G’day mate! こんにちは、ジュンナです🐨。
私は、日本の高校からオーストラリアにあるアデレードの高校へ編入し、その後ブリスベンという都市にあるクイーンズランド大学に進学しました。
よく、「なんで日本の大学ではなく、オーストラリアの大学を選んだの?」と聞かれることがあります。そのたびに思うのは、高校留学という経験が、私の視野を大きく広げてくれたということ。英語の壁や文化の違いに戸惑いながらも、オーストラリアでの学びや人との出会いが「この国で学び続けたい!」と思わせてくれました。
今回は、そういったなぜオーストラリア大学進学を決めたのか理由と想いをシェアしたいと思います✍️✨。私目線で見た大学留学のメリットも書いておりますので、「大学は日本か海外か…」と迷っている方にとって、オーストラリア留学がどんな価値をもたらしてくれるのか、考えるヒントになれば嬉しいです🌱。
目次📌
▶最初は、日本の進学を考えていた私
留学というと「海外大学に行きたくて、高校から海外へ」というイメージを持たれがちですが、私の場合は少し違いました。実は、オーストラリアの高校に編入してからも、最初に考えていた進学先は“日本の大学”だったんです🗾。
高校2年生までは「日本の大学」が第一志望だった
中学・高校の途中までは日本の学校に通っていたこともあり、「大学もやっぱり日本かな」と自然に考えていました。将来は就職も日本で、とぼんやりイメージしていたので、帰国子女枠やAO入試について調べたり、必要な書類やスケジュールをまとめたりしていました🗂️。また、高校2年生の冬には一時帰国をした際、以前通っていた日本の高校の先生を訪ねて、進学について相談もしていました。「日本に戻るならこの学部はどうか」「英語力を活かせる道もあるよ」など、丁寧にアドバイスをいただけたことで、より一層“日本進学”が現実的に感じられるようになっていました。
お世話になった方の言葉が「進路の転機」に
そんな私の考えを変えるきっかけになったのは、高校留学の最初からずっとご支援いただいていた留学エージェントの方との何気ない会話でした。「せっかくオーストラリアで高校に通っているんだから、現地の大学進学も選択肢に入れてみては?」という一言が、当たり前だと思っていたレールに新しい分岐を見せてくれたんです🌿。ちょうどその頃は、英語での授業や課題にも少しずつ慣れてきて、現地の友達と自由に会話できるようになってきた時期。英語の壁が完全になくなったわけではないけれど、「英語で学ぶ」ことに対して前向きな気持ちが芽生えはじめていたのを覚えています🌱。
さらに、地元の大学のオープンデイ(見学会)で実際にキャンパスや講義の雰囲気を体感したことで、「ここで学びたい」という気持ちはどんどん強くなりました。多国籍の学生が集まる中で「ネイティブじゃなくても、学ぶ意欲があれば歓迎される」空気感も心強く、自分の選択肢を狭めるのはもったいないと素直に思えた瞬間でした。
▶日本とオーストラリアの大学、何が違う?

海外大学への進学を検討している方がよく検索するワードの一つが「日本と海外の大学の違い」。実際、ネットで調べてみると「授業スタイル」「入試制度」「学費」「就職のしやすさ」など、いろんな比較ポイントが出てくるかと思います。ここでは、一般的に言われている違いに加えて、実際にオーストラリアの大学で学んでみて私が感じたリアルな違いもあわせてご紹介します。
入試制度の違い:努力の評価軸が違う📚
まず一番の大きな違いは「入試制度」。日本では大学入試のために何年もかけて勉強し、当日の試験一発勝負で合否が決まるケースが多いですが、オーストラリアでは高校3年生(Year 12)の1年間の学業成績や課題、授業態度、最終試験をもとに「ATAR(Australian Tertiary Admission Rank)」というスコアが算出され、それをもとに進学先が決まります。つまり、1年を通してどれだけコンスタントに努力してきたかが重視されるのです。この制度は、私にとってとてもフェアに感じました。というのも、1回の試験で全てが決まってしまう日本のシステムと違い、「毎回の課題やテストをコツコツ頑張っていれば、その努力が反映される」という安心感がありました。
*日本の高校に通っている場合は、日本の高校の成績や英語スコア、そのほかSATなどのスコアで合否が決まります。
自由度と柔軟性の違い:専攻の選び方に驚き!
さらに、日本の大学と比べてオーストラリアの大学のカリキュラムはとても柔軟です。日本では最初から学部・学科を決め、その枠の中で学んでいくのが一般的ですが、オーストラリアでは別の学科(Major)を学びたいと思ったときに変更するのは1年目以降でもOKということも多く、もちろん入念な検討の上ですが、入学からしばらく経った後でも慎進路変更出来るのが魅力です。私はBachelor of Arts(文系学部)に在籍しており、「English as an International Language」と「Sociology(社会学)」を専攻していましたが、これも実際に授業を受けてみて興味が深まった結果の選択でした📖✨。
私が感じた違い①:「学ぶこと=将来に直結する」意識
ネットではあまり語られませんが、私がオーストラリアの大学に通って感じた一番の違いは、「学んでいる内容が、自分の将来にどうつながるかを常に考える」姿勢が周りの学生にあることです。
日本では「とりあえず卒業すること」がゴールになりがちなイメージがありますが、こちらでは「この授業を通して何を身につけるか」「それをどう将来に活かすか」といったキャリア志向がはっきりしている学生が多い印象を受けました💼。
課題やプレゼンでも、社会問題やビジネスへの応用を求められることが多く、学びの“実践性”が高いのも特徴だと思います!
私が感じた違い②:教授との関係がフラット👩🏫
オーストラリアの大学で出会った先生たちは、まるで【学びの伴走者】のような存在でした🤝。形式ばった上下関係ではなく、互いを尊重しながら、対話の中で学びを深めていく――そんな関係性が自然と築かれていました。
授業後に「今の話、もう少し聞きたいです」と声をかければ、忙しい中でも笑顔で応じてくれたり、メールでのやりとりも丁寧で親しみやすいものばかり。名前で呼び合う文化の中で、“先生と学生”という枠を越えた、人と人としてのつながりを感じることができました。このフラットな関係性は、私にとって学ぶことそのものをもっと自由で心地よいものにしてくれた、大切な発見のひとつです。
私が感じた違い③:学生の多様性が豊か
最後に、日本とオーストラリア大学の違いは本当にこれに尽きるな、と感じるのは多様性です!クラスには、年齢も出身もバックグラウンドも本当に様々な人がいて、「違うことは当たり前」という土台の上で成り立っている教育環境なので、オーストラリアでの大学留学を得て自分の視野が馬くらい!とまではいませんが(笑)日本の学校に通っていたときよりも広くなったと強く感じます。
▶留学で視野が広がるとは、世界に通じる心の窓が開くこと
「留学へいくと視野が広がる!」という言葉、よく聞くけれど、実際どういうこと?と感じる方も多いと思います。私も留学する前は「ふ〜ん、なんか人間としてレベルアップする感じで良さそう」としか思っていませんでした(笑)。 でも、実際にオーストラリアで大学生活を送る中で、視野が広がるとは、今まで閉じていた世界に通じる「心の窓」がひとつずつ開けていくようなことだと思います!
というのも、オーストラリアでの毎日が過ぎる中で、視野が広がるというのは、ただ知識が増えることでも、英語力が上がることでもなくて——
それまで当たり前だと思っていた価値観や視点に、新しい風が吹き込んでくるような感覚だったんです🌬️🌿
たとえば:
- 授業中の「正解のない問い」
日本の教育では「いかに正確に答えるか」が重視されることが多かったですが、オーストラリアの大学では「なぜそう考えるのか」「自分の意見は何か」が求められます。はじめは戸惑いましたが、「自分の考えを持つこと」=自分の心の窓を使って世界を見てみることなんだと気づきました👀✨ - 多様性の中で学ぶこと
クラスには本当に色々な背景を持つ学生がいて、年齢も国籍もバラバラ。でもその「違い」こそが刺激的で、違いに驚いたり、共感したりしながら、自然と自分の見ている景色が変わっていきました。 - 当たり前が当たり前じゃなくなる瞬間
「いただきます」って言ったら「何それ?」と聞かれたり、「なんで毎日シャワー浴びるの?」と真顔で言われたり(笑)。 日本では当たり前でも、世界では“選択肢の一つ”でしかない——そんなことの連続が、心の窓をそっとノックしてくれるんです🚪🔔
こうした経験を通して思うのは、視野が広がる=自分と違うものに対して「おもしろい」「なるほど」と思える心が育つことだということ。それって、将来どんな国でどんな人と働くとしても、ものすごく大きな力になると思うんです💡
だからこそ、私は日本ではなく、オーストラリアの大学を選んで本当に良かったと思っています✨語学力の向上や国際的な学位の取得ももちろん価値あることですが、それ以上に大きかったのは、「違うことを受け入れられる自分」に出会えたこと。
そして、世界を“自分ごと”として考えられるようになったことでした。 このブログが、これから留学を考えている方へこういう見方もあるんだな~と少しでも参考になれば幸いです。あなたの心の窓も、今よりもさらに素敵な景色でいっぱいになりますように🪟🌍✨