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キャリア、ビジネス、IBPがよくわかる「GLOBAL INSIGHT」
ビジネス留学情報ブログ「GLOBAL VISION」
2018年
中南 佑理
YURI NAKAMINAMI
出身校:早稲田大学 文化構想学部
コース:ウエストミンスター大学
キャリア:大学生
留学期間:2017年09月〜2018年09月
インターン先:Janet Thurston Agency(ファッション・アート)

ファッション業界では体力と頭の回転の速さ、臨機応変な姿勢が大切

IBPプログラムを選んだ理由を教えてください。

グローバルに活躍したい!という将来像につながる留学プログラムを探していました。IBPプログラムでは、大学での授業に加え志望業界でのインターンシッププログラムが組まれているため、理想の働き方を見つけながら、自分への自信をつけられると思ったからです。

留学前はどんな準備をしましたか?

イギリスが舞台の映画をたくさん見て、意識を高めました。

留学先を選択した理由を教えてください。

ファッションやアートの中心地で学びたかったからです。ウエストミンスター大学はファッション学部が世界的にも有名であるし、美術館や舞台などにも恵まれているので、充実した毎日を過ごせそうだと思いました。また多国籍の人が共存しているので、一つの都市にいながらいろんな文化に触れられることも刺激的でした。

研修地に到着した時の街の印象はどうでしたか?

ロンドンと言えばビッグベンなど歴史的な建築物で埋め尽くされているようなイメージでしたが、寮の近くはそのようなイメージとは真逆でまず驚きました。イーストロンドンはカルチャーの中心地で、街中がグラフィティアートで埋め尽くされていました。お洒落なお店もたくさんあって、1年いても絶対飽きなさそう!とわくわくしました。


キャンパス内の設備など、日本の大学と比べてどう違いましたか?

語学プログラムで通ったキャンパスは、ショッピングの街オックスフォードサーカスにあるので登校のたびに誘惑がたくさんありました。お昼休みは毎回コーヒーを飲みに新しいカフェを開拓していきました。設備で驚いたのは入館が厳しいことです。学生証がないとなかなか出入りができません。アート系学部のキャンパスはお洒落で毎回テンションが上がりました。またパソコンにはPhotoshopやIllustratorなどのソフトがついていて無料で使うことができました。

英語研修はどのような内容でしたか?

正しい発音の授業から、リーディング、ディスカッション、エッセイなど学部授業に向けての基本を学びました。特にエッセイの書き方は厳しく指導していただいたので学部授業期間に大変役に立ちました。

学部授業ではどんな科目を選択しましたか?

Global Fashion Retailing Figure Drawing Contemporary Fine Ideas & Forms

特に興味を持って取り組んだ授業を教えてください。

Global Fashion Retailingです。ファッションブランドのビジネス戦略について学びました。基礎を学び終わった2年生対象の授業だったので、参考文献を読んで知識を補いました。半分は先生によるレクチャー、半分はグループワークで、私のグループはイギリスのブランドMulberryの調査と発表をしました。5人中4人がイギリス人で、聞き取れないことが多くどうなるかと思いましたが、アジアのセクションを任せてもらったり、日本の情報を伝えたりすることでチームワークを築くことができました。フィールドワークでオックスフォードサーカスの店舗をまわったのもいい経験です。友人とお買い物感覚で楽しめました。

IBPビジネストレーニングはいかがでしたか?印象に残っている内容と感想を教えてください。

CV(英語の履歴書)やカバーレターの書き方、そしてインタビューの練習はインターンのインタビュー時に大変役に立ちました。印象に残っているのは、ビジネスの場で初対面の人と話を弾ませる練習です。重要でないようにみえて、特に英語を使って働くうえで必要不可欠なものは豊かな会話力なのだと学びました。

留学中に参加したサークルやアクティビティはありますか?

ダンス教室や美術館、ミートアップに通いました。 また冬休みに1週間、ロンドン芸術大学でドローイングのショートコースを受講しました。


課外活動から得たものは何ですか?

不特定多数の人と楽しむことができる会話力とクリエイティビティ。 週1回通っていたダンス教室は、初心者からプロの方が同じレッスンを受講していたので、先生以外とも自己紹介をしたりダンスの技のことで話したりと刺激的でした。ロンドン芸術大学では、100 Drawing Projectという授業を受講したのですが、日本とは全く異なった方法でドローイングを学ぶことができました。

コミュニケーション力向上のために努力したことは?

どこに行っても周りの人に話しかけること。 生活をしていて知らない人から突然話しかけられる機会が増えますが、受動的なままでは限界があるので、積極的に会話の機会を増やすことを心掛けました。はじめは些細なことからです。例えば、カフェで大量のドリンクを1人で頼んでいた人がいたら、「何人分なの?」と話しかけたりしました。ちなみにこのときは会社の会議が行われるから20人分で、夏の暑い日なのにクーラーが壊れたから全員キンキンのスムージーを求めていることなどを教えてくれました。笑


インターンシップ先について教えてください。

現地のファッションセールスエージェンシーでインターンシップをしました。事業内容は担当している7つのブランドからサンプルを受け取って、それらを展示会などを通しての300ものバイヤーにセーリングするというものです。上司は主に4人の小さな会社でした。当初は2か月間の予定でしたが、1シーズンのビジネスの流れをすべて経験したいと思ったので帰国日をずらし、3か月間働きました。


そこではどんな仕事を担当しましたか?

私の仕事は、主にバイヤーごとの資料整理や招待状などの資料制作、展示会での在庫確認やプライシング(1000着ぐらいの服を箱から出して値段をつけること)でした。それに加えて、上司のごはんや備品の買い出し、ポスト投函や掃除など、雑務はすべて私の担当でした。いわゆるスーパーパシリさんです。笑

インターン中、苦労したことは?

毎日与えられる10個ほどの仕事に優先順位を立てて上司が必要な時に必要なものを用意することに苦労しました。特に展示会期間中、前日に社長からたくされた仕事を、他の上司それぞれに指示を出さなければならないときがあり、優先順位の複雑さと仕事量の多さから分担しきれずパニックになってしまいました。ファッション業界では体力と頭の回転の速さ、臨機応変な姿勢が大切なのだと学びました。

日本と現地のICCオフィスの対応について、感想を聞かせてください。

日本のオフィスには、渡航前に開催されていたイベントや、手続きに関する迅速な対応を通して、非常にお世話になりました。留学を決意したのがギリギリだったので直前まで不安なことだらけでしたが、IBPの先輩とお話する機会を作ってくださったおかげで、無事に準備を進めることができました。現地のオフィスには特に精神的にサポートしていただきました。留学先にいつでもなんでも相談できるお母さんのような存在がいることは大変心強かったですし、ホームパーティーやご飯会など楽しい思い出がたくさんあります。

留学前、留学中そして帰国後にIBPキャリアサポートをご利用された場合は、その感想を聞かせてください。

留学中にエントリーシートの添削をしていただいたおかげで、その後の就職活動をスムーズに進めることができました。特に締め切りが数日後の場合にメールで優先的に対応してくださった時は大変助かりました。

就職活動で留学での体験はプラスになりましたか?

意思をもって留学に行き、経験したことはもちろん評価されました。また留学経験を通して考えた理想の働き方と生き方は、就職活動の軸になりました。

留学、インターンシップをどのようにアピールしましたか?

ビジネスで使える英語力をアピールする際にインターンシップの経験は役に立ちました。 また、海外でインターンシップというのは貴重な経験なので、他にアピールすることがあったとしても、なぜ海外でインターンシップをしたのかとそこから学んだことはよく聞かれました。留学の目的と自分の成長を整理して話すことで、人間像を深く知ってもらえると共に、目的に合わせた行動力というのもアピールできると思います。

留学をふりかえり、自分自身が変わったと思うところはありますか?

自分は自分だと割り切って生きるようになりました。そもそも私の留学の目的は将来の夢と理想の働き方を見つけることでした。当時ファッション業界は働くべきではないという周りの意見が気になって、就職活動に向き合えないでいたからです。ロンドンは特に隣の人と国籍も言語も文化も違うのが当たり前なので、価値観の全く違うたくさんの人に出会うことができます。スペイン人の友達は「好きなことより稼げる仕事!」というのに対し、イギリス人の友達は「好きなことやらないで誰の人生?」というような感じです。結果的に私は、誰に聞いても違う答えが返ってくるのだから、自分が納得できる生き方を選ぼうと考えるようになりました。今はやっぱり夢に向かって、でも稼ぎながら働く!というのが理想です。

IBP留学を希望している人に向けて、アドバイスをお願いします。

将来につながる留学を求めるならIBPだと思います。語学授業、学部授業を経て実際に現地で働いてみる、このステップアップを強制してくれる留学は他にはありません。笑 しかしこれ以上に留学ではいろいろなことが起こります。それを吸収できるのも若ければ若いほうがいいし、思い立った時がやり時です!自分のことをよく知っている家族や友人、慣れ親しんだ環境を離れたからこそ見えてくる自分と向き合ってみませんか。

*体験談の内容は寄稿時の情報です。

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