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キャリア、ビジネス、IBPがよくわかる「GLOBAL INSIGHT」
ビジネス留学情報ブログ「GLOBAL VISION」
2011年
金 秀禎
SUJOYN KIM
出身校:関西学院大学 総合政策学部
コース:ウエストミンスター大学
キャリア:大学生
留学期間:2010年4月〜2011年3月
インターン先:Think London(投資促進機構)
19回スカラシップ優待生に合格し、関西学院大学(総合政策学部)4年の時に休学して留学。Think Londonという投資促進機構でインターンを体験し、現地滞在中にボストンキャリアフォーラムに参加した。帰国後も精力的に就職活動した結果、三井住友銀行から内定を獲得。

インターン体験やボストンキャリアフォーラム参加により、金融業界で働きたい気持ちが明確になった

留学前からボストンキャリアフォーラム参加を決めていました

3人の誕生日が同じという共通点で、誕生日をチェコ、ハンガリーに旅行に行きました

非常に仲の良かったグループ。みな同じ寮に住んでいたので、良く遊びました。帰国前日に撮った写真

寮の学生たちが開いたハロウィーンパーティ

インターン先に唯一いた、年齢が近い男友達と

留学を決意したきっかけを教えて下さい。

大学2回生時に4ヶ月ほどカナダで過ごし、英語という世界公用語を母国語として当たり前のように話す人々を目の当たりにしました。それ以来、英語をただ学ぶだけではなく、一つのツールとして実際のビジネスシーンにて活かせるような一歩先のレベルにまで高めたいと思い、留学を決意しました。

ウエストミンスター大学を選択した理由は?

カナダ留学時にアメリカを訪れたことがあり、ヨーロッパには一度も行ったことがなかったからです。そして、自分自身の趣味であるサッカーを十分に堪能できる環境だったので、イギリス、そしてロンドンという土地に非常に魅力を感じました。

留学して、日本の大学と違いを一番感じた点はどんなところでしたか?

日本の大学の授業は教授からの一方的な授業が比較的多いものの、イギリスでは全授業がセミナーとレクチャーの2本立て形式となっており、レクチャーを通じて学んだ知識を、より少人数で構成されるセミナーによって落とし込むといった非常に合理的な構成になっていました。また、学生達の授業への参加姿勢が根本的に違っていました。レクチャー一つをとっても、ただ単に教授の話を聴くのではなく、学生達が常に積極的に授業に参加しており、時には学生同士の議論で1コマ終わってしまうこともありました。このような光景は、日本の大学では決して見ることのないものだと思います。

1年間の留学で達成しようと思っていた目標は?

誰よりもロンドン留学を有意義なものにし、学業はもちろんのこと、とにかく楽しむことを心がけました。帰国時には周りからも「あいつは、一番ロンドンを楽しんでたよ」と言われるように、悔いのない1年を過ごそうという目標を立てました。かけがえのない1年を、何よりもまず楽しむことにより、自ずと結果はついてくると信じていました。

特に役に立った授業はどんな内容でしたか?

「Global Markets」という授業です。学生はみな2、3回生で、レベルが非常に高かったため、最初は付いていくのに苦労しました。経済のグローバル化がかつてないスピードで進む中で、企業はどのような戦略を求められているのかを、実際のケーススタディを通じて学ぶといった形の授業でした。グループプレゼンやグループレポートが多かったため、すぐにグループ内の学生と仲良くなり、アカデミックなレポートの書き方や、プレゼンテーションにおいて注意すべき点など、ためになる知識を習得することができました。

留学中、勉強以外に熱中していたことは?

もっぱらサッカー観戦には夢中になっていました。現地クラブのメンバーシップにも入会し、暇があればスタジアムに赴き、そうでないときも、ビールを片手にパブで良く観戦しました。ロンドンには多くの地元クラブがリーグに在籍。各クラブ毎の歴史もあり、サッカー好きにとっては非常に魅力的な都市です。

インターン先について教えて下さい。

Think Londonというロンドン市公認の投資促進機構でインターンシップを経験。Asia Pacificデスクにて、主に日本と韓国の企業を担当し、実際にロンドンで投資を考えたり、ビジネスを始めようと考えている企業に対して、必要とするありとあらゆる情報を提供してきました。オフィスの物件情報、ロンドンでの人件費、ビザや会社登記の法律的問題など、クライアントの要求するものは多岐にわたり、その度に、リサーチを行って報告し、実際にミーティングにも参加し、通訳を行うこともありました。日本へ帰国後も、東京でのビジネスミーティングに通訳を兼ねて参加し、インターンシップという立場ながら、数多くの経験が積めました。

インターン中にどんな壁にぶつかりましたか。

ミーティングに参加すると、日本語でさえ聞いたこともないような専門用語が英語で飛び交うため、内容をあまり理解できずに終えてしまうことがありました。しかし、1度犯した過ちは2度と犯してはならないと思い、その後は、必ずミーティングの前に参加する企業や業界の予備知識を把握するように心がけました。

インターン体験によって得たものは?

クライアントは世界各国から来るため、社員の構成もダイバーシティに富んでおり、社内ミーティングを行う際に意見がぶつかりあうことが日常茶飯事でした。しかし、お互いの異なる考え方を敬遠するのではなく、むしろ尊重するといった風土に魅力を感じ、自分自身のこれからのキャリア形成において重要な軸を見出すことができました。

現地での滞在方法は?

Alexander Flemming寮に滞在しました。寮生活には数多くの思い出がありますが、キッチンで毎晩のように寮生と一緒にお酒を飲んだり、料理を作ったり、朝まで話し合ったりした思い出は忘れられません。非常にインターナショナルな寮だったので、世界各国の学生達と交流を深めることができました。

IBPの体験によって、価値観の変化などはありましたか?

インターンシップやボストンキャリアフォーラム参加を通じて、将来、自分自身がどのような環境で働き、どういったキャリアを築いていきたいかという点が非常に明確になりました。

ボストンキャリアフォーラム参加前は、どんな準備をしましたか。

ロンドンへ渡る前から、ボストンキャリアフォーラムには参加しようと決めていたので、半年以上前から過去参加企業のチェックやレジュメの準備を始めていました。日本語と英語のレジュメの作成、志望企業のエントリーシート作成を終えた段階で、少しずつ面接の準備を行いました。企業によっては事前に選考を行うこともあり、電話面接などを実際に行いました。

キャリアフォーラムでの手応えはいかがでしたか?

当日、会場に着いた時は、周りの学生のレベルの高さに圧倒されましたが、自分がやるべきことを行い、予想を上回る結果を得ることができました。一度にあれほどの数の大企業の社員と会う環境は他にはないと思うので、機会があればせひ挑戦してほしいと思います。

キャリアフォーラム参加後から就職内定までの経緯を教えてください。

キャリアフォーラム参加後、金融業界への興味が一層強くなり、インターネットを通じたエントリーを開始しました。留学中は、エントリーシートの提出やウェブテストなどを行い、面接などは帰国してから開始しました。その後、震災や様々な外的要因による紆余曲折はあったものの、無事、志望する金融業界から内定を頂くことができました。

就職活動の際、IBP留学が有利に働いていると思いましたか?

IBP留学は、間違いなく強みになると自信を持って言えます。IBP留学は、ただの語学留学ではなく、現地でインターンシップを行うことが最終目標であり、そのためにプログラムが合理的に構成されているので、英語力はもちろん、非常に濃密な1年を過ごせます。インターンシップを通じて得られる経験や知識は、他の学生にはないプラスアルファとして、就職活動の大きな武器になると思います。

新しい仕事に、留学やインターンの経験がどのように役立つと思いますか?

グローバルコースという3年目からの海外勤務を約束された採用があるのですが、そのためにTOEIC900点以上所有者を対象とした英語のスピーキングテストがあり、見事合格しました。1年間の留学とインターンシップの経験がなければ、おそらく合格はできなかったでしょう。ロンドンという人種の坩堝で培った経験は、数多くの業種の方々とのお付き合いがある銀行業務において、大いに活きてくると思っています。

IBP留学は金さんにとって、どんな意味があったと思いますか?

これからの人生において、大きなターニングポイントとなりました。数多くの出会いを通じて新たな価値観を自分の中に取り込み、自分の将来像がより具体的なものになりました。また、ロンドンという都市で得た世界中の友達はかけがえのないものであり、これからも連絡を取り合っていきたいと思います。

ICCのサポートについて感想をお聞かせください。

大変満足しました。日本では渡航前の情報収集やビザの申請、渡航後は現地ICCオフィスでのレポートの添削など、素晴らしいサポート体制が整っていると思います。特に、ボストンキャリアフォーラムや日本での就職活動の際にお世話になったカウンセラーの陽子さんには、本当に感謝しています。毎週のように行ったレジュメやエントリーシートの添削、そして面接の練習。時にはスカイプを通じて練習を行ったりもしました。その度に、的確なアドバイスをいただきました。ロンドンという未知の地において、非常に頼りになる存在でした。

夏に仲良くなったオランダ人の友達の家に、クリスマスに遊びに行きました

今後の展望や将来の夢を教えてください。

スタートラインにしっかり足をつけ、与えられた業務をしっかりとこなし、海外での勤務を終えた後には、投資銀行部門にて数多くのM&Aを手掛けるバンカーとして、「金秀禎」という名を世界中に轟かせたいと思います。

IBP参加希望者へのメッセージ、アドバイスをお願いします。

参加しようかどうか迷われている方には、ぜひとも参加していただきたいと思います。時間や費用など失うものもあるかもしれませんが、得られるものはその何倍もあると自信を持って言えます。大学の学部授業受講やビジネスレターや電話応対などのスキルの習得、現地でのインターンシップ体験は、学生や社会人問わず、満足できる留学プログラムであると思います。

*体験談の内容は寄稿時の情報です。

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