G’day mate!こんにちは、ジュンナです。
オーストラリアの大学に進学してからの生活で、大きな影響を与えるのが「住まいの選択」です。今回は、私が過ごしたオーストラリア・ブリスベンでの大学生活の中で経験した「住まい事情」についてご紹介します🏠✨。
私は、留学1年目学生寮「Scape」に住み、その後2回シェアハウスを経験しました。はじめての寮生活での驚き、窓のない部屋でのちょっとした苦労、今振り返ると「これぞ大学留学!」というリアルな経験をたくさんしました。
また、それぞれの住まいには、セキュリティ面、通学のしやすさ、費用、生活環境など、違った特徴があるため、大学留学でどういった生活をしたいかにも色々な選択があると思います。
これからオーストラリアの大学進学を考えている方✈️、またはお子様を送り出す保護者の方にとって少しでも参考になるように、実体験ベースでリアルな住まい事情をお届けします!
目次📌
▶オーストラリア大学留学生の主な滞在スタイル一覧
私のオーストラリア大学生活をご紹介する前に、そもそもオーストラリアの大学へ留学している学生ってどこに住むの?と疑問に思う方もいるかと思います。以下に、主な滞在スタイルの一覧をまとめてみました。
🏫 学生寮:大学が運営する寮。キャンパス内または近郊にあることが多い。
🏢 民間学生寮(例:Scape、UniLodg):民間企業が運営する学生向けの寮施設。
🏡 シェアハウス:学生同士や一般の人と一軒家またはアパートをシェア。
🏠 ホームステイ:現地の一般家庭に滞在。文化体験におすすめ。
▶民間学生寮Scapeでの1年:安心・便利な暮らしとその裏側
オーストラリアにはさまざまな滞在スタイルがありますが、初めて海外での大学生活をスタートさせるうえで、「どこで暮らすか」はとても重要なポイントになります💡
ここでは、私がオーストラリアの高校を卒業したあと、大学生活のスタートに選んだ学生寮「Scape(スケープ)」での暮らしについてご紹介します。私が学生寮を選んだ理由は、大きく3つありました。
1つ目は、同世代の学生たちが同じ屋根の下で生活しているという安心感。
2つ目は、自然と友達ができる環境が整っていること。
そして、3つ目は初めての一人暮らしでも心強い、セキュリティやサポート体制の安心感でした。
そんな中、私が入寮したScapeは、ロケーション・設備・安全性の面でとてもバランスがよく、海外生活の第一歩として理想的な環境でした。

ブリスベンのスケープ
安心・便利な住環境+ひとりじめ⁉
私が住んでいたのは「2 Bedroom Apartment」というタイプで、通常は2人で寝室以外は共有するスタイル。しかし、当時はコロナのロックダウン中で、なんと1年間ずっとルームメイトが来ず、実質貸し切り状態でした!
キッチンもバスルームもぜんぶ1人で使えるという超快適空間に、「こんな贅沢いいのかな?」と思いつつも、初めての海外生活ではむしろありがたかったです😊
Scapeはブリスベンのシティ中心部やクイーンズランド大学の近くにもにあり、私が住んでいたScapeから大学へはバス1本🚌。近くにはスーパーやカフェ、図書館など生活に必要なものがすぐ手に入るので、とても便利でした。
さらに、建物内には簡易的なジムや自習室、映画ルームまで完備されているんです!大学の勉強に集中できる環境と、リフレッシュできる空間が共存しているのも嬉しいポイントです。
同世代との出会い
寮生活の大きな魅力は、「頑張って交友関係を広げなきゃ!」と気負わなくても、自然と友達が出来る環境が整っているところです。特にScapeでは、毎月のようにイベント(BBQ、Movie Night、マーケットへの小旅行、ヨガレッスンなど)が開催されていて、そういった場で「どこから来たの?」「まさかの同じ専攻とってるの?!」といった感じで気軽に会話がスタート。
そのまま話が弾んで、気づけば次の週末に一緒にカフェ巡りに出かけていた、なんてこともありました☕英語に自信がなくても、みんなお互いに慣れていない環境の中で暮らしているので、誰もがフレンドリーでオープンな雰囲気。
だからこそ、留学1年目でも安心してコミュニティに飛び込むことができました🌈。Scapeでの経験は、「1人じゃないんだ」と実感できる、留学生活の大きな支えになると思います!
便利だけど費用はかかる💸
ただ、もちろん良いことばかりではありません。Scapeは設備や立地の充実度からしても、一般的なシェアハウスに比べると家賃は高め。
さらに、私が入居したのはちょうどコロナ禍の真っ最中。外出制限やロックダウンで人と会う機会が制限され、便利な環境にいながらも、ふとした瞬間に孤独を感じることがよくありました😢。隣にルームメイトもいなかったので、2人部屋をひとりで使う“贅沢な空間”は、ありがたさと寂しさが紙一重…。
また、部屋には備え付けのテレビもあったので、Netflixにどっぷりハマってしまう日も。面白いドラマを見始めると止まらなくなり、「あと1話だけ…」が気づけば朝になっていた、なんてこともしばしばありました🌅(笑)。
こんな風に、快適な反面、気をつけないと生活リズムが崩れてしまうのも寮ならでは。でも、そんな環境だからこそ自分で生活を律する力の大切さを学べます!
▶シティ中心部でのシェアハウス:窓なし部屋のリアルとは⁉
大学1年目を学生寮Scapeで過ごしたあと、私はブリスベンのシティ中心部でシェアハウスに引っ越しました。シェアしていたのは、同い年の女の子。
留学2年目ということもあり「もう少し自由な生活がしたい!」「家賃も抑えたい!」という思いで決めたこの選択。でも、そこには予想外のリアルな体験が待っていました…。
どうやって部屋を見つけた?リアルな探し方🕵️♀️
まず私がこの部屋を見つけたのは、FacebookのMarketplaceです。オーストラリアでは、学生の間でもかなり一般的な部屋探しの手段です。
Marketplaceでは「Brisbane City Room for Rent」などのキーワードで検索すると、個人オーナーや現在の住人がシェアメイトを募集している投稿がずらり。写真や家賃、光熱費込みかどうかも一目でわかるので、直感的に探しやすいのが特徴です。
ただし、注意点もあります⚠️
- 実際に内見をして、写真とのギャップがないかを確認する
- 支払い方法やボンド(保証金)の条件を明確にする
- オーナーやルームメイトの人柄をできるだけ見ておく
ほかにも、友達の紹介や、大学の掲示板、なども有効な方法です。特に紹介は信頼感がある分、トラブルも少なめなので、安心かもしれません✨

サウスバンクからシティの景色
部屋に窓がない!?
いざ、私も内見に行ってみようと思い楽しみな気持ちいっぱいで向かいました。そしたら、まさかの内見時に「インナールームなので窓はありません」と聞いて、最初はびっくりしましたが「まぁ大丈夫でしょ」と思って入居。ところが実際入居してみると、本当に朝か夜か分からない(笑)。カーテンも太陽もないので、気づいたら昼まで寝ていたり、夜がずっと続いているような感覚になったり…。
そんな環境下でしたが、一緒に住んでいたのが同い年の日本バックグラウンドを持った子だったので気も合いやすく、充実した生活が出来ていました!
また、逆を言うと窓がない生活は私にとって「外に出るモチベーション」にもなりました。近くにはボタニックガーデンもあり、結果的に運動も適度に取れるバランスの良い生活が出来るようになっていました!(笑)
このようにFacebook Marketplaceや友人の紹介など、部屋探しの方法はさまざまですが、大事なのは「住む場所=生活の質に直結する」ということ。これから大学留学を考えている方は、見た目や家賃だけでなく、自分に合った「暮らしやすさ」を基準に是非選んでみてくださいね🏡✨

ボタニックガーデン
▶キャンパス近くのシェアハウス生活への引越し
学生寮やシティのシェアハウスを経験したあと、私が大学生活の後半に選んだのは、キャンパスから徒歩圏内のシェアハウスでした。理由はシンプルで、「とにかく通学が楽!」。
ブリスベンのような都市では、大学までの移動にバスや電車を使うと、時間だけでなく体力も奪われがち。特に課題やテストが立て込む学期末には、朝ギリギリまで寝て、起きてから20分後には講義室にいるという生活ができるのは大きな魅力でした✨
また、大学近くの住宅街には、学生向けの物件も多く、図書館やカフェ、スーパーなども充実しているので、勉強と生活のバランスがとてもとりやすかったです。ふとしたときにキャンパスへ行ってグループ課題を進めたり、自習したりするのも気軽にできて、勉強時間の質がぐんと上がった実感がありました📚
キャンパス近くのシェアハウス生活は、通学や学業の面でとても効率的で、自分のペースで大学生活を送りたい人にとっては理想的な選択肢。私にとっても、「大学生活の最終章」を自分らしく過ごすうえで、ぴったりな環境でした。💡
▶まとめ:自分に合った「住まい選び」が大学留学のカギ!🌟
オーストラリアでの大学留学は、学びだけでなく「どこで、どう暮らすか」も大きな経験の一部です。学生寮Scapeでの安心感や利便性、シティ中心部のシェアハウスでの予想外のリアル、そしてキャンパス近くでの効率的な暮らし。それぞれの住まいにはメリット・デメリットがあり、自分の性格やライフスタイルに合わせた選択が大切だと実感しました。
はじめての留学生活では、「住む場所=生活の土台」。特に学生寮のような環境は、友達づくりや生活リズムの確立にもつながりやすく、安心して海外生活をスタートしたい人には心強い選択肢です。一方、自由度の高いシェアハウスでは、自分で生活を管理する力も自然と身につきました。
これからオーストラリアへの大学留学を考えている方や、そのご家族の方にとって、このブログが「リアルな留学生活」のイメージを少しでも具体的に描く手助けになれば嬉しいです。住まいは単なる部屋以上の存在。自分にとって一番心地よく、前向きに過ごせる場所に是非皆さんが出会えますように🏡✨