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バイト【学生ライターゆうか】

学生ライター丸山優果さんとは?

丸山 優果 (Yuka Maruyama)

高校2年生のときの1週間のゴールドコースト語学留学をきっかけに海外大学進学を目指す、日本の高校を卒業後、2020年10月に日本人が少ない南オーストラリア州・アデレードのEynesbury Collegeのファンデーションコースに入学するが、コロナ渦で渡航できずオンライン留学。2021年7月からアデレード大学でメディアとコンピュータサイエンスのダブルディグリーを専攻。2021年12月に念願のオーストラリア渡航を果たし、現在念願の対面で受講中。

 

こんにちは!アデレード大学で勉強しているゆうかです。本日は、オーストラリアでのバイトの見つけ方や履歴書の書き方について私の経験を基づいてお話していきます。私は、オーストラリアに渡航してきたときからずっと同じところ、台湾料理店で働いています。日本人は私1人だけで、台湾人、マレーシア人、フィリピン人、ネパール人など国籍豊かなバイト先についても紹介します!

 

1.バイトの見つけ方

オーストラリアでは日本と違ってバイトを見つけるためのサイトがあまりなく、会社のホームページから直接申請フォームを送ることが多いです。しかし、私の経験上、この方法だと返信率が低かったり採用されない可能性が高かったりします。今のバイト先との出会いは、Facebookの仕事を見つけるためのグループでした。Facebookのグループ機能に、「Adelaide job」などで検索するとたくさんのグループが出てきます。そのグループに参加して、自己紹介、やりたい仕事、働ける日程などを投稿したら、数時間内で5件以上のコメントやメッセージが来ました。今のバイト先の店長さんも私の投稿を見てコメントしてくれ、偶然店長さんのレストランが私の住んでいるところの近くで、意気投合したのが働き始めるきっかけでした。本当は履歴書(CV)提出、面接、そしてトライアルなどの手順を踏んでから働き始めるのが普通なのですが、私の場合はいい意味で少し違いました。オーストラリアでは、トライアルといって実際に契約して働き始める前に試しで3時間ぐらい働くことが多いです。上司がそのときに労働者の働きぶりを見て、採用するかどうかを決めます。私も一応トライアルをやりましたが、トライアルの前から採用が決まっていたようなものでした。
私の友達の中では、直接お店に行って履歴書を配ってバイト先を見つけた人も多いです。日本だと考えられないかもしれませんがオーストラリアでは普通なので、勇気を出してみて直接お店に行くのもお勧めです。また、働き始める前にオーストラリアの最低賃金、土日祝日に働く場合の手当などの確認も忘れないようにしてください。これらは定期的に変わるので、Workforce Australiaというオーストラリア政府の労働関係のホームページからチェックすることをお勧めします。

 

2.履歴書(CV)の書き方

日本では、100円ショップなどに行けば履歴書が売っていて、それを購入して書いてバイト先に提出することが多いと思います。しかし、オーストラリアではフォーマットのようなものがなく、自分でMicrosoft Wordなどを使って作ることが多いです。テンプレートは、インターネットで検索すればたくさん出てくるのでそれらを参考して作るといいです。日本とはかなり違うので、最初は少し手間がかかるかもしれませんが、慣れた今、私はオーストラリアの履歴書(CV)のほうが自由で自分の個性が出しやすくて好きです。

 

3.Moon Bear Dumplings Coでキッチンハンド

Moon Bear Dumplings Coという台湾料理店でバイトを始めて半年以上経ちました。キッチンハンドとしてお店に出す料理の下準備をしたり、皿洗いをしたりなどしています。私のバイト先は、レストランの名前通り餃子が看板料理であり、毎週金曜か土曜に具材だけで48kg超え、全部で5000個以上の餃子を作っています。働いている人たちの年齢層は幅広く、国籍も豊かで楽しく働いています。日本人は私一人だけなので、私からすれば100%英語でコミュニケーションを取っています。海外で英語でバイトをしてオーストラリアドルで稼ぐという経験は本当に貴重で、初めてオーストラリアドルで給料が入ったときの喜びは今でも忘れられません。

Moon Bear Dumplings Coの看板料理、台湾餃子

4.Bobibaoでバリスタ・バーテンダーとしてのステップアップ

最近、Moon Bear Dumplings Coの店長が新しいBobibaoというカフェをオープンしました。Moon Bear Dumplings Coで一生懸命に働いていた甲斐があり、店長さんは私をバリスタ・バーテンダーとして推薦してくれ、その新しいカフェに移してくれました。バリスタもバーテンダーも未経験なので人に出せるコーヒーはまだまだ作れませんが、キッチンハンドとして働きながら、お店が忙しくないときや閉店後などの時間を使ってBobibaoのバリスタからトレーニングを受けています。また、オーストラリアではお酒を提供するところで働く場合は、RSA(Responsible Service of Alcohol)という資格が必要です。その資格も店長の受け持ちでオンラインで勉強して取得しました。実は、オーストラリアでバリスタやバーテンダーとして働くのが憧れでしたが、未経験歓迎のところはかなり少ないのであきらめていました。しかし、一生懸命に働いていたおかげでこういう機会がもらえて、バリスタとしてのトレーニングを受けています。なので、カフェなどでキッチンハンドや皿洗いとして働き始めてもバリスタとして働ける可能性は十分にあります!まだ正式なバリスタではないので、トレーニングを頑張って正式なバリスタになってお客様にコーヒーを出す日が本当に今から待ち遠しいです。

Bobibaoの人気メニューのBao

 

最後に

日本でも大手スーパーマーケットで働いたことがありますが、私は生まれつき耳が聞こえなくてバイト先を見つけるのに苦労しました。また、仕事内容もかなり限られていましたが、オーストラリアでは耳の障がいで限界を感じることがなく、頑張れば頑張るほど結果が出る(人に恵まれたのもかなり大きい)ので私はオーストラリアで働くことに気に入っています。アデレードに訪れたときは、ぜひMoon Bear Dumplings CoとBobibaoに寄ってみてください!

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