
「就活を有利に進めたいけど、自分の武器がわからない」
「周りもTOEICを受けているけど、英語力って本当に就職で有利になるの?」
就職活動を控える中で、あなたもこんな疑問や不安を感じていませんか?
結論からお伝えすると、現代において、英語力は就職で有利になる強力な武器となります。
グローバル化が加速する今、海外展開する大企業だけでなく、様々な業界・規模の企業が英語でコミュニケーションできる人材を求めています。しかし、ただTOEICのスコアが高いだけでは、ライバルと差をつけることはできません。
本当に大切なのは、「なぜ英語力が有利なのか」「企業が本当に求めている英語力のレベルはどれくらいか」「面接でどうアピールすれば響くのか」を正しく理解することです。
この記事では、英語が就職で有利になる具体的な理由から、企業に評価される英語力のレベル、さらには就職で有利な英語力を身につける方法まで、徹底解説します。
目次
- 英語は就活で本当に有利なのか?
1-1:論理的思考の基礎ができているから、海外環境下に適している
1-1-1:【理由1】ビジネスの領域が世界に広がる
1-1-2:【理由2】得られる情報の質とスピードが格段に上がる
1-1-3:【理由3】多様な人材と働く「未来の職場」に必須
1-2:「英語力歓迎」の求人が増えている分野とは?
1-3:英語力を評価する企業はどれくらいある? - 就活で有利になる英語試験は?
2-1:実用英語技能検定(英検)
2-2:TOEIC
2-3:TOEFL (iBT)
2-4:IELTS
2-5:Linguaskill Business - 【レベル別】英語スキルを求められる業種リスト
3-1:【TOEIC500〜595点】簡単な会話ができるレベル
3-2:【TOEIC600〜795点】日常会話レベル
3-3:【TOEIC800点以上】高度なビジネスレベル - 「英語ができる」ってどのレベル?企業が評価する英語力とは
4-1:TOEICスコアだけじゃない?就活の面接で問われる“実践英語”
4-2:日常会話レベルとビジネス英語の違い - 就職に有利な英語力を身につける方法とは
5-1:独学vs留学vs海外インターン|成長スピードの差はある?
5-2: 留学+海外インターンで得られる“リアルな英語力” - 英語力×経験で就活に差がつく。IBPビジネス留学とは?
6-1:有名大学への留学+海外インターンができるチャンス
6-2:留学生Tさんの体験談(アメリカ・サンフランシスコ州立大学修了)
6-3:留学生Kさんの体験談(オーストラリア・グリフィス大学修了) - 英語力だけじゃない!留学で磨かれる就活アピール力
7-1:語学力+海外の大学で学んだことをアピールできる
7-2:コミュニケーション力や行動力をアピールできる
7-3:海外インターンを経験すれば実務経験をアピールできる - まとめ|英語力は就職で “差がつく武器”になる
1. 英語は就活で本当に有利なのか?
1-1. 企業が英語力を求める理由3選
「英語力がある人材がほしい」と企業が考えるのには、単に「海外の人とやりとりできそう」という漠然としたイメージだけではありません。そこには、企業の成長戦略に直結する、3つの本質的な理由が存在します。

1-1-1. 【理由1】ビジネスの領域が世界に広がる
今や多くの日本企業にとって、海外市場への進出や海外企業との取引は、成長に不可欠です。また、日本を訪れる外国人観光客や顧客に目を向けた「インバウンド需要」はあらゆる業界で高まっています。英語ができる人材がいれば、企業はこうしたビジネスチャンスを逃すことなく、事業を世界へと拡大できるのです。
1-1-2. 【理由2】得られる情報の質とスピードが格段に上がる
最新テクノロジー、最先端の研究論文、海外の成功事例など、ビジネスに直結する価値の高い情報の多くは、まず「英語」で発信されます。そんな中、英語を直接読み解き理解できる人材は、誰よりも早く正確な一次情報にアクセスできます。この「情報力」は、新しい企画の立案や問題解決において圧倒的なアドバンテージとなり、企業の競争力そのものを支えるのです。
1-1-3. 【理由3】多様な人材と働く「未来の職場」に必須
「Diversity(多様性)」を重視する企業において、国籍や文化の異なるメンバーが円滑に共同するための共通言語は「英語」です。楽天グループやファーストリテイリング(ユニクロ)が社内公用語を英語にしたことは有名ですが、このような働きは今後さらに加速していきます。つまり英語力は、多様なバックグラウンドを持つ同僚たちと共に、チームとして成果を出せる人材であることを示す一つの指標となります。

1-2. 「英語力歓迎」の求人が増えている分野とは
では、具体的にどのような業界・分野で英語力が有利に働くのでしょうか。「英語力歓迎」や「要英語力」といった記載がある求人が特に多い分野は以下の通りです。
- 外資系企業:金融・コンサルティング・IT・消費財メーカーなど全般。
- 総合商社・専門商社:海外との取引や資源開発、事業投資を担うため、日常的に海外拠点や現地パートナーとの交渉が発生。
- メーカー:特に海外営業、資材調達、研究開発、生産管理などの部門では、海外拠点や取引先との連携で英語力が求められる。
- IT・情報通信業界:最新技術のキャッチアップや、国籍多様なエンジニアとの協業に英語力が必要とされる。
- 観光・ホテル・航空業界:インバウンド需要の回復・拡大に伴い、接客で英語を使う機会が急増。
- 金融業界:特に投資銀行や資産運用部門、リサーチ部門では、海外市場の分析やレポート作成で高度な英語力が求められる。
1-3. 英語力を評価する企業はどれくらいある?
就活情報を提供しているマイナビによると、海外留学経験のある学生を積極採用している企業数は、マイナビ2025では約3,000社であるのに対し、マイナビ2026では約3,400社と、この1年間で約1.13倍に増加しています。
また、就職みらい研究所による「就職白書2024」においても、英語力を重視する企業は全体の12.1%(複数回答可)にのぼることがわかりました。これは、ボランティア経験の有無(9.6%)やパソコン経験・スキル(9.6%)を上回る数字です。英語力を重視する企業の内訳は、従業員数300人未満の企業は8.6%、300人以上999人未満の企業では13.0%、それ以上の企業では15%以上と、規模の大きい企業ほど英語力を重視していることがわかります。
以上のことから、グローバルな活躍を希望しない場合でも、大企業に勤めたい方や、就活をスムーズに進めたい方にとって、高い英語力は有利に働くといえるでしょう。
2. 就活で有利になる英語試験は?

英語試験の結果は、どのレベルの英語力を習得しているか示すことができます。もちろん、エントリーシートや履歴書に記載することもできるので、アピールにも繋がります。代表的な英語試験の例は、次のとおりです。
2-1. 実用英語技能検定(英検)
英検として広く知られているテストです。最高位は1級で、履歴書に書くなら2級以上、英語力をアピールするなら準1級以上が目安となります。
英検は、老若男女幅広い層が挑戦している資格です。通常、日常的な英語力が試されますが、上位級(準1級・1級)では、ビジネスや学術的な場面にも対応できる力が試されます。ビジネスで通用する英語力をアピールしたい方は、TOEICも併せて受験すると良いでしょう。
2-2. TOEIC
主にビジネス英語の能力を測るテストです。最高点は990点で、履歴書に書くなら600点以上、英語力をアピールするなら730点以上が目安となります。平均点は年によって異なりますが、大体600点前後です。
TOEICには、一般的な「TOEIC Tests」と、初級・中級者を対象とした「TOEIC Bridge Tests」の2種類があり、「TOEIC Tests」は3つ、「TOEIC Bridge Tests」は2つに細分化されます。
【TOEIC Tests】
- TOEIC Listening & Reading(L&R)
- TOEIC Speaking & Writing(S&W)
- TOEIC Speaking
【TOEIC Bridge Tests】
- TOEIC Bridge Tests Listening & Reading(L&R)
- TOEIC Bridge Tests Speaking & Writing(S&W)
9割以上の受験生がTOEIC Listening & Reading(L&R)を受験するため、どれを受けるべきか迷った場合は、TOEIC Listening & Reading(L&R)を選ぶと良いでしょう。
2-3. TOEFL (iBT)
英語を母国語としない方を対象としたテストです。英語圏の高等教育機関への入学を希望する非英語圏出身者の英語力を測るために作られました。日本ではTOEICが有名ですが、欧米での認知度はTOEFLのほうが上です。
試験はiBT (Internet-based Test) 形式であり、Reading、Listening、Speaking、Writingの4つの力が試されます。満点は120点で、日本人の平均点は例年70点台前半で推移しています。外資系企業への就職を希望する方は80点以上、外務省への入省を希望する方は100点以上を目指すと良いでしょう。
このほか、TOEFLにはReadingとListeningの2つの力を測る「TOEFL ITP」テストもあります。ただし、こちらは企業や学校で利用される団体向けのテストであり、iBTテストとは問題形式やスコア基準も異なります。
2-4. IELTS
海外留学や移住を希望する方の英語力を測るためのテストです。Reading、Listening、Speaking、Writingの4つの力をバランス良く測れるため、就活においても役立ちます。日本では、TOEICや英検ほど知名度のあるテストではありません。しかし海外では多くの企業がIELTSの成績を参考にしており、日本でも海外勤務のある企業などではIELTSを重視する傾向があります。
IELTSには合格・不合格はなく、各項目が0点(非受験者)・1点(非ユーザー)から9点(エキスパート・ユーザー )までのバンドスコアで示されます。また、総合成績に応じてオーバーオール・バンド・スコアが与えられます。
イギリス、ニュージーランドなどでは、就労ビザの取得条件としてIELTS6.0〜6.5以上が求められます(国やビザの種類によって異なります)。IELTSの成績を履歴書に書くのであれば、6.0点以上が目安です。
2-5. Linguaskill Business
ビジネスシーンで求められる英語でのコミュニケーション能力を測るためのテストです。ケンブリッジ大学英語検定機構が開発し、世界50ヵ国の企業・団体が活用しています。試験のすべてがオンラインで完結するため、忙しい方でも受験しやすいことが特長です。
Linguaskill Businessには合格・不合格はなく、CEFRに基づいた評価(A1未満〜C1以上)が与えられます。履歴書に書くのであれば、上から2番目のレベルであるB2以上を取得すると良いでしょう。
3. 【レベル別】英語スキルを求められる業種リスト
どの程度の英語力を有する必要があるのかは、希望する業種によって異なります。
英語力をTOEICスコアに置き換えて、各スコアを求める業種をご紹介します。

3-1. 【TOEIC500〜595点】簡単な会話ができるレベル
TOEIC500~595点は、英検2級程度に相当します。高校卒業までに求められる英語力と同程度だといえるでしょう。基礎的な英語力が身につき、ある程度長い文章でも理解することができます。英語を重視する業界ではプラスの評価にはなりませんが、履歴書に書けるレベルです。TOEICの平均点よりやや下、もしくは同程度であり、企業によっては出願条件を満たしていない可能性もあります。
このレベルが求められる業種の例は、次のとおりです。
- テーマパークスタッフ
- ツアーコンダクター
- ホテルスタッフ
- 通関士
- システムエンジニア
国内勤務でおもに日本人を相手にするものの、外国人と接する機会がある、英語の文献や書類を読む必要がある、決まった範囲の英語を扱うといった業界が多くなっています。
3-2. 【TOEIC600〜795点】日常会話レベル
TOEIC600~795点は、英検2級~準1級程度に相当します。日常会話や業務での基本的なやり取りが可能なレベルです。600点台前半では応募条件を満たす程度、700点以上で「英語ができる」とプラスに評価されるでしょう。
このレベルが求められる業種の例は、次のとおりです。
- 大手メーカー・商社
- 中小企業の海外事業部
- キャビンアテンダント
- 外資系ホテルスタッフ
TOEIC500~595点レベルに比べると、業務で英語を使用する頻度が増えます。上場企業を目指す方は、このレベル以上が目安です。
3-3. 【TOEIC800点以上】高度なビジネスレベル
TOEIC800点以上を得点できるのは、受験者全体の上位約15%です。英検準1級以上に相当し、仕事に英語力を生かすことができます。細かいニュアンスを理解し、論理的に意見を伝えられるレベルであり、就活において強いアピール材料となります。
このレベルが求められる業種の例は、次のとおりです。
- 英語力を重視する大手企業
- 外資系企業
- 貿易事務
- パイロット
日常的に英語を使用するような海外との結びつきが強い業界を志望する方は、このレベルを目指すと良いでしょう。なお、外資系企業や海外赴任を視野に入れる場合は860点以上、通訳・翻訳などを目指す場合は900点以上が目安です。

4. 「英語ができる」ってどのレベル?企業が評価する英語力とは?
4-1. TOEICスコアだけじゃない?就活の面接で問われる “実践英語”
就職活動で「英語ができる」とアピールする際、多くの学生がまずTOEICなどの英語スコアを挙げます。確かに数値はわかりやすい指標ですが、実際の面接では、スコア以外の「実践的な英語力」が問われる場面も多くあります。例えば、英語での自己紹介や志望動機の説明などです。この時に評価されるのは、文法の完璧さよりも、状況に応じて自分の考えを相手に伝えられる力です。
また、「留学や海外インターンでどのように英語を使ってきたのか」といった経験に基づくエピソードも、英語力をアピールする方法として効果的です。単なる試験結果よりも、実際にどのような環境で英語を活用し、どんな成果を出したのかを具体的に伝えることで、説得力が一気に高まります。
ここで重要なのは、「スコアが高い=英語ができる」ではなく、「実務で英語を使える」ことが就職で有利に働くということです。
4-2.日常会話レベルとビジネス英語の違い
前節で、スコアよりも実践的に使える英語力が重要であるとお伝えしましたが、実際どれほどのレベルが必要とされるのでしょうか?企業が就職で有利と考える英語力は、日常会話レベルではなく、ビジネスの現場で使える英語です。では、日常会話英語とビジネス英語ではどのような違いがあるのか、以下の表にまとめます。
日常会話 | ビジネス | |
目的 | 関係構築、感情の共有、雑談 | 意思決定、交渉、報告、問題解決 |
語彙 | シンプルでカジュアル (例:get / look at / tell) | 専門的でフォーマル (例:acquire / examine / inform) |
表現 | 直接的、感情豊か | 間接的、丁寧、論理的 |
文法 | 省略形やスラングあり (例:Wanna go?) | 正確な文法 (例:Would you like to go?) |
話し方 | 思いつた順に話すことが多い | 結論ファーストが好まれる |
ビジネス英語とは、単に丁寧な言葉遣いをするだけではありません。目的を達成するために、相手や状況に応じて最も効果的なコミュニケーションをとることが求められます。
<ビジネス英語で求められるスキル>
- 丁寧で正確な表現:メールや電話等で失礼のない言葉遣いができる。
- 論理的に説明する力:自分の意見や企画を、根拠を示して相手に理解してもらえる。
- 異文化理解を前提にした会話力:相手の文化や価値観を尊重しながら、建設的に議論できる。
就職活動であなたの英語力が有利だと評価されるのは、このビジネスの場で通用するコミュニケーション能力を持っていると判断された時です。
では、このような実践英語やビジネス英語はどうすれば身につけることができるのでしょうか。次の章では、その具体的な方法について解説していきます。
5. 就職に有利な英語力を身につける方法とはめ

5-1. 独学vs留学vs海外インターン|成長スピードの差はある?
英語学習には大きく分けて3つの方法があります。それぞれのメリットとデメリットを比較してみましょう。
■ 独学
- メリット:コストが安い、自分のペースで学習できる。
- デメリット:実際に英語を使う場面が少なく、アウトプット力が鍛えにくい。
- 就活での強み:TOEICや英検などのスコアを上げやすいが、「実践力」の証明には弱い。
■ 留学
- メリット:現地で英語に囲まれた生活ができ、自然にリスニング・スピーキング力が向上。
- デメリット:期間や費用が必要。
- 就活での強み:異文化理解力や行動力もアピールできるが、授業だけでは「ビジネスで使える英語力」まで到達しにくい場合もある。
■ 海外インターン
- メリット:現地の職場で英語を実務に活用できる。
- デメリット:一定の英語力がないと挑戦自体が難しい。
- 就活での強み:実際のビジネス経験をアピールでき、単なる語学力以上の評価を得られる。
成長スピードという観点では、独学 < 留学 < 海外インターンの順で、実践的な英語力を得やすいといえます。特に就活で有利となるのは、試験の点数よりも「実務で成果を出せる英語力」なので、海外での経験が圧倒的な強みになります。
5-2. 留学+海外インターンで得られる “リアルな英語力”
中でも、就活で有利になるのは、留学と海外インターンを組み合わせて“リアルな英語力”を磨いた経験です。
- 大学の授業で専門知識を英語で学び、論理的に意見を述べるスキルを養う。
- 現地での生活を通じて、異文化環境での柔軟なコミュニケーション力を身につける。
- 海外インターンでは、会議での発言やメールのやり取り、プレゼン資料の作成など、実際のビジネス場面で英語を使う。
こうした経験は、「TOEIC◯点」という数字以上に、実務に活かせる英語力を証明してくれます。さらに、採用面接では「どんな状況で英語を使い、どんな成果を出したか」を具体的に語れるため、他の応募者との差別化にもつながります。実際に使えるリアルな英語力を身につける、その最短ルートが留学+海外インターンなのです。
6. 英語力×経験で就活に差がつく。IBPビジネス留学とは?
5章でお伝えしたように、就職で本当に有利になるのは「実際に使えるリアルな英語力」と、それを裏付ける経験です。とはいえ「留学で英語を学びたいけれど、授業だけでは不安」「海外インターンに挑戦したいけれど、英語力に自信がない」という声も多く聞かれます
そんな方におすすめなのが、IBPビジネス留学です。IBP留学なら、留学と海外インターンを組み合わせて、効率的に「英語力×実務経験」を積むことができます。

6-1. 有名大学への留学+海外インターンができるチャンス
IBPビジネス留学では、留学期間の前半で海外大学に在籍し、語学やビジネスをはじめとした専門分野を学びます。そして後半では、海外企業でのインターンシップに参加し、実際のオフィスワークを通じて英語を実務で活用します。ワーキングホリデーのようにカフェやショップで働くのとは異なり、ビジネス現場での英語使用経験を積める点が大きな特徴です。海外で働くノウハウを学べるのはもちろん、履歴書や面接で「現地企業でのインターン経験」を具体的にアピールできるため、就活で他の学生と大きく差をつけることができます。
6-2. 留学生Tさんの体験談(アメリカ・サンフランシスコ州立大学修了)
ニューヨーク/ロサンゼルスで人材派遣・サービス系の企業でインターンシップを経験しました。既存の在米日系大手企業訪問や現地のリテールストアおよびその管理法人、販売イベント主催者に対しての新規プロダクト(食品)営業、プロジェクトマネージャーとして在日クライアントとの打ち合わせの進行や販促物作成、データ資料作成などを担当しました。
社会人としての常識、営業、マーケティング、プロジェクトマネジメント、ビジネスコミュニケーションの実践やビジネス構造を学ぶことができました。
6-3. 留学生Kさんの留学体験談(オーストラリア・グリフィス大学修了)
カンボジアで化粧品の販売とマッサージサロンの経営を行う日系企業で、インターンをしました。また、現在はカンボジアの教育機関と共に美容学校を運営しており、私は主にこの立ち上げにマネージャーとして関わっていました。カンボジア人スタッフと共に働いていたため、コミュニケーションは英語でした。就職活動では、自分のキャリアの考え方ややりたいことの多くがインターンに基づいていたため、インターン経験を軸に話をしました。何より、たくさん考えて熱意を持ってやり切ったことが、面接官の方にも伝わっていたと思います。
7. 英語力だけじゃない!留学で磨かれる就活アピール力
高い英語力が就活に有利に働くことは、冒頭でご紹介したとおりです。
英語力は、自宅でテキストを読んだり、英会話スクールに通ったりしても、ある程度までは高められます。海外留学には費用も時間もかかるため、留学までしなくても良いのではと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
しかし、海外での学びや実務経験から得られるものは、単なる語学力にとどまらず、面接や履歴書で評価されやすい大きな武器になります。ここでは、留学で英語力以上に得られる就活のアピールポイントを整理してみましょう。

7-1. 語学力+海外の大学で学んだことをアピールできる
国際化が進む昨今では、「親の仕事で海外で暮らしていた」「海外ドラマが好きで英語をマスターした」といった学生は少なくありません。英語ができるに越したことはありませんが、英語だけができる状態では、ほかの学生に埋もれてしまいがちです。
海外留学では、英語を使った主体的かつ実践的、専門的な学びを経験できるため、「英語+専門知識を英語で学んだ」という説得力あるエピソードとして、就活に活かせます。
7-2. コミュニケーション力や行動力をアピールできる
異なる文化や言葉の中で生活し学ぶ経験は、自然と行動力や柔軟なコミュニケーション能力を養います。留学体験を具体的に語ることで、「困難を乗り越えられる人物」というポジティブな印象を面接官に与えることができます。
7-3. 海外インターンを経験すれば実務経験をアピールできる
IBPビジネス留学では、海外の大学での専門的な学びと現地企業でのインターンシップの両方を経験できます。就活の時点で海外での実務経験がある学生はあまり多くなく、ほかの学生と差をつけられるアピールポイントになります。

8. まとめ|英語力は就職で “差がつく武器”になる
就職活動において「英語ができる」ことは確かに有利ですが、単なる試験スコアだけでは差別化が難しい時代です。企業が評価するのは、実務で成果につながる“リアルな英語力”と、それを裏付ける経験です。
特に留学や海外インターンを通じて身につけた英語力は、スコア以上の説得力を持ち、面接や履歴書で具体的なアピールポイントとなります。
- 英語を使って学んだ専門知識
- 異文化環境で培ったコミュニケーション力
- 海外企業でのインターンシップ経験
これらはすべて、就活で他の学生に大きな差をつけられる武器になります。
次のステップ
IBPビジネス留学では、無料説明会や個別相談を随時開催しております。
✅ IBP留学のプログラム内容や具体的なコースを知りたい方
✅ 自分の英語力・将来のキャリアに合った留学プランを相談したい方
✅ 海外インターンに挑戦して、就活で差をつけたい方
お気軽にご相談ください。
IBP留学では、無料説明会・個別相談を行っています。
専攻に合わせた留学プランの作り方、実際に理系で留学した学生の事例、留学と就活のスケジュールなど、ビジネス留学をもっと詳しく知りたい方は、お気軽にご相談ください。