【オーストラリア留学】海外高校のリアルな1日をご紹介!

G’day mate! 皆さん、こんにちは!16歳からオーストラリアへ留学していたジュンナです。私は2018年に、日本を離れてオーストラリア・アデレードへ高校留学に飛び込みました。英語も文化も違う場所での生活は、刺激の連続。ワクワクもあれば、不安も山ほど。この記事では、私の高校留学生活を振り返りながら、「リアルなオーストラリア留学生活」や「現地での苦労と楽しさ」について、本音でシェアしたいと思います。これから高校留学を考えている学生さんや親御さんに、ちょっと背中を押せるきっかけになったら嬉しいです!

なぜ16歳でオーストラリアへ?留学を決めた理由と留学準備

留学を決めた理由

「どうして16歳で留学を決めたの?高校から海外に行くなんてすごいね!」とよく言われますが、私にとって留学は特別な決断というより、日々の中にあった「このままでいいのかな…」という小さな違和感から生まれた選択でした。というのも、日本の高校に入学してからというもの、どこか型にはまったような空気を感じていました。自分の考えを自由に発言したり、思い切って何かに挑戦したりするには少し窮屈さを感じていたんです。

そんな時、ふとイギリスへ短期留学していた時の頃の自分を思い出しました。慣れない英語に戸惑いながらも、ホストファミリーの笑顔や、現地のカフェで聞こえてくる日常の会話、知らない町の風景に胸を高鳴らせていたあの頃の私。言葉が完璧じゃなくても、伝えようとすることで何かが通じる…そんな体験が嬉しくて、怖さを感じながらも、毎日が冒険のようでした。小さい頃から英語に興味があった私は、次第に「テストのための英語」ではなく、「人とつながるためのコミュニケーションの手段」として英語を使いたいという想いが強くなっていきました。そして、「もっと広い世界で、自分らしく学んでみたい」と思うようになり、オーストラリアでの高校留学を決意しました。

アデレードに決めた理由

オーストラリアを留学先に選んだ理由は、英語圏の中でも比較的治安が良く、日本との時差も少ないこと、そして多文化な社会として知られていることでした。その中でも、私が選んだのはアデレードという街。都会すぎず、かといって田舎すぎない、ちょうど良い規模感の都市で、落ち着いた雰囲気が自分に合っていると感じました。自然も豊かで、広い空が印象的。街全体にどこか安心感のある、やわらかな空気が流れていたのも、心ひかれたポイントです。実際に留学エージェントの方とお話をする中で、アデレードの高校は留学生の受け入れにも慣れていて、サポート体制が整っているということを知り、それも大きな安心材料になりました。

準備について

<英語の基礎力をつける>

学校での英語の授業とは別に単語帳で話すための基礎を固めたり、現地の生活に少しでも慣れるために、日常でよく使うフレーズ集などの本を買い勉強していました

<手続きの準備>

初めての長期留学ということもあり、留学エージェントに手配などをお願いしました。渡航に必要な書類の準備から住む場所の手配まで、分からないことだらけで戸惑うことも多かったです。でも、専門家の助けを借りながら一つずつクリアしていくことで、不安が少しずつ自信に変わっていきました。

オーストラリアの高校生活ってこんな感じ!

高校はこんな感じ!

私が通っていたのは、アデレードにある公立高校です。ここは、幼稚園から高校までの教育を提供していて、自然の中に囲まれた穏やかな環境の学校です。授業は選択科目も豊富で、特に英語以外にも美術や音楽、スポーツ、科学など自分の興味に合わせて選べるのが魅力でした。先生方もとてもフレンドリーで、生徒一人ひとりの個性や意見を大切にし、いつも積極的に話を聞いてくれます。日本のように全員が同じカリキュラムを一斉に進めるのではなく、自分のペースや希望に合わせて科目や難易度を選べる点に、自由さと新鮮さを感じました。

通学スタイル

私はホームステイ先が学校から比較的近かったので、普段は自転車で通学していました。オーストラリアでは、自転車に乗るときはヘルメットの着用が義務です。真夏は髪型が崩れるのが気になって、徒歩で通うことも多かったです(笑)。でも、朝の澄んだ空気の中を歩く通学はとても気持ちよかったのを覚えています。友達の中には、親に車で送迎してもらっている子や、公共バスを利用する子も多くいました。そして特に驚いたのが、車で自分で通学する生徒がいたこと!アデレードのある南オーストラリア州では16歳から自動車免許が取得可能なので、これも海外の高校ならではの特徴だと思いました。

学校行事

学校行事も日本のものとは少し違い、オーストラリアならではの特色が色濃く表れていました。特に印象的だったのはスポーツデーです。学年やクラス単位ではなく、学年バラバラの生徒が色でチームに振り分けられ、リレーや、綱引きなどさまざまな競技に参加しました。みんなが応援し合いながら楽しむ雰囲気はとても温かく、競技の勝ち負けよりも「一緒に楽しむこと」が大切にされていると感じました。

授業がある1日のスケジュール

8:40AM

ホームグループ(朝のホームルーム)

毎日ではないですが、オーストラリアの高校では「ホームグループ」と呼ばれる時間があり同じクラスの同級生と楽しくしゃべって1日をスタートします。内容としては、クラス担当の先生から連絡事項を聞いたり、出席をとったりします。

9:00AM

1時間目:English for Additional Language(留学生向け英語)

英語の授業では、ディスカッションやエッセイの練習だけでなく、小説や映画を分析することもありました。先生がとてもフレンドリーで、オーストラリア以外のバックグラウンドを持った生徒がメインだったので間違いを恐れず楽しく授業を受けれたのが印象的でした。

10:10AM

モーニングリセス(休み時間)

この時間は15〜20分ほどの軽い休憩。芝生に座ってスナックを食べたり、友達と話したりするリラックスタイムです。

10:30AM

2時間目:数学

数学の内容は日本と似ている部分もありましたが、内容としては家のローン返済計算などのような日常で役立つ数学を学んでいました。

12:00PM

ランチタイム

ランチタイムは1時間ほど。お弁当を持参したり、キャンティーンと呼ばれる学校の売店でサンドイッチやミートパイを買ったり。日本のお弁当文化とはちょっと違って、ラフで自由な感じです。芝生やベンチで友達とゆっくり話す時間が好きでした。

13:20PM

3時間目:音楽

音楽の授業では、日本とかなり違っていて自分で作詞・作曲したりする機会があるんです。とてもユニークですよね!また私は、ピアノとフルートが弾けたので個人練習も授業の中で行っていました。

15:00PM

終礼・下校

オーストラリアの高校では日本でいう部活動という概念がなく、学校が終わった後はスポーツチームに所属している人たちはたまに放課後練習していたり、あとの生徒はよくショッピングモールへ行って買い物したりしていました。

ホームステイについて

オーストラリアでの高校生活を語るうえで欠かせないのが、ホームステイでの経験です。私はアデレード郊外に住むオーストラリア人の家庭にお世話になりました。ホストファザーとマザー、シスターが2人、そして元気な犬が1匹という、にぎやかで温かい家族でした。

家族の一員として迎えられるということ

初めての海外生活で不安も多かった私を、まるで以前から知っていたかのように自然に受け入れてくれました。夕食の時間にはその日あったことを話し合い、週末にはショッピングや散歩に一緒に出かける―そんな何気ない日常の時間が、異国での生活に大きな安心感を与えてくれました。

多文化の交差点

私の滞在中には、他の国からの短期留学生がホームステイに来ることもありました。韓国やドイツから来た学生たちと共同生活を送るなかで、自然と異文化への理解や関心が育っていったと感じます。一緒に料理を作ったり、母国語を教え合ったりと、毎日がちょっとした国際交流の場でした。

旅行がくれた、かけがえのない時間

ホストファミリーとは、いろいろな場所へ旅行にも行きました。なかでも特に思い出深いのが、キャンピングカーで出かけたシドニー旅行です。アデレードからシドニーまでは丸2日。広大なオーストラリアの景色を眺めながら、キャンプ場に泊まった夜は星が本当にきれいで、今でも鮮明に覚えています。

シドニーではホストファミリーの親戚と合流し、フェリーに乗ったりカーニバルに行ったりと、日本ではできないような経験をたくさんさせてもらいました。うれしくなって、日本の家族に写真をたくさん送って自慢していたのも良い思い出です(笑)。

また、アデレード近郊にあるカンガルー島にも連れて行ってもらいました。海辺でピクニックをしたり、野生のカンガルーやコアラ、アザラシに出会ったり…。まるで映画のワンシーンのような体験が、日常の延長線上にあることこそ、アデレードの魅力だと感じました。

ホームシックになったときは…

ちなみに、留学初期はやっぱりホームシックになることもありました。家族や友達が恋しくて、寂しさに押しつぶされそうになったこともあります。そんなときは、思いきって電話をかけたり、好きな音楽を聴いたり、日本食を作ってみたりして、自分なりに気分転換していました。また、ずっとサポートしてくださっていた留学エージェントの方に相談したことで、とても気持ちが楽になりました。家族以外で、留学について本音で話せる大人の存在は、本当に心強かったです。

16歳で始まったオーストラリア・アデレードでの高校留学は、英語力の向上だけでなく、自分らしさを再発見する大きなきっかけになりました。現地の自由な校風や多彩な授業、温かいホストファミリーとの暮らし、国際色豊かな友人たちとの交流を通して、日々が刺激と学びに満ちていました。ときに戸惑いや不安もありましたが、それを周りのサポートもありながら自分のペースで乗り越えることで自信につながりました。高校留学は、世界と自分を深く知る特別な体験です。挑戦してよかったと心から思います!

海外での高校生活は、不安もあるけれど、それ以上にたくさんの「出会い」と「成長」が待っています。自分の世界を広げたい、違う環境で学んでみたい――そんな思いを少しでも抱いているなら、一歩踏み出してみる価値はきっとあります。「私にもできるかな?」という疑問や不安がある方は、まずはお気軽に無料個別相談や無料セミナーにお申し込みください♪皆さんの留学の第一歩を、私たちが全力でサポートします!