

2008年10月から、Executive Search and Recruitingを提供するCDSで働いています。事業内容は主にCEOレベルの方たちをヘッドハンティングし、クライアントに紹介するといったものです。私はHealth Care and Life Science部門で、Team Assistantとして主にTeam Leaderの秘書的な業務とTeam全体のサポート役を務めています。仕事内容は通訳、翻訳、リサーチ、スケジュール管理、Meetingのセッティング、書類作成、データの更新などがあります。社員の半数が外国の方で、80%英語を使う職場環境というのが大きな魅力で、この会社に決めました。上下関係も残業もなく、仕事も一から教えてもらうことができ、とても働きやすい環境です。なんといってもイベントが多いのも魅力的です。

今後の目標を教えてください。

今の会社で仕事を早く覚えることが当面の目標ですが、翻訳業務にも興味があるので、仕事をしながらスクールに通い、サイドビジネスとして翻訳の仕事もしていきたいと思っています。IBP留学の1年間で本当に多くの経験ができ、英語力が身についただけでなく、さまざまな国の人々とコミュニケーションを取る楽しさも知ることができました。日本ではなかなか経験できないホームレスの方々への配給のボランティアや、チャイルドケアセンターでのお手伝いなども体験することができ、さらに多くの経験をしていきたいと感じるようになりました。英語を通して、より多くの人とコミュニケーションを図ることが一生を通じての私の目標です。

IBP参加を考えている人へメッセージをお願いします。

英語が母国語の国に住む、ということだけで毎日が大きなチャンスだと思います。私は道を運転していて、見かけた看板で分からない言葉があったらメモを取り、後で辞書で調べたり、日本人同士でも新しく覚えた英語を教え合うといったことを心がけていました。最初の1期目は、生活に慣れることと大量の宿題をこなすことで精一杯だと思いますが、これを乗り越えることでTime Management Skillも身につけられると思います。この1年間で多くの人と出会い、本当に貴重な体験をすることができます。帰国して半年以上がたちますが、今でもホストファミリーや現地の友達、IBP生と連絡を取り合っています。自分の人生の中で、最高の1年間を楽しんでください。

*体験談の内容は寄稿時の情報です。

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