出願手数料無料!大学公認エージェント
オーストラリア大学留学ブログ最新情報

ファンデーションコースと学部の違い【学生ライターゆうか】

学生ライター丸山優果さんとは?

丸山 優果 (Yuka Maruyama)

高校2年生のときの1週間のゴールドコースト語学留学をきっかけに海外大学進学を目指す、日本の高校を卒業後、2020年10月に日本人が少ない南オーストラリア州・アデレードのEynesbury Collegeのファンデーションコースに入学するが、コロナ渦で渡航できずオンライン留学。2021年7月からアデレード大学でメディアとコンピュータサイエンスのダブルディグリーを専攻。2021年12月に念願のオーストラリア渡航を果たし、現在念願の対面で受講中。

 

こんにちは、現在南オーストラリア州のアデレード大学に留学しているゆうかです!本日は、ファンデーションコースと学部の違いについてお話していきます。私は、日本の高校を卒業して、2020年10月にEynesbury Collegeのファンデーションコースに入学、2021年6月卒業、そして同年7月にアデレード大学学部課程に入学しました。今日はファンデーションコースと学部を比較していきます!

 

1.Eynesbury College ファンデーションコース

1.ファンデーションコースとは?

日本の普通科の高校を卒業した人たちであれば、オーストラリアの大学学部に進学する前にファンデーションコースやディプロマコースなどを経由する必要があります。ファンデーションコースは、オーストラリアの高校生たちが学ぶ内容をメインに学ぶコースで、数学などはすでに日本の高校で習っていた内容などもあります。簡単そうに聞こえるけれども、日本の高校とは違ってすべて英語で学ぶので専門用語などがわからず、私はファンデーションコースのときもかなり苦労し、たくさん勉強しました。また、ファンデーションコースの最終試験の結果で志望する大学学部のコースに進学できるかどうかも決まります。

 

2.履修していた科目

これは学校によりますが、私が通っていたEynesbury Collegeでは全員6科目履修していました。3科目は全員必須科目で、残り3科目は大学学部で学びたいコースに合わせて選択科目でした。私はコンピュータサイエンス専攻志望していたので、ITや数学の授業を取りました。数学のレベルはそんなに高くないものの、すべて英語で学ぶので日本語ならわかるような用語が英語では言えず、1つ1つ調べて数学やIT関係の単語をたくさん学べた期間でした。また、英語でレポートやエッセイをIELTS以外では書いたことがなく、書き方を1から学ぶことができ、その学んだことは今大学学部でもとても役に立っています。

  • Language and Communication (必須)
     エッセイやレポートの書き方などを学ぶコース。
  • International Studies (必須)
     エッセイの書き方を理解したうえで、いろんなエッセイやレポートを書くコース。
  • Clear Thinking and Logic (必須)
     論理を学ぶコース、日本でない科目。
  • Mathematics (選択)
     数学を学ぶコース。
  • Additional Mathematics (選択)
     数学を学ぶコース。Mathematicsより1ステップ難しい数学を学ぶコース。
  • Information Technology Studies (選択)
     ITの理論や基礎のHTMLやPythonを学ぶコース。

ファンデーションコースのオンラインクラス

 

3.留学生だけ&少人数

ファンデーションコースは留学生向けのコースで、私が通っていたEynesbury Collegeの10月入学の学生はたったの20人以下で、オマーン、中国、ベトナム、マレーシア、香港、サウジアラビアなど多国籍な学生たちが集まっていました。ちなみに、日本人は私一人だけでした。人数が少なかったからなのか、みんな仲良しで授業後は一緒にオンラインゲームをしたり、チャットをたくさんしたりなどもしていました。ファンデーションコース10か月間すべてオンラインで終わってしまいましたが、ありきたりなオンライン授業とは違って毎日がとても楽しかったです。今でも休みが合えば、みんなでお出かけしたり飲みに行ったりしています。そしてファンデーションコースのときの先生方とも今でも仲良く、お茶したり引っ越しするときに手伝ってもらったりして頂いています。オンライン留学でしたが、Eynesbury Collegeに通った時期はとても濃かったです。

ファンデーションコースのときのクラスメイト達とキャッチアップ

 

2.The University of Adelaide Bachelor of Media with Bachelor of Computer Science(学部課程)

1.学部課程とdouble degreeとは?

学部課程は日本でいう4年制の大学です。オーストラリアの多くのコースでは3年制になっており、double degreeの場合は4年制になることもあります。これは留学生向けのコースではなく、オーストラリア人も混じった大学になるので突然レベルがアップします。留学生だから英語力が乏しいなどの特別扱いはもちろんなく、英語力がちゃんとある前提で授業が進むので最初授業を受けるときはかなり戸惑い大変だと思いますが、やっと自分の好きなことが学べるので楽しいです。現在学部課程ではdouble degreeといって卒業時に2つの学位が取れるコースをやっています。私の場合、UI/UXデザイナーや開発者になって研究することが夢でUI/UXはプログラミングもデザインも含まれています。なので、両方を学ぶことができるdouble degreeを選択しました。まだ将来何をやりたいのかはっきりしてなかったりやりたい分野が2つのことが融合しているものだったりしたら、double degreeはおすすめです。

 

2.Mediaって何をまなぶの?

メディアと一言で言っても幅広い分野でメディアという言葉が使われています。ジャーナリズム、デザイン、映画、動画、写真、ソーシャルメディア、VRなどいろんなことを学ぶことができます。AdobeのソフトウェアやVRで使われるUnityなどのソフトウェア、基礎的なプログラミング知識などを学んだりします。私はデザインとVRをメインに授業を取っています。毎週授業前にたくさんのページの教科書を読まなければいけず、これもかなり大変です。私はエッセイやレポートを書くことが得意で好きなので特に課題は困っていませんが、エッセイやレポートを書くことが苦手な人たちにとっては苦痛だと思います。。。

 

3.Computer Scienceって何を学ぶの?

コンピュータサイエンスはプログラミングやコンピュータサイエンスの論理を学びます。今ところ教わったプログラミング言語は、Python、C、C++、JavaScript、Vue、HTML、CSS、MATLABなど、、、たくさんの言語を学びました。私はC++が一番苦手で追試を受けてようやくPASSしました。。。課題もかなり多く、毎週プログラミングの課題が出ます。それがとても大変で、試験週間でもないのに朝から夜までずっとプログラミングをしているのが当たり前です。

 

4.どっちが簡単?大変?

私は最初メディアは簡単と甘く見ていた(笑)んですが、エッセイやレポートはプログラミングと違って答えや求められているはっきりとしたアウトプットがないので、いい成績(HD 85-100)を取るのが難しいです。しかしプログラミングがとても得意ではない限りコンピュータサイエンスでいい成績を取ることも難しいです。なのでどっちが楽とか大変とかはなく、文系だろうか理系だろうか当たり前だけど勉強を頑張らなければいけないという結論に至りました!(笑) 

朝から夜中まで大学で勉強。睡眠がまともに取れず大変な試験週間。

 

最後に

いかがでしょうか。ファンデーションコースと学部の違い、そしてメディアとコンピュータサイエンスについてのお話を楽しんで頂けたら幸いです。次回は、オンライン授業と対面授業の違いやメリットデメリットについて紹介します。また次の記事でお会いしましょう!

もっと詳しくアデレード大学について知りたい方はこちらからお気軽にご連絡くださいアデレード大学に関するページはこちら