ICC奨学生として4月からオーストラリアに留学している金川くんから、1学期を終了し留学生活に関してのレポートが届きました!現地に行って苦労したことや友達作りについても触れているので、ぜひ参考にしてください!

Term2を終えて

4月17日に渡豪して、ビクトリア州のフランクストン高校で留学を始めました。内容の濃い充実した毎日で、まだ1ターム(学期)しか過ごしていないとは思えないほど盛り沢山の貴重な経験をしました。

学校生活は日本のようなホームルームクラスが無いので9時迄に1限目の教科の教室に入ります。教科はビジネス、建築、海洋科学やstick ball games(PE)など日本には無い様々なクラスを選択できます。色々と大変なこともありました。留学生担当の先生やホストファミリーは分かり易く比較的ゆっくりと話してくれますが、現地生はとても早く、砕けた英語を話すので初めは理解するのがとても大変でした。また、理解できてもその時には次の話に移っているなど、話の輪に入るのにも初めは苦労しました。ただ、毎日早い英語を聞いて慣れていくことで徐々に話の輪に入れるようになりました。

話についていけるようになる為に大切だと感じたことが2つあります。

1つ目は、留学生同士で仲良くなることです。私はTerm2が始まってすぐにカンボジアの留学生と仲良くなりました(今では大親友)。英語を聞いているだけでは聞く力がつくだけで話の輪に加わることは難しいです。なので、同じ様な状況にいる留学生と仲良くなると英語を互いに話し合え、積極的にアウトプットができるのです。フランクストン高校には、ドイツ、タイ、中国、韓国などからも留学生が来ています。

2つ目は極力日本語をシャットアウトすることです。何か考え事をする時も英語で考えることで英語漬けにすることができます。

現地生の友達も沢山できました。Term2早々から積極的に話し掛けたり(多少付いていけなくてもどんどん話し掛けました)共通の趣味を見つけたりして親しくなりました。現地生は思っていた以上に優しく、日本に興味があります。積極的に話していくことで仲良くなれます。

授業は日本と違い教科の先生のいる教室に生徒が行く形です。先生は皆とても親切で優しいのですが、授業では現地生がいるため早く話します。初めは聞き取りに苦労しましたが、分からなかったところは一緒に授業を受けている留学生や現地生に聞いたり、先生にも積極的に聞きに行きました。先生方は疑問点がクリアになるまで丁寧に教えてくれるので遠慮せず、どんどん聞きに行きましょう。

課外活動・校外の活動について

フランクストン高校の野球部に入り、地元チームにも所属しています。仲間が一気に増え、試合に出る度に絆が深まりました。スポーツは絆を深めます。フランクストン高校が州の高校大会で準優勝をしたのは最高の思い出です。銀メダルを共に掴んだ仲間たちは今や大親友です!

5月下旬にメルボルン郊外のボックスヒルタウンホールで年に一度、大々的に開催されるJAPANESE FESTIVALにボランティアとして参加しました。大盛況でした。私は折り紙担当に任命され、来場したオーストラリア人に鶴や手裏剣の折り方を教えました。折り紙コーナーは一番人気で、次から次へと人が来るので(子ども達にも大人気でした)ひたすら折り続けましたが、とても楽しい!と喜んでもらえたり、一枚の紙が様々な物に形を変えることに驚かれたり、日本文化に関する様々な質問に答えたり、反対に私も豪州文化について質問したりして、現地の方々との交流を大いに楽しみました。親日家が多いことを実感しました。また、一緒にボランティアに参加したメルボルン大学の学生とも仲良くなって大学の情報を沢山聞けました。より一層、豪州の大学進学の思いを強くしました!

フランクストンはモーニントン半島の付け根に位置する海辺の町で豊かな自然に囲まれています。海が美しく、空が広いです。平日はホストファミリーと夕食を囲み、食後も会話が尽きません。休日は野球の試合に出たり(平日は練習、休日は試合)、ホストブラザーとジムに行ったり、ホストペアレンツとロードバイクで25km程走ったり、モーニントン半島の景勝地を巡ったり、国立公園をトレッキングしたり、ホストブラザーの友人の誕生日会やホストファミリーの親族の集まりに参加したり、友達と映画を観に行ったり、ビーチに行ったり、イベント尽くめです。Australian Footballプロリーグの試合もメルボルン・クリケット・グラウンドで観てきました。Essendon・ボンバーズを応援しています!ちらし寿司や煮物を作って喜んでもらったりもしています。

充実度の高いタームでしたが、とても早く過ぎてしまったようにも感じます。Team3では目標に掲げている豪州固有種の保護活動に参加することを実現したいし、勉強も更に頑張って、引き続き何事も全力で取り組んでいきます。

奨学生としてオーストラリアに留学している金川君ですが、やはりはじめは英語の聞き取りや友達つくりに苦労するようですね。でも、やりたい目標をしっかりもって、何事にも積極的に取り組む姿は素晴らしい!の一言ですね。私も留学して色々な事にチャレンジしてみたい!と思った方は、是非一度ICCの無料個別相談にお申し込みください♪