今回はチャールズ国王も留学したオーストラリア名門校 Geelong Grammar Schoolの学校紹介をさせて頂きます!

オーストラリア国内屈指の名門校をご存じですか?

オーストラリア国内屈指の名門校で知られるGeelong Grammar School(ジーロン グラマー)をご存じですか?

今から160年ほどまえに創立された小学校から高校までの一貫教育校で、オーストラリア国内はもちろん、世界中からの学生の集まる私立校です。

中学生以上はボーディング(全寮制)となっていて、留学生は現地の学生とともに、学内にある寮で生活をしながら、人間形成をしつつ、しっかりと学習することで世界中の名門大学に進学しています。

どうしてそんなに人気があるの?

伝統校であり、常にリーダーシップを発揮する人材を育成、輩出しているのも人気の理由ですが、Geelong Grammarはイギリス国王となったチャールズ国王が、皇太子だった時代に一時期留学していたことでも有名です。特にここ最近では、チャールズ国王が留学していた学校。として問い合わせをしてくる人も増えつつあるそうです。

ユニークなカリキュラムも人気の理由

そのチャールズ国王が留学時に参加していたのがTimbertopキャンパスで実施されるユニークなカリキュラム。Year9(中学3年)相当の1年間を、メインキャンパスであるCorio(コライオ)から離れ、山の中で学年相当の学習をしながら、ハイキングやランニングをし、スマホなどから隔離して生活をするプログラムです。(チャールズ国王は特別に17歳で参加していました)

オーストラリアの私立校では過酷な環境で、スマホやパソコンから離れて生活することで、自分と向き合い、チームビルディングをするカリキュラムを実施している学校も多くありますが、1週間程度の期間で行うのが一般的。Geelong Grammarでは年4学期あるすべての授業が、山中のTimbertopで行われるため、前期の途中で4日、後期の途中で4日、前期と後期の間の休暇(2週間程度)を除いて、ほぼ10ヶ月を、自校のキャンパスで過ごします。15~16人で一部屋の日常とは異なる環境で生活しつつ、アウトドアを経験し、ランニングを年間通じて徐々に走行距離を伸ばし、最終的には33キロのマラソンも走破できるよう、徐々に距離を伸ばしていきます。お互いが協力し合わなければ乗り越えられない環境で信頼関係を築き、自分と向かう時間となります。また、この期間は保護者と連絡を取り合う場合でもデジタル機器の使用は禁止。そのため、手紙のやりとりをして近況を知らせたりするそうです。

少人数制で、多様性を重視

Timbertopの1年間だけが注目されがちですが、Geelong Grammarの特徴は他にもあります。

中学1年以上の留学生はボーディング(全寮制)として生活しますが、同様にオーストラリア全土からも学生が集まっているため、現地生でも寮滞在している学生もいます。中には、メルボルンエリアから送迎バスを使って毎日通ってくる現地生もおり、伝統校、私立校とは言え、オーストラリアならではの多様性にも触れることができます。

学年が小さいうちは、14人程度の大部屋ですが、学年が上がるにつれ一人部屋になります。7~8年生はTimbertopでの生活にスムーズに対応できるように人数の多い部屋で共同生活をし、そこで身につけた協調性を元に、10年生では4人部屋。卒業に向けて学習に集中できる様、11年生、12年生は一人部屋を与えられるようになります。

日本人留学生は2023年現在、学校全体で10名ほどですが、中には保護者と一緒に小学生のうちから入学する学生もいるとか。

学校としても、一つの国籍から多くの学生を集めることよりも、直接学校(あるいは学校認定のエージェント)を通じて、Geelong Grammarの教育方針を理解し、賛同してくれる生徒を入学させたいという強い思いがあるようです。

学校のカリキュラムは、Geelong Grammarのあるビクトリア州の教育に準じ、Victorian Certificate of Education (VCE)を履修しますが、希望する学生はIB(国際バカロレア)で学ぶ事も可能です。

全体としては、VCEで卒業する学生が3/4ほどですが、幅広い選択ができるのも魅力ですね。

勉強だけじゃない、スポーツや芸術も!

Geelong Grammarは単に優秀な生徒のための学校ではありません。特にスポーツの分野では様々なシーズンスポーツを通じて、体を育み、仲間とともに成長することを学び、また自分の得意なことをさらに伸ばせるよう、いろいろなスポーツをする事が可能です。

陸上、バドミントン、ラグビー、サッカー、ホッケー、水泳、セーリング、テニスなど。オーストラリア人に人気のネットボールや、クリケット、オージールールフットボールなども盛んに行われています。

いかがでしょうか? オーストラリアにはGeelong Grammarの様に世界的に知られている私立校もあれば、留学生の受け入れに経験のある公立校など様々な学校があります。ICCでは各生徒さんの希望に合わせ、留学のサポートをしておりますので、お気軽にお問い合わせください!