ニュージーランドは、質の高い教育と美しい自然環境で人気の留学先です。しかし、学校や住居のタイプが多様である為、選択に迷う方も多いでしょう。この記事では、「公立vs私立」「寮vsホームステイ」という二つの視点から、それぞれのメリット・デメリットを分かりやすく解説します。あなたにぴったりの留学スタイルを見つけるためのヒントをお届けします!
公立高校 vs 私立高校、何が違うの?
まずは学校選びの基本、公立と私立の違いから見ていきましょう。学費だけでなく、環境や生徒の雰囲気にも違いがあります。
▶ 地域に溶け込む「公立高校」
ニュージーランドの公立高校は、基本的に学区が定められており、その地域に住む子どもたちが通っています。そのため、地域コミュニティとの繋がりが強いのが大きな特徴です。様々な文化や家庭環境で育った生徒たちと一緒に学ぶことで、多様な価値観に触れることができます。地域のイベントやボランティア活動に参加する機会も多く、現地に深く溶け込んだ生活を送りたい方におすすめです。
気になる学費や設備ですが、公立高校の学費は私立に比べて手頃です。一方でニュージーランドでは教育への投資が積極的で、公立でも日本の高校以上に設備が充実している学校がほとんどです。最新のIT機器やスポーツ施設が整っており、多様なカリキュラムの中から自分の興味に合わせて学ぶことができます。
こんな人におすすめ!
- 留学費用を抑えたい
- 現地の多様な文化に触れ、地域に溶け込みたい
- 自立心を持って、幅広い交友関係を築きたい

▶ 充実した環境の「私立高校」
一方、私立高校には学区がなく、独自の教育理念に基づいて運営されています。学費は公立高校のおおよそ2〜3倍となりますが、その分、広大な敷地や最先端の設備、手厚いサポート体制が整っています。
少人数クラスで先生の目が行き届きやすく、学習面でのサポートが手厚い傾向にあります。また、乗馬やゴルフといった特別なプログラムが学校内で提供されるなど、課外活動も非常に充実しています。落ち着いた環境で学業に集中したい方や、将来の目標に向けて専門的なスキルを伸ばしたい方に適しています。
こんな人におすすめ!
- 最高の教育環境で学びたい
- 少人数制で手厚いサポートを受けたい
- 学業だけでなく、専門的な課外活動にも挑戦したい

寮生活 vs ホームステイ、どっちで暮らす?
学校が決まったら、次はどこで生活するかを考えます。留学生の滞在方法は、主に「寮」と「ホームステイ」の二つです。
▶ 友達との絆が深まる「寮生活」
ニュージーランドでは、全ての高校に寮が設置されている訳ではなく、寮を持った高校の数は限られます。ただ、寮はがある場合学校の敷地内に設置されている事が多く、通学しやすい点は大きな魅力です。また学校の友達と過ごす時間が長くなるため親密な関係性を築きやすいのも良い点ですね。寮にはスタッフが常駐していることが多く、24時間体制でサポートが受けられるのも安心です。一方で、他の生徒と相部屋になる場合やがあったり、一緒に過ごす時間が長いことでプライバシーが制限される事もあります。ホストファミリーと旅行に出かけるような体験は期待しにくいですが、各国からの生徒とコミュニケーションを取ることが好きな方や、柔軟に生活できる方には向いています。
こんな人におすすめ!
- 通学時間を気にせず、学校生活に集中したい
- 世界中から集まる友達と深い絆を築きたい
- 24時間体制のサポートがある環境で安心して生活したい

▶ 現地の文化を肌で感じる「ホームステイ」
ホームステイは、ニュージーランドの一般家庭の一員として生活するスタイルです。ホストファミリーとの毎日の会話や食事を通して、現地のリアルな文化や価値観を肌で感じられるのが最大の魅力です。週末に一緒に出かけたり、家族のイベントに参加したりすることで、ニュージーランドへの理解がより一層深まるでしょう
もちろん、家族の一員として生活するためには、門限やシャワーの時間、洗濯などのハウスルールを守る必要があります。お客様ではなく、家族としての自立した行動が求められます。ホストファミリーとの相性もありますが、第二の家族ができるような温かい経験をしたい方には、かけがえのない時間となるはずです。
こんな人におすすめ!
- 現地のリアルな生活や文化を体験したい
- 英語力を日常会話の中で実践的に伸ばしたい
- ホストファミリーと交流し、第二の家族を作りたい

いかがでしたか?公立と私立、寮とホームステイ、それぞれに魅力的な点があり、どちらが良い悪いというわけではありません。「なぜニュージーランドに留学したいのか」「留学で何を得たいのか」を明確にし、あなた自身の性格や目標に合ったスタイルを選ぶことが、充実した留学生活を送るための最も大切な第一歩です。自分にぴったりの留学プランを見つけたい!という方は、ぜひ一度ICCの無料個別相談や無料セミナーにお申し込みください♪