社会人留学は転職に有利?3人のキャリアアップ成功者が明かしたリアルな声

社会人留学ではほとんどの場合、現在の勤務先を退職してからのリスタートになります。だからこそ、留学を検討する際には帰国後のキャリアについても十分に考える必要がありますよね。覚悟を持って留学するからには、経験を生かして大きくステップアップする目標を掲げておきたいものです。

これまでに社会人留学を経験した人たちは、日本でどんなキャリアを積み、留学先で何を学び、帰国後どのようなキャリアに進んだのでしょうか。学び、働く海外留学プログラム「IBPプログラム」でキャリアアップ・キャリアチェンジに成功した、3人の社会人の事例を紹介します。

【事例紹介1】

留学後、まったくの異業種に転職。業界経験ゼロでキャリアチェンジに成功できた秘訣とは?

草野 真樹(MAKI KUSANO)
コース:ワシントン大学
キャリア:キャリアチェンジ
留学期間:2006年09月〜2007年08月
インターン先:シアトルマリナーズ(スポーツ)
ライセンスビジネス企業 入社
大学卒業後、広告代理店で3年間営業職を経験したのち、退職して夫婦でIBPに参加。留学中のインターン先は、シアトルマリナーズ。帰国後にキャリアチェンジを果たし、現在はライセンスビジネス企業の営業として働いている。


 
夫婦でアメリカに留学し、就業経験を積んだという草野さん。広告代理店の営業からライセンスビジネス企業の営業へのキャリアチェンジにおいて、社会人留学はどのように役立ったのでしょうか。
 
広告代理店の営業から転身。仕事の幅を広げるためにアメリカへ

― 留学前の経歴は?
「大学を卒業してから、広告代理店の営業として3年間働いていました。留学をしようと思ったのは、もともと『アメリカで生活してみたい』という憧れがあったことと、働いている中で『もっと仕事の幅を広げたい』と感じていたから。そのためには、英語力をつける必要があると思い、留学を決意しました」
 
― インターン先は、あのシアトルマリナーズ!
「はい、シアトルマリナーズでインターンをしました。ベースボールオペレーションの部署に所属になり、主に日本人向けの球場内ツアーガイドを担当。グラウンドや記者会見場、プレスルーム、VIPルームなどにお客様を案内しました。ほかにも、球場内のイベントのサポート業務などを担当しました」
 
業界経験ゼロでのキャリアチェンジに成功した秘訣は、「英語力」と「インターン経験」

― 帰国後の就職活動はどのように?
「帰国してすぐに就職活動を始めました。『英語を使える環境で仕事ができること』を最優先に活動をして、1ヶ月くらいで今働いている会社から内定をもらいました。現在の仕事内容は『ライツ営業』といって、海外のキャラクター・人物・映画・アニメ・ブランドなどをセールスする仕事です。『商品化』したり、企業の商品の『販売促進』で活用してもらったりします」
 
― 振り返ってみて、IBP留学がキャリアチェンジにどのように影響したとお考えですか?
「『英語力』と『インターンの経験』は、確実に英語が必要である企業に就職する際に大きな武器になると思います。特にキャリアチェンジをする場合、業界での経験がゼロという中での勝負になるので、英語力という武器がないと、なかなか面接までたどりつくのも難しいのではないかと感じました。私の場合、今の会社の最終面接でアメリカ人社長が出てきて、その方がシアトルに住んでいることがわかり、そういった縁も含めて、留学したことがプラスになったと思います」
 
転職の支えになったのは、留学で身についた自信

― 留学を経験したことで変わったことはありますか?
「何ごとにも自信を持って取り組めるようになりました。アメリカで全く未知の文化での生活を1年間経験し、多くの友人と知り合ったり、英語でそれなりにコミュニケーションがとれるようになったことなど、さまざまな要素が自信に変わって、今があるように思います」
 
― 今後、どのようにキャリアを展開したいとお考えですか?
「現在は主に日本の企業に提案をしていく仕事ですが、将来はその幅を海外にまで広げたいと思っています。スポーツが好きなので、海外のスポーツチームのブランドなどの権利を取得し、日本で展開することが今のところの目標です」

 

【事例紹介2】

社会人留学でビジネス英語を取得し、帰国後は外資系企業へとキャリアアップ

K.Y(K.Y)
コース:ワシントン大学
キャリア:キャリアアップ
留学期間:2016年03月〜2018年01月
インターン先:Mitsubishi Aircraft Corporation America(航空)
前職:日系人材サービス会社
帰国後:外資系人材サービス会社


 
外資系企業への転職を目指し、国際的なビジネスの知識や感覚、英語のブラッシュアップのために社会人留学をしたK.Yさん。帰国後は、日系人材サービス会社から外資系の同業社へとキャリアアップ。彼女の成功のコツは何だったのでしょうか?
 
留学中は積極的に現地の人と関わり、コミュニケーション力を高めた

― 留学中はキャンパス外でもさまざまな課外活動に参加されたとのこと。そこから得たものは何ですか?
「少しでもローカルの人々との接点を増やそうと、ボランティアにはいくつか参加しました。また3ヶ月ほど、ローカルの小さなマーケティング会社でもマーケティングリサーチをする機会もいただきました。
プログラムに参加している仲間だけでなく、ローカルの人々と積極的に関わることで英語力の向上とアメリカの文化や価値観を理解することが出来ました。加えて、マーケティング会社での経験で、ビジネスで実際に使われる英語やアメリカ人の働き方を知れたことも大きな収穫でした」
 
― コミュニケーション力向上のために努力したことは?
「積極的に現地の人と関わるようにすること。これがコミュニケーション向上の一番の近道だと思います。そのため、ボランティアやMeet upの活用など自主的に情報を集め、人と関わる機会を得るよう心がけていました」
 
日本との文化の違いを踏まえたビジネスコミュニケーションを経験

― インターンシップ先について教えてください。
「インターンシップはMitsubishi Aircraft Corporation Americaで行いました。ワシントン州で飛行機の飛行試験を行っており、その試験サイトにあるSupply Chain Management部でインターンをさせていただきました」
 
― そこではどんな仕事を担当しましたか?
「飛行機の主な部品を供給しているアメリカのサプライヤーも現地で一緒に働いていたため、日本人とアメリカ人のやり取りをコーディネートしたり、現地で必要になったアイテムの購入サポート(Quotation requestsやPurchase Ordersの発行など)もしました」
 
― インターン中、苦労したことは?
「特に現地で物を調達する際のアメリカ人とのやり取りで何度か苦労しました。ビジネスに対するスタンスの違いなのか、期限を決めて同意の上要求しているにもかかわらず対応が遅かったり、何をしてもらうにもしっかりと一字一句言葉で指示しないとうまく進まないなど、トラブルに繋がりかねないことがありました。ただ慣れてくると、そのことを念頭において動けばよいことなので、日本とは違ったビジネスコミュニケーションを経験できて結果的には楽しかったです」
 
ビジネス英語力、外国人面接官とのコミュニケーション力が転職でも有利に

― 留学、インターンシップをどのようにアピールしましたか?
「やはりビジネスで使える英語力があること、ならびに海外で日本人以外と働いていたという事実が転職での面接でも大きなメリットであったと思います。何か特別アピールをしたというよりは、現職が外資系であることから面接はすべて英語でしたが、実際問題もなく通過出来ましたし、面接の際も面接官が外国人の場合はどのようなコミュニケーションの取り方をしながらアピールすれば良いかがわかっていたため、今までの経験(前職の経験含め)をうまく伝えられました」
 
社会人留学で行動力が身に付き、キャリアを深く考えるきっかけに

― 留学をふりかえり、自分自身が変わったと思うところはありますか?
「より行動的になったと思います。また今後のキャリアについても深く考えるようになりました。アメリカの就職市場を知れたことで、国際的に活躍できるようになるにはこれからどのようなスキルを身につけるべきなのかもはっきりしてきました。帰国後も現状に満足せず、さらにステップアップしていきたいです」
 
― 就職活動で留学での体験はプラスになりましたか?
「ビジネス英語の習得ならびに日本人以外と働く経験ができたので、現在の職場でもその経験が役立っています」

 

【事例紹介3】

社会人留学が確実なキャリアステップへ。海外転職という、次のチャレンジにつながった

森 健太郎(KENTARO MORI)
コース:グリフィス大学
キャリア:キャリアアップ
留学期間:2015年10月〜2016年09月
インターン先:Australasian Training Academy(教育)
社会人留学。企業の人事を経て、次のキャリアアップに向けてIBPに参加。現地では、大学院の授業を履修し、Graduate Certificate を取得。帰国後はHRコンサルティング企業に転職。海外勤務にて活躍中


 
企業の人事を経て、社会人留学を経験。HRコンサルティング企業に転職し、海外勤務という大きな挑戦を果たした森さん。キャリアアップのため、どんなことに取り組んだのでしょう?
 
働く国を問わずに仕事がしたい。

― IBPプログラムを選んだ理由を教えてください。
「前職では素材メーカーに勤務していました。『堅実で伝統的な日本企業』とも呼ぶべき会社でしたが、自分の5年・10年後、それ以降のキャリアを考えたときに、働く国を問わずに仕事をするためには、まずはビジネス教育の分野で世界をリードするの英語圏で勉強をしたいという思いが生じました。
当初は、大学院への正規留学を検討していましたが、IBP終了後に海外就職を果たしたOB・OGさんも多いこと、プログラムの盛りだくさんな内容に魅力を感じ参加を決めました」
 
転職活動は帰国の3か月前に情報収集開始、2か月前に本格始動

― 退職してIBPに参加しましたが、転職活動はどのようにしましたか?
「帰国の3か月前に求人情報の収集や転職エージェントとの面談をはじめ、実際に面接を受け始めたのは帰国の2か月前程です。 当初はオーストラリアとアジア圏の両方について情報収集をしていましたが、自分の興味がある職種ではアジア圏の方が多くチャンスあると知り、そちらに注力するようにしました。面接はSkypeや社内システムを使用してビデオチャットで行いましたが、話し出すタイミングが対面の面接と違う点や通信環境の確保に苦労しました」
 
留学前に欲しかった「臨機応変に対応できる柔軟さ」が身に着いた

― 留学をふりかえり、自分自身が変わったと思うところはありますか?
「留学前は慎重・保守的な性格をしており、仕事・私生活の両面で想定通りに物事が進まないことにはよく苛立っていました。海外で仕事をするには、臨機応変に対応できる柔軟さが必要だと頭では理解していても実際に自分がその場に置かれて冷静に対処できるかどうか疑問に思うこともありました。 しかし、オーストラリアでの経験を通じて、『日本では予想できないことが起きてもその国の人々や社会を理解していれば対処できる』『海外では、初めから完璧を求めても仕方がない、こういう事もあるという姿勢で構えていれば受け入れることができる』と実感を以て認識することが出来ましたし、その心構えを持って今後は仕事に臨みたいです」
 
まずは目の前の課題に全力で取り組む。するとスキルは自然についてくる

― IBP留学を希望している人に向けて、アドバイスをお願いします。
「一度仕事を辞めて留学することは、その先のキャリアについて否が応でも意識することになりますし、自分が取り組んでいる事が本当に役に立つのか不安になる瞬間があるかもしれません。目指すキャリアがあることはモチベーションにもなりますが、ますはIBPプログラムの期間を通してコンスタントに出現する学習面・仕事面の課題に全力に取り組むことをお勧めします。
就職・転職活動を始めるのはプログラムの終盤で十分間に合いますし、語学や自分の専門性の勉強で良い成果を挙げることで初めて『留学経験が就職・転職で評価される』ということになります。日本での就職・転職活動を意識しすぎて『就職活動に役立つ経験をしなければ』と焦ることは、海外でしか得られない他の経験や視点を見逃すことにもなりかねません。まずは『自分の語学・専門性を磨くために、IBP留学という時間を買った』と考えて自分の強みが最も活かせる分野を確立することに集中することで、勉強する楽しさをその人にとって最大のものにできると考えます」

 

 

ビジネス

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