今回はオーストラリア、アデレードの現地校レポートです。訪問したのはアデレードで最初に開校されたアデレード高校。実際に現地の学校ってどんな感じ?か、ご紹介します!

アデレード高校の特徴は?

アデレード高校は南オーストラリア州にある一番古い学校で、留学生の受け入れは1999年から始まりました。学校にはアカデミックの分野だけでなく、実践科目や職業訓練などもあり、幅広い学習が可能です。特に言語、科学、数学、STEM、クリケット、ローイングが有名です。現地でも人気校のひとつで、入学するために予約待ちで数年待っている学生もいるほど。留学生は別枠が設けられていて、留学生枠に空きが出れば入学が可能です。現在で5名ほどの留学生が在籍しており、アジアの他にヨーロッパからの学生もいました。

学校の雰囲気は?

みなさんがイメージする海外の高校はどのような感じですか? 海外ドラマと同じ様な雰囲気を想像している方が多いのでは? アデレード高校は歴史ある学校ですが、校舎は新旧両方で、体育館やパフォーマンス棟など各分野に使用する設備が整っています。お洒落なカフェもあり、休み時間には食事をしたり、校庭でスポーツをしたりして様々にリラックスして時間を過ごす学生達で溢れていました。

実際の授業風景は?

海外は皆が黒板に向かって勉強をする日本のスタイルと違って、コの字型のスタイルで授業を受けるクラスも多いのですが、訪問した日はテストがあった様でクラスルームではみんな真剣に先生の話を聞いていました。アデレード高校は語学でも有名な学校ですが、中国語やフランス語などの他に、日本語の授業を受けている現地の学生も沢山いました。また、パフォーマンス棟では、学生がギターや演技の発表をしていて、真剣な様子にこちらも緊張しながら見学していました。

オーストラリアでは、高校生の時点で既に将来自分がどんな職業に就きたいかを考えて、興味がある分野や科目の勉強を始めています。そのため、日本とは随分リキュラムに違いがありますが、英語の勉強だけではなく、日本の高校では学べないことを早くから勉強できるのは、とても魅力的な仕組みですね。

留学生向けの英語クラスISECについて

高校留学に興味がある人は、現地の英語授業についていけるか心配になる人もいると思うのですが、学校によってはISECという留学生向けの英語コースが設けられていて、英語の聞き取りは勿論、ノートの取り方や現地の習慣等について学ぶことが出来きます。アデレード高校もISECが設けられているのですが、担当の先生は20年越しで留学生を担当しているとの事で、はじめに留学生と少し話をするだけで、どんなサポートが必要かすぐわかるとの事でした。心強いですね!留学生は慣れたころに現地クラスに入っていけるので、英語力に心配な人も安心して留学生活を始められるのが良いですね。

あと、今回一番印象に残ったのが、アデレード市内の中心地にあると思えないほど広大な校庭でした!オーストラリア・フットボールができるフィールドが4つ、その他バスケットコートもあり、開放的な景色が広がり、ぜひ日本の学生にも、こんな環境でのびのびと充実した留学生活を送って貰いたいと思える素敵な学校でした。

まだまだ、お伝えしたい事はあるのですが、オーストラリアの高校の魅力は少し伝わりましたでしょうか?

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