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オーストラリア留学は社会人にもオススメ!社会人が留学する時の費用やキャリアにも活かせる留学プランとは?

学生だけでなく社会人にも人気のオーストラリア留学。ある程度社会経験を積んだ後に、キャリアアップを目指してオーストラリアの大学・大学院への留学に挑戦する方も多くいます。この記事では実際の体験談をもとに、社会人がオーストラリア留学を選ぶ理由や費用面について詳しく解説します。

 

オーストラリアに留学する社会人は多い?

オーストラリアは世界中から人気を集める留学先ですが、実は学生だけではなく社会人の留学先としても人気の国です。その理由をピックアップすると、以下のとおりです。

・世界的にも教育水準が高い
・実務に役立つ専門的なコースが充実している
・治安が良く暮らしやすい
・学生ビザは学びながら働くことができる
・学位を取得できれば、現地で働くチャンスを得られる。

大学卒業後、電子部品商社に5年間勤務。その後、クイーンズランド工科大学院に進学したSさん。

気候が良く安全でフレンドリーな人々が多いオーストラリアは、住みやすそうだと思いました。
教育水準が高く留学生の受け入れ実績も豊富なので、留学後のサポートが充実していることもポイントです。
中でも魅力的だったのは、卒業後に2年間の卒業ビザで現地で働ける点です。
私の目標の一つは、海外で働くことだったので、このビザを取得する事が自分の目標を達成する方法の一つと考えました。

社会人8年目で勤務先の留学制度を利用し、マッコーリー大学院にMBA留学を実現したMさん

会社員としての勤続年数も8年となり、生活面でも仕事面でも、これまでと違う経験を得てレベルアップを図りたいと考え、海外留学を決意しました。
英語が共通言語の国で留学先を探していましたが、世界中の多様な人々の考えに触れて刺激を受けたいと考え、多民族国家であるオーストラリアと、その中でも最も人口の集中したシドニーにあるマッコーリー大学院への留学を決めました。

社会人の留学先としてオーストラリアがオススメの理由

オーストラリアの学位を取得すると、2年間現地で働ける卒業ビザを取得することができます。現地での実務経験は、あなたのキャリアにとってもプラスとなるはずです!

学びながら働ける柔軟なビザ制度がある

オーストラリアはビザの制度が柔軟で、学生ビザやワーキングホリデービザであれば学びながら働くことが可能です。これにより経済的な負担を軽減できるだけではなく、実践的なスキルを身につける絶好の機会となります。

高い教育水準と留学生のサポート体制が充実している

オーストラリアの教育機関は世界的にも高い評価を受けています。また先行科目も豊富で、それぞれに権威もあります。

古くから留学生の受け入れを行ってきたオーストラリアは国をあげて留学生の受け入れ体制を整えているため、安心して留学できることも魅力のひとつです。

温暖な気候と安全な生活環境

オーストラリアは温暖な気候と治安の良さで知られています。また多種多様な背景をもつ人々が共存している国でもあるため、フレンドリーな人々が多く異文化交流も自然に行えます。

社会人がオーストラリアに留学するなら大学院留学がオススメ!

語学の習得はもちろんですが、せっかくならこの先のキャリアに活きる留学にしませんか?あなたが日本の大学を卒業しているのであれば、オーストラリアの大学院留学を検討してみるのも一つです。

ちなみに、オーストラリアの修士課程(Master)は講義受講を中心としたCourseworkと、自身の興味に応じて研究を進めるResearchに分かれています。

一般的に日本から大学院進学をされる方の90%以上は、Courseworkと呼ばれるMaster(修士課程)を履修しています。

大学院留学のメリット1:最短1年で修了できる

修士課程(Master)は2年間のコースが大半ですが、これまでの職歴や学歴によってはその単位が認められ、1年〜1.5年ほどでMaster取得が可能な専攻が多くあります。

留学期間が短くなる分、学費や滞在費などの留学費用を最低限に抑えることができますし、休職制度等を利用して留学をする場合にも早く復職できるメリットがあります。

大学院留学のメリット2:入学条件がシンプル

オーストラリアの大学院に入学する時は、基本的に学部での成績と英語力のみで、エッセイや推薦状などは提出必須の書類ではありません。(一部、職歴を求める専攻の場合は職歴内容などを提出するケースもあります。)

また年間を通じて査定をしているため、一定の入学基準を満たしていればおよそ2ヶ月ほどで合否がわかります。

大学院留学のメリット3:2年以上の履修で就労可能なビザが発給される

コース期間が2年以上ある大学院の専攻を修了した場合、卒業後にオーストラリアで就労可能なビザが発給されます。

就労期間に制限はありますが、海外での就労経験を積むこともできるので、海外で働きたい人にはオススメです。

 

オーストラリアの大学院留学するときにかかる費用

大学、専攻、都市やエリア、為替の状況によって異なりますが、オーストラリアの大学・大学院留学に必要な1年間の費用の目安は、以下の通りです。

・シドニーやメルボルンなどの大都市で480万円〜
・その他の都市で380万円〜

内訳は、入学申請料、授業料、教材費、滞在費、食費、医療保険料、娯楽費、交通費、渡航費などがあり、中でも授業料と滞在費が大きな割合を占めています。

大学院留学以外で社会人がオーストラリア留学を実現する方法と必要な費用

語学留学

シドニーの街並み

ほとんど英語を話せなかったり、留学の目的が英語を話せるようになることであれば、語学留学がおすすめです。
スピーキング以外にも、IELTSやTOEFLの勉強ができる学校もあるため、自身の目的にあった語学学校を選ぶと良いでしょう。

語学留学のメリットとデメリット

語学学校の一番のメリットは英語学習にフォーカスした環境に身をおくことで、短期間で英語力を伸ばせることです。そのため、とりあえず語学力を伸ばしたい方におすすめの留学方法といえます。

語学学校内でもスタッフやほかの国の生徒と話す時は英語で話すことになるため、英語を話す機会が増やせます。
また現地の人と英語で交流することで、実践的な英語を身につけられるのも大きなメリットと言えるでしょう。

デメリットは、語学学校には多くの日本人がいるため、そのグループに属してしまうとつい日本語で話してしまい、語学力が身に付かない場合があります。
そのため、積極的に日本人以外の人に話しかけて自分で英語を使う環境に身を置くことが大切です。

語学留学にかかる費用

オーストラリアに語学留学する場合の費用の目安をご紹介します。為替相場や申込み先のエージェントによっても金額は変わりますので、あくまでも参考としてご確認ください。

期間 費用の目安
1ヶ月 約50万円〜
3ヶ月 約120万円〜
6ヶ月 約200万円〜
1年 約280万円〜

ほかにも留学開始時には、渡航費や海外保険、ビザ申請費がかかります。

ワーキングホリデー

オーストラリアの街並み

ワーキングホリデーは現地での生活を楽しみながら、現地で働き、語学を学ぶことができる留学方法です。
現地の人と交流を楽しみながら、現地で労働したいという社会人に人気です。

ワーキングホリデーのメリットとデメリット

ワーキングホリデーのメリットは、現地で働きながら語学を学ぶため、他の留学と比べて費用を抑えることができます。

デメリットは仕事をするために語学力が求められるため、渡航時に基礎的な英語ができなければ仕事を探すのが難しくなってしまうことです。

ワーキングホリデーにかかる費用

ワーキングホリデーにかかる主な費用は、生活費と語学学校に通う場合の学費です。それ以外にも航空券代や海外留学保険費、ビザ申請費、現地での交通費などがかかります。

語学留学に通わず、単純に1ヶ月あたりの生活費を見積もると、滞在エリアや為替にもよりますが、月250,000円〜は見ておいた方が良さそうです。あとは、自分の滞在期間に応じて計算してみてください。

基本的にワーキングホリデーでオーストラリアに留学する学生は、語学学校に1ヶ月〜3ヶ月通う場合が多いです。
そのため、語学学校に通う場合は、その部分の費用もセットで考えたほうが良さそうです。

また、ワーキングホリデーで留学する場合のビザ申請費用は650AUD(約60,000円 ※為替レートにより変動します)かかるため、それも忘れずに把握しておきましょう。

TAFE留学

TAFE留学とは、州立の職業訓練専門学校に通う留学のことです。
幅広い分野の勉強をすることができ、分野によっては専門の資格も取得できます。
TAFE留学は勉強をしながら、その後のキャリアアップやキャリアチェンジにつながる資格を取得できるため、人気の留学方法です。

TAFE留学のメリットとデメリット

TAFE留学の一番の魅力は専門知識を学べることです。
実際に現場にインターンとして派遣されて仕事を学ぶ機会もあるため、実際に将来の仕事に役立つスキルを獲得できます。
また、TAFEで学んだ資格によってはその資格を生かして、大学への編入も可能です。

デメリットとして、専門知識を英語で学ぶため一定の語学力がなければ通うのが難しいことが挙げられます。
語学力に自信がない場合は、最初に語学学校に通うことも検討した方が良いでしょう。

TAFE留学にかかる費用

オーストラリアの街並み

TAFEは学ぶコースや期間によって学費が異なりますが、6ヶ月コースで70万円〜、1年コースで100万円〜が目安になってきます。
ただし、こちらの金額も為替や入学先の学校によって大きく異なるため、あくまでも参考にすぎません。

詳細な金額は、事前にリサーチしてください。
この他に自分が学校に通う期間の生活費やビザ代、航空券代、海外留学保険費をプラスして計算しましょう。

社会人がオーストラリアに留学してて良かったと思ったことやメリット

英語力が上がる

当然ですが留学をすることで、英語力を上げることができます。
どの留学方法を選んでも、実際に現地の人と英語で会話する機会が多いため、日本で英語を勉強するよりも実践的な英語力が身に付きます。

多様な異文化・自然に触れられる

現地の人と交流することで、オーストラリア特有の文化に触れることができます。
また、留学先にはさまざまな国から留学生が来ており、話す機会も多いでしょう。
そのため、現地だけでなく他の国の文化も知ることができ、自分の人生観や価値観の幅を広げてくれるでしょう。

また、オーストラリアは自然が豊かであるため、留学の合間の観光も楽しめるのも魅力です。
さらに、グレートバリアリーフやエアーズロックなど、多くの観光スポットがあるため、自然が好きであれば間違いなく楽しめるでしょう。

リモートワークで仕事が継続できる

オーストラリアは日本との時差が1時間しかないため、時差を気にせず日本とオンラインで連絡が取れます。
短期休暇を取って留学をする方や、日本での仕事をオンラインで続けながら留学をする方にもオーストラリア留学はおすすめです。

社会人がオーストラリアに留学して後悔したことやデメリット

収入が減る

社会人が留学する場合、仕事をやめたり、休職したりして留学することがほとんどであるため、収入は減ってしまう人が多くいます。

仕事をやめて留学する場合は貯金を切り崩して生活することになるため、留学前に計画的に貯金をしておかないと現地での生活や帰国後に困ることになります。

環境によっては英語力が伸びにくい

オーストラリアは日本人に人気の留学先の一つであり、常に多くの日本人留学生がいます。
留学先で日本人と仲良くなりやすいことで、日本人だけのグループに属してしまい、英語を話す機会がほとんどなくなってしまうこともあり得ます。

そうなればせっかく海外に留学したのに語学力が全く伸びないということもあるでしょう。
そのため、積極的に現地の人に話しかけて英語を話す機会を自ら作ることが大切です。

物価の影響で生活費が高くなる

オーストラリアは日本に比べて物価が高いため、現地で生活するのにも多くのお金が必要になります。
さらに2024年7月現在、円安が進んでいる関係で物価がさらに高くなっています。

そのため、日本で生活するよりも間違いなくお金がかかるため、自炊や安いところに住むなどして節約をしなければならない可能性が高いです。

社会人のオーストラリア留学体験談と帰国後のキャリア

Kさん(ディーキン大学 修了)

職業:高校英語教師

英語教師として、長期留学の経験が重要だと思い、大学院留学を決意しました。オーストラリアは、留学生・移民・難民等の受け入れに歴史があり「英語で英語を教える」ことが一般的であり、先進的な英語教育体制が整っています。
現在日本でも授業中に教師が英語を用いて指導することが強く求められており、ノウハウを身につけるためオーストラリアを留学先として選びました。

留学中は、リーディングに苦労しました。大学院はとにかく読む量が莫大です。教科書や専門書に加え、世界各国の論文も100本以上読みました。最初の2ヶ月はどれだけ勉強しても復習に時間が取られ、次週の予習が満足にできず負のサイクルに陥り、精神的に苦しくなったこともありました。

しかし、諦めずに努力し続けた結果、次第に日本語と同じように速読ができるようになり、成績も満足のいく結果を修めることができました

帰国後は高校の教員として復職をします。留学で学んだこと触れたこと経験したことを授業に取り入れ、英語学習が楽しいと思ってもらえるような授業づくりを心がけていきたいです。

Sさん(クイーンズランド工科大学 修了)

留学前:5年間電子部品商社にて勤務
留学後:語学学校Langportsのマーケティング部門に就職

自分のキャリアや生活の幅を広げる為、海外に行きたいと思っていました。ただ英語が苦手だったので、はじめは大学院は考えていなかったのですが、自分のやりたいことや目標を担当のカウンセラーにお伝えした際「せっかく日本で学位を持っているのだから、大学院に挑戦してみたら?」とアドバイスを頂き、それをきっかけに大学院留学を決意しました。

私の専攻では、多くの授業が、大教室で行われる講義と小規模のクラスで行われるチュートリアルの組み合わせでした。
予習は必須で、最初のうちは予習をしても英語が聞き取れなかったので、何度も繰り返しレコーディングを見て、パソコンにかじりついていました。
チュートリアルは人数が少ないので、理解できないことがあると授業後に先生に聞いたり、メールをしたりしていました。
どの先生も嫌がることなく、惜しみなく情報を下さるので、それで乗り切れた部分も多々ありました。

QUTではマーケティングを専攻したので、就職活動の際はマーケティングのポジションを探し、卒業後はブリスベン・ゴールドコースト・シドニーにキャンパスのある語学学校Langports(ラングポーツ)のマーケティング部門に就職しました。
日本で勤めていた企業は国内営業に特化した会社だったのですが、今度は1つの国ではなく、色々な国の方とお仕事ができる環境で働けており、充実した日々を送っています。

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