マレーシアって、どんな国?

東南アジアの中心に位置する「多民族・多文化国家」

東南アジアの中心に位置するアジアの玄関口、マレーシア。マレー半島とボルネオ半島の一部にまたがり、13の州と3つの連邦特別区から成り立っています。人口3,200万人のマレーシアは、マレー系・中国系・インド系、そして多数の先住民族がともに暮らす多民族・多文化社会。それぞれの民族の文化や宗教、言語が共存し、多様性を受け入れてお互いに尊重し合いながら文字通り「グローバル社会」を構成しています。

マレーシアの概要

人口 約3,200万人
首都 クアラルンプール
民族 マレー系(67%)、中国系(25%)、インド系(7%)
気候 熱帯雨林生気候、1年を通して常夏
言語 公用語はマレー語、共通語は英語
宗教 国教はイスラム教(仏教、ヒンドゥー教、キリスト教)
通貨 リンギット(RM)RM1=約27円(2019年1月現在)
時差 日本との時差は1時間(日本が1時間進んでいます)

マレーシアの歴史と今

マレーシア成立まで

西暦1400年頃、スマトラ島(現在のインドネシア)を中心としたパレンバンの王族が「マラッカ王国」の建国を宣言したのが始まりと言われています。それ以後は、1509年ヨーロッパからの最初の交易船がマラッカに寄港し、繁栄を極めていた貿易港「マラッカ」がヨーロッパに知られるようになりました。その後ポルトガルが軍艦を連ねてマラッカを侵略し、1511年からは長く続く植民地時代に。ポルトガル植民地時代、オランダ植民地時代、イギリス植民地時代を経て、第二次世界大戦時には日本に占領されました。大戦終了後1963年にマレーシア連邦が成立し、1965年にシンガポールが分離独立して現在のマレーシアとなりました。現在もイギリス連邦に属しているため、イギリスの影響も強く見られます。

アジア諸国に学べ! ルック・イースト政策(東方政策)

1981年以後マハティール首相が打ち出したのが、日本や他のアジア諸国の成功に目を向ける”ルック・イースト政策”。この政策は成功し、1988年以降マレーシアは高い経済成長率を維持して東南アジアで先進的な地位を築きました。その後数度の通貨危機に見舞われたものの、自国で石油産出ができる強みを生かし、独自の通貨政策によって切り抜けて現代に至っています。

発展の原動力、ビジョン

1991年、「ビジョン2020」と銘打って30年に渡る展望が示されました。2020年までにあらゆる側面(経済、政治、社会、精神的、心理的、文化)において「先進国の仲間入りをする」ことを宣言したこのスローガンはマレーシア国民の間に広く浸透し、未来への期待を抱かせています。

マレーシアの治安

政治が安定した安全な国

マレーシアは、東南アジアの中でも政局が安定しており、暴動やクーデターなどの心配はまずありません。薬物や銃の不法所持も厳しく規制されており、治安が良好な国として知られています。ただし、海外である以上、日本と全く同じ感覚で過ごせるわけではありませんので、安全を常に意識しながら行動することが大切です。報告されている犯罪の多くは重犯罪というよりスリやひったくりなどです。詳しくは外務省が報告している犯罪発生状況をご確認ください。

外務省HP

マレーシアの宗教

マレーシアには憲法上の国教であるイスラム教以外にも仏教、ヒンドゥー教、キリスト教など様々な宗教を信仰している人たちがいます。みな他の宗教を尊重しながら生活しているので、目立った争いごとはなく治安も安定しています。宗教や暦が複数あるため、生誕祭や新年のお祝いの祝日が1年に複数回あります。

マレーシアの経済状況

優秀な経済成長率を維持

経済成長を続けるマレーシア。政府の報告によると、2015年の実質GDP成長率は5.0〜6.0%と、2014年とほぼ同水準を維持する見込み(マレーシア政府の報告による)。特に観光、卸・小売業や宿泊、レストランなどのサービス業への期待値が高く、また電気・電子産業の需要に支えられて製造業も5.5%の成長予測。農業の成長率は3.1%の予測で、とりわけパーム油は東マレーシアの生産地域が拡大するため生産増が見込まれます。(参照:JETRO)

経済を牽引する12分野

現在、政府主導の経済変革プログラム(ETP)の下、12の主要経済分野で投資への優遇措置が行われています。いずれもマレーシアが2020年までに高所得国家として成長する上で、スピーディに大きな成果を生むとされる産業および地域整備構想です。

マレーシア主要経済分野

01 石油、ガスおよびエネルギー
02 パームオイル
03 金融サービス
04 観光
05 ビジネスサービス
06 先端的な電機・電子産業
07 卸・小売業
08 教育
09 ヘルスケア
10 情報通信コンテンツとインフラ
11 農業
12 クランバレー(クアラルンプール首都圏)

ビジネス環境に世界の企業が注目

マレーシアはアジア主要国の中でもビジネス環境が整備された国として注目されており、世界の企業がマレーシアに進出しています。開業や建設認可取得、対外貿易が行いやすいといったメリットに加えて電力受給などの環境もよく、ビジネスを行う上でのバランスが整っている点が国際的に高く評価されています。

ASEANの中心、マレーシア

21世紀はアジアの時代。そのアジア経済発展の中核を担うのが、マレーシアも加盟するASEAN(東南アジア諸国連合)です。中国、インドに並び日々存在感を増すASEANは1967年にマレーシア、インドネシア、フィリピン、シンガポール、タイの5カ国で発足し、現在は東南アジア10カ国が参加する地域連合に。マレーシアはASEAN及びGDP拡大に貢献するAEC(ASEAN経済共同体)のリーダーとして、輸出入の活発化を図りアジア経済を牽引していきます。

膨らむ人口がエネルギー

アジアの人口は、中国の約13億人、インドの約12億人、そしてASEANの約6億人を含む40億人。実に世界の6割に相当し、2050年には51億人以上に拡大するとされます(国連予測)。ASEANだけ見ても、EU(欧州連合/28カ国・約5億人)、NAFTA(北米自由貿易協定/3カ国・約4億7,000人)、MERCOSUR(南米共同市場/5カ国・約2億7,000万人)のすべてを上回っています。また、単なる人口増ではなく、若年人口が多く労働力が豊富な点がアジアの特徴。名だたるグローバル企業が労働力を求めてアジア進出を果たし、さらなる経済成長を呼び込む循環ができています。
中でもマレーシアは躍進するアジアを代表する成長国家で、アジアの縮図と呼ばれる国。多様な人々を受け入れる寛容さを武器に、「ビジョン2020」を掲げて着々と経済発展を遂げています。

マレーシア政府観光局
マーケティングマネージャー

徳永 誠さん

「マレーシア留学」と聞いても大概の日本人は「??」の状態だと思います。確かにマレーシアはある面勘違いされた国と言えるかもしれません。しかし、現地を訪れたら、目覚ましい経済発展を遂げ、多民族・多文化の刺激に満ちた社会と、親日的でフレンドリーな人々に魅力されるはずです。「アジアの縮図」マレーシアで、世界共通語としての「英語」と「多様性」そして「国際感覚」を学ぶことが、将来の大きな可能性を開く鍵となることは既に先輩達によって実証済みです。「グローバル人材」の重要性が叫ばれるなか、今本当に必要なのは、タフな精神と熱い想いで、アジアの隣人と共に切磋琢磨しながら成長できる人材です。そんなあなたの夢を叶えるものがマレーシアにあります。

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