【連載2回目】グリフィス大学の語学研修プログラムとは?~科目編~

こんにちは。Global Vision ブリスベン支局の青木太一と金森裕実です。私たちが参加している IBP ビジネス留学プログラムグリフィス大学コースの1学期目の語学研修プログラムについて、全5回にわたってご紹介しています。

前回に引き続き、第2回目は、語学研修プログラムの内容について詳しく説明します。

前回の記事:
【連載1回目】グリフィス大学の語学研修プログラムとは?

 

これからグリフィス大学コースに留学する人必見!語学研修プログラムではどんなことを学べるの?

語学研修プログラムが行われる建物には、24時間利用可能なPC室も…

IBPビジネス留学プログラムグリフィス大学コースは、(1)語学研修、(2)学部授業、(3)インターンシップの3学期から構成されています。2学期目の学部授業を現地の学生と一緒に受講するためには、1学期目の語学研修で一定の成績を修める必要があります。

語学研修プログラムは4つの科目に分かれていて、月・水・金曜日と火・木曜日でそれぞれ2つずつ同じ科目を勉強します(表参照)。

曜日 科目
月・水・金 Language in Use
Research Preparation and Practice
火・木 Critical Thinking
Issues in Society

IBP生がマレーシアから来た留学生とプレゼンを準備している風景。決してふざけているわけでは…ないですよ~笑

 

① Language in Use

文法に特化した科目です。毎週月曜日にライティングのテストが行われ、一つのテーマに沿って250ワード前後のエッセイを30分間で書きます。毎回AからFまでの成績がつけられ、卒業資格に大きく影響するため、緊張感がある中で行われていました。

テストは先生が添削した後一度返却され、自分で間違えたところを直して再度提出します。この作業を行うことで、自分の間違えやすい癖、不足している文法の箇所が分かるようになっていきます。

はじめは限られた時間の中で一定量の英語を書くことに慣れていなかったため苦戦していましたが、最後の方になるとライティングに対する苦手意識が薄れていきました。

 

② Research Preparation and Practice (RP)

この科目では、大学の課題を見据え、どうやって英語で論文を書くのか、論文を書くための参考文献はどうやって集めるのかなどを学びます。

大学で専攻する予定の科目に沿ったテーマが生徒それぞれに与えられ、2000ワードの論文を書いていきます。ちなみに私のテーマは、『旅行業界において、マーケティングと経営の成功要因を分析せよ』でした。

一度に2000ワードを仕上げるのではなく、ドラフト1、ドラフト2、ファイナルと3回提出日があり、段階を踏んで完成させるようになっています。アウトラインの構成の仕方、アカデミックな英語の書き方、参考文献の使い方などを先生に教えてもらえるため、英語で論文を書いたことがない私でもなんとか完成させることができました。

また、ドラフト1、ドラフト2では、文法の間違いだけでなく中身についてもフィードバックがもらえるので、万が一テーマから逸れたことを書いてしまっても軌道修正が可能で、論文の質も上げることができます。

正直この課題が一番大変で、時間もかかりましたが、この課題をやりきったことで二学期目の学部授業の課題もこなせるようになったと思います。

 

③ Critical Thinking (CT)

大学で必要な論理的思考を鍛えることを目的としており、テキストブックのリーディングと、ペア・プレゼンテーションを行います。

特にペア・プレゼンテーションは、1人10分間ずつ発表する必要があるため、プレゼンが苦手な人にとっては大きな壁です。環境問題や難民問題などの社会的問題に関するテーマが各ペアに与えられ、下調べ、パワーポイント作成、話す内容を考えるなどの準備をします。

ペアになる相手との相性もかなり重要になります。実際に問題が起きたペアもありましたが、ほかの国の文化を理解する上で貴重な経験になりました。このような異文化理解の経験ができるのも、留学の醍醐味ではないでしょうか?

 

④ Issue in Society (IS)

この科目では、テキストブックのリーディングとディベートを主に行いました。学術論文を中心に扱っているテキストブックを宿題として事前に読み、授業中はグループでの話し合いを通して、先生から与えられた質問の答えを考えます。

またリスニングの一環として、リーディングに関連のある動画を視聴することもありました。ただ流し聞きするのではなく、並行して配られたプリントの穴埋めもしなければならず、案外大変…。実はこれ、学部授業のノートテイキングの練習になっているんです。このように、授業の端々に学部授業に対する意識が見られます。 

ディベートでは、4〜5人でチームが組まれ、相手チームと一つの議題について賛成か反対か討論します。4分間で、自分のチームの主張、相手チームの主張の反論、相手チームからの反論に対する擁護をしなければなりません。

しかも、相手チームから何を反論されるかわからないため、事前に用意できるのはチームの主張のみ。あとの2つは当日その場で考えなければいけないため、より実践的な英語力が求められます。

ここでは、相手に反論されないように、どれだけ論理的に主張を考えられるかがカギとなってきます。討論は一人ずつですが、どう反論するか、擁護するかはチームで考えるため、チームワークも重要です。

 

英語力だけでなく忍耐強さも身につく10週間!

(10週間お世話になった教科書。RPで4チャプター、CTで6チャプター、ISで7チャプター、ボリューム満点!!)

このように、4科目を通して、文法、レポートの書き方、プレゼンテーション、ディベート、リーディングと、大学に必要な英語力をまんべんなく学べる語学研修プログラム。おかげで学部授業に入った際に、授業の予習・復習や課題にスムーズに取り組むことができました。英語力が伸ばせるだけでなく、同時に複数の課題やテストをこなす忍耐強さや、スケジュール管理など、英語以外の面でも身についたことがたくさんあります!

一方で、もしかしたら「案外大変そうだな…」と思った方もいらっしゃるかもしれません。確かに、10週間という限られた時間の中で4科目をこなすのは簡単ではありませんが、これらの授業を乗り越えることで、英語面だけでなく、精神面でも成長することができるのも、語学研修プログラムに参加するメリットなのではないかと思います。

第3回目は、語学研修プログラムのテスト勉強について、説明します。次回もお楽しみに!

(この記事の情報は2017年10月現在に基づいて書かれています。)

 

 

ABOUTこの記事をかいた人

青木 太一

2017年3月よりIBPビジネス留学プログラムグリフィス大学コースに参加中。学部授業ではアジア学を中心に勉強し、課外活動では日本でのダンス経験を活かし、オーストラリアでも University of Queensland のダンスサークルに所属している。10月末からゴールドコーストにてインターンシップを予定。