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2019年
Y. S
Y. S
出身校:神戸市外国語大学 外国語学部国際関係学科
コース:サンウェイ大学
キャリア:大学生
留学期間:2018年6月~2019年3月末
インターン先:Invest KL corporation / SamuraiWiFi Visondata Sdn.Bhd
内定先:専門商社

それぞれの人種や宗教が独立して共存するマレーシアで身につけた、好奇心と柔軟性

IBPプログラムを選んだ理由を教えてください。
IBPのプログラムの留学先は様々ですが、国に勢いがあり、文化的多様性に秀でたマレーシアがあったこと、そして語学力の運用能力を大学のハイレベルな教育、そしてインターンシップを通して高めたかったのが主な理由です。

留学前はどんな準備をしましたか?
現地の気候や治安、住む近くに何があるのか調べていました。
現地でしか得れない情報も多くありますが、国の特長や訪れたい場所を知っておくことで、現地の人に失礼のないようにしていました。加えて重要なのが英語の学習で、私は耳を鳴らすために英語のニュースを毎日ラジオで聞いていました。
マレーシアのような英語をツールとして扱う人が多い国ではスピード感のある英語や癖のある発音に慣れていないと少し最初は会話がしづらいかもしれません。

留学先を選択した理由を教えてください。
3つあります。
 1つ目はマレーシアという国がとても活力的な国であるということです。2020年までに先進国入りを目指しているので、国に勢いがありとても刺激的な生活になるだろうと考えていました。インターンシップでも現地の勢いは仕事環境に大きな影響を与えるだろうと考えていました。
 2つ目はマレーシアが文化的に多様であるという観点です。マレーシアは主に3つの人種で構成されており、それぞれ異なった文化を保持しており宗教もバラバラです。しかし各々が互いをリスペクトしています。マレーシアで異文化に、よりフレキシブルな人間になりたいと考えていました。
 3つ目は他の国と比べ圧倒的にリビングコストが安価だという点です。何か一歩踏み出すにもお金を一定かけないと実現しないことはあるので、自分で出費を予想し、行動範囲を狭める要因になってほしくはないと考えていたことも、マレーシアに興味をもった理由の一つです。

研修地に到着した時の街の印象はどうでしたか?
大都会でした。アジアの中でも先進国の部類に入っていることは知っていましたが、実際は想像以上の大都会ぶりでした。背の高い綺麗なビルが立ち並ぶ中、建設ラッシュも相次いでおり、大きな活気が感じられました。
気候は想定通りで、晴れているときは日差しが強く、雨は基本的にスコールで大量の雨が短時間に降ります。

キャンパス内の設備など、日本の大学と比べてどう違いましたか?
大学には大きな芝のフィールドがあり、日本にはなかなかない豪華な設備だったと思います。教室も広くて綺麗でした。何より自習スペースが大学の敷地内の屋内屋外共に沢山あり、学習環境としては素晴らしかったと思います。ただ一つ気になった点は冷房の効き方が日本と違って非常に強いところで、日本以上に体温管理に気を使った方がいいのではないかと思います。


学部授業ではどんな科目を選択しましたか?
私は日本で履修できなかった科目、自分の興味のある科目を履修しました。
映画学の授業では、様々なジャンルの映画のワンシーンに対してグループで意見をまとめ批評をしたり、映画撮影の技術を学び、グループワークを通して自分たちでショートムービーを作成するなど日本の大学ではなかなか味わうことのできない学問に積極的に触れる事ができました。
マーケティングの授業では様々な企業のそれぞれの広告戦略について学び、モノやサービスを売るために重要なことを考えながら自分たちでグループを作りオリジナルサービスを考案しました。ミクロ経済学の授業では世の中の市場の動きを体系的に学び、基礎的な内容で英語で新しい学問に触れる事ができたのは大きな収穫でした。
学部授業で何を選択するかは非常に重要であり、友人関係を築く重要な時です。友人関係で留学の質が大きく変わると行っても過言ではないと思います。一緒に夜遅くまで勉強したり、お互いのわからないところを埋めあい助けあうことで絆も生まれます。

特に興味を持って取り組んだ授業を教えてください。
映画学の授業です。
意見交換が盛んにおこなわれる中で、映画関係の未来を志している生徒や本当に映画や演劇が好きな生徒と交流する場が持てたのは貴重な経験でした。普段私たちが見ている映画の描写に隠れている作成者側の意図を知ることができたのもまた一つの学びで、私自身が映画が好きになったことで友人との話題も増えました。
全くに知らないものに触れる事は楽しい事でしたし、難しいと感じる場面もありましたが乗り越えた時に得るものは大きかったです。


留学中に参加したサークルやアクティビティはありますか?
現地の大学のドッチボール部に参加しました。インターンシップを早めに始めることになったので期間としては3ヵ月と短かったのですが、友人の繋がりが増えたことや新しい競技に挑戦できたこと、そして自分自身にスキルがないながらも全力でチームの戦力に加わり、試合で一緒に初勝利を得る事が出来た時の喜びを味わえたのはとても良い経験になりました。

課外活動から得たものは何ですか?
どのように馴染みのないコミュニティに溶け込み、自分の役割を確立するかを模索する力です。私の場合、経験のないスポーツで初めは覚える事や身に着けないといけないスキルが沢山必要でしたが、元々備わっていた自分の得意な部分を上手に活かしてチームの力になるにはどうすればいいのか、何を磨けばいいのかを考えていました。周囲の評価を基に自分に何ができて何ができないのかを判断し、自分のプレースタイルを追求することで組織の戦力になることができ、チームが試合で初勝利を収めた時はチームメイトから感謝の言葉を頂く事が出来ました。


コミュニケーション力向上のために努力したことは?
コミュニケーション能力向上に絶対に必要なものは好奇心だと考えています。
対人コミュニケーションの際、上手く会話を掴むときは内容の厚みは絶対必要でした。
日頃からニュースで世の中の流れを掴み、周囲の人がどんな事に興味があるのかにアンテナを張り続け、自分も同じような事柄について興味を持ってみるのは非常に大事なことです。他にも滞在している国について詳しくなること、そして文化や風習に好奇心を持ち続ける事は相手にも好印象ですし知見が広がります。ニュースに詳しくなったり、周囲の人との会話を思い浮かべ、「こんな事を話してみたいな」と考えながら好奇心をもって色々首を突っ込むのは非常に有力な方法だと思います。

インターンシップ先について教えてください。(1社目)
Invest KL Corporation (政府系機関・公共団体・その他)
Invest KL Corporationは、グローバル企業によるマレーシアのクアラルンプールへの投資の誘致、また促進することを重点的にとり行う政府機関です。企業のビジョンは、一部地域や世界に焦点を合わせている企業の誘致によって、マレーシアのクアラルンプールを世界で最も活発な投資先の1つとすることです。そのため、クアラルンプールを事業拠点として利用した上で、地域事業を構築し、アジアで戦略的に事業拡大を図るため多国籍企業に対し支援を行っていました。Invest KL Corporationは多国籍企業が国内外で競争力を高めるための税制措置の練り上げや、企業が新たなビジネスチャンスを見出す手助けを行い、県庁や政府機関と連携し活動しています。Invest KL Corporationはクアラルンプールでの事業立ち上げが簡便かつ、スムーズに行うサポートをしており、例に優秀な人材の確保、投資に関する助言拠点の移転補助の提供などが挙げられます。


そこではどんな仕事を担当しましたか?
日系法人向けの翻訳資料作成、商談会の招待レターの作成、アポイントメント取り、営業活動、在馬日系企業のリスト作成・情報アップデート、日系のベンチャー企業リスト作成をしていました。特に日系法人用の翻訳資料を作成する仕事では、ミスが許されないためプレッシャーがかかる業務でした。周囲に日本人の方がいなかったため、日本人としての責任感を感じながら業務に取り掛かっていました。 他に日系ベンチャー企業のリスト作りでは、有益なデータベースを残せるよう、130社以上の日系ベンチャーを見つけ、企業価値順や事業内容を記載し分類していました。 インターンシップがある日は午前中に留学先の大学の授業を受け、午後から夜に至るまで仕事をしていたこともありフルタイムのインターンシップではありませんでしたが、少しでも仕事がもらえるようにスピード感を持って、不透明なことは直ちに聞きだすように心がけていました。

インターン中、苦労したことは?
いろいろな仕事が与えられる中で、初めは単純な作業をいかにミスなく速くこなせるかを意識していましたが、膨大な量を任された時はとても苦労しました。そのため、できるだけ早く終わらせることを意識し、常に任せてもらえる仕事はないか模索しながら毎回毎回前のめりで色々な事にチャレンジしたいという意欲を出していました。
しかしインターン生であるが故に限られた範囲でしか行動をさせてもらえず、出席できないミーティングがあったり、仕事の幅が限定されていたりと自分の実力や信用の無さを痛感させられることはしばしばありました。
他にも予備知識が無いとできない理解できない内容や、スピード感のある英語についていくこと、上司にいきなり営業の電話をかけてこいと言われるなど、びっくりすることは沢山あったと思いますが忍耐力や粘り強さを身に着けることができ、社会の厳しさを学ぶことができたと思います。


インターンシップ先について教えてください。(2社目)
SamuraiWiFi Visondata(M)Sdn.Bhd (その他サービス)
SamuraiWiFiは、マレーシアで初のポケットWi-Fiレンタル事業を開始した企業で、マレーシアでは一番の知名度を誇っています。主にマレーシアから出国される方を対象に、空港やオフィスでポケットWi-Fiのデバイスを貸し出しを行っています。ポケットWiFiカバー率は130ヵ国を超えており、現在は翻訳機の貸し出しや旅行保険、JRのチケット、SUICAの販売も行っています。

そこではどんな仕事を担当しましたか?
自社製品の新規開拓営業、会社の広告作成・宣伝活動、社長補佐役(ミーティングのアポイント取りや契約書の資料翻訳等)を行っていました。 新規開拓営業では、他の企業に、飽和市場の一商品である自社製品をいかに売り込めるかという点に困難が伴い、自社の商品を知ってもらうため、フォローアップの電話や他企業のオフィスに足を運んでいました。一度築いた人脈を大切にすることで、色々な関係者からアイデアをもらい商品を色々な方に紹介できる機会を増やすようにしました。広告作成では、競合他社と差別化を図るため自社のサービス面を消費者視点から見直し、自社の事業をより良く知ってもらうため、会社のコマーシャルを合計2本作成しました。私自身が動画に出演し、自社のサービスをよりよく知ってもらうための原稿を考え、視覚的にも訴える内容にするためデザイナーの方や多くの方々からの協力も頂きながら動画を作成しました。宣伝活動の中では、ショッピングモールで開催されたフェアでプレゼンテーションを行い、自社のサービスを宣伝すると共に、自社のイメージでもあるサムライの袴を着て、社外の方々やお客様との間にコネクションを作り、自分の会社を懸命に宣伝していました。

インターン中、苦労したことは?
自社製品の新規開拓営業です。大学のマーケティングの授業で学んだこと思い出しながら、どうすればニーズがあるところに特定の商品を売っていけるかと考えるのは楽しいですが、一企業に買って頂くというのは実際ははるかにシビアなものでした。
どこ売ればいいのか、どのように電話でアプローチすればいいのか、相手側のメリットは何か、と考えながら必要であればオフィスまでいってお話し、そこで相手のニーズや他の潜在顧客を発見する機会を見つけだす、ということをしてましたが、なかなか販売先を見つける事はできませんでした。しかしこのような能動的な姿勢を取り続けることで何か新しい事ができそうになったとき、仕事がすごく楽しいと思えるものだと実感しました。

日本と現地のICCオフィスの対応について、感想を聞かせてください。
非常に手厚いサポートをしていただきました。特に現地では潜在的な危険がありそうな情報を即時に通知して頂けたので心強かったです。
他にも私生活の悩みを聞いていただけたり、ビジネスセミナーを定期的に設けてくださったりと色々な面で助けていただけました。

就職活動で留学での体験はプラスになりましたか?
プラスに働いたと思います。語学力の向上はもちろんのことですが、大学生活、日常生活含む異文化交流の経験やインターンシップの経験は他の学生に比べ差別化できたと思います。


留学、インターンシップをどのようにアピールしましたか?
留学では大学のグループワークや部活動の経験を活かして、自分に積極性があることとチームに奉仕する精神があること、そしてインターンシップの経験では語学力をアピールしながらも、困難をいかにして乗り切ったのかを具体的に説明しました。「一度こういう風に働いてみてこんなことが楽しく思え、そこにやりがいを感じました。」というように働いてみた経験に基づくエピソードを盛り込み志望動機に繋げることができると説得力のある説明ができると思います。

留学をふりかえり、自分自身が変わったと思うところはありますか?
留学やインターンシップを終え、語学力の向上は勿論の事、自分はどんな働き方が合っているのかを知ることができました。海外の一会社の経験で自分に何が足りていないのかもハッキリしますし、良い意味で自分の実力を知るきっかけになりました。
異文化理解力が磨かれたことも間違いありません。マレーシアは多様な文化が混同し成り立っています。一人の日本人として特有の文化に興味を持ちながら生活していると、他の国では経験できないような体験ができ、これから様々なバックグラウンドを持つ人間を関っていく中で必要不可欠な知識や思考の柔軟性が身についたと思います。異国の文化や習慣に対する好奇心を持ち続けることは現地の人からからみても好印象ですし、人と関わる上で本当に大きなアドバンテージになりました。
そして何よりも人との繋がりを今まで以上に大切にしようと思うようになりました。
大学の友人や教授、職場の人たちなど1つの繋がりが他の場面で活きてくる経験をし、大きく自分の背中を押してもらえた場面があったからです。一人一人との出会いを大事にして生きていくことで得をするのは日本でも海外でも同じであることを再学習できたと思います。

IBP留学を希望している人に向けて、アドバイスをお願いします。
IBP留学は周囲の学生に比べ、大きな経験が手に入る一皮むける良いプログラムです。自分は国際社会の中でどんな人間か、どんな仕事がしたいと思うのか、数か月ですがこれらを感じることができます。現地の大学でも優秀な学生との交流が生まれ良い刺激になることは間違いないと思います。是非とも貴重な経験を手に入れてみてください!私は個人的にマレーシアを強くオススメします。


*2019年10月時点での情報です
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