アメリカの学生ビザ(F1)・I-20について

こんにちは。ICC名古屋支店の吉村です。
最近何かと注目されているアメリカのビザについてですが、今回は、よく質問される学生ビザとI-20の違いについてご紹介します。そもそも、アメリカの学生ビザの正式名書はF1という非移民ビザのことを指します。そしてF1ビザと一緒に取得しなくてはいけないのが、在学証明書・在留資格証明書のI-20です。では、それぞれの用途の違いについて比較しながら見ていきましょう。

【学生ビザ(F1)】


ビザを取得して、実際に何に使うのか?というと、「アメリカに入国するため」です。ビザに色々な種類があるのは、どんな目的で、この人はアメリカに入国するのかを識別するためにあります。ですから、アメリカに留学する時にビザがチェックされるのは、入国・出国時以外でほぼありません。学生ビザ(F1)は、「私はアメリカで留学生として入国し滞在します!」ということを示します。発行期間は、通う学校のプログラムの長さによって変わります。例えば、ただ語学の勉強に行く目的であれば、最長で2年間ほどで、大学や大学院を目指しているということであれば、最長5年間ビザの有効期限を持つことが可能です。

アメリカは学生ビザ(F1)で入国する条件として”お給料をもらう仕事はしてはいけない””投票はしてはいけない””拳銃などの購入はしてはいけない”決まりがあります。

では、学生ビザ(F1)でアメリカで出来ることは?
アメリカ国内の学校(語学学校・大学など)での勉強、運転免許取得、学内での就労(特別な許可が必要)などです。実は、学生ビザ(F1)でも、OPT・CPTという条件付きプログラムで認められていれば、最長12ヶ月間、学内または学外でも有給で働くことが認められています。

【I-20(在学証明書・在留資格証明書)】


I-20は簡単に説明すると、アメリカの学校から発行される在学証明書・在留証明書のことです。学生ビザ(F1)との大きな違いとしては、ビザはアメリカ政府から発行されるのに対し、I-20は自分が通う学校から出るものです。

アメリカの留学を決めて学校に留学準備の手順としては、
1、出願書類の提出
2、学校からI-20の発行
3、ビザ申請
となります。つまり、ビザの申請にはまずI-20が必須ということです。

I-20は「アメリカで勉強する資格を見せる書類」なので、実はビザよりも、アメリカ滞在中に必要になる証明書です。ですから、アメリカ滞在中にもし学生ビザが切れてしまっても、I-20が有効であれば、アメリカ滞在が合法的に許されるということになります。とっても大事な証明書なのです。留学中は無くさないように大切に保管しましょう!

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