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中等教育学校の英語教育を専門的に学ぶ

参加コース:オーストラリア大学院留学
留学先:モナッシュ大学
専攻:Graduate Diploma of Education (Secondary), Master of Applied Linguistics
留学期間:2010年2月〜2013年6月

1985年生まれ、神奈川県出身。ビクトリア州にあるモナッシュ大学のGraduate Diploma of Education (Secondary)を専攻し、現地の教員免許資格を取得。その後同大学のMaster of Applied Linguistics(応用言語学)で学び、卒業後は現地の高校で日本語教員として勤務中。

教育学部の評価が高いモナッシュ大学

留学生に最も人気のある都市メルボルン

Q:留学前の日本での経歴を教えて下さい。

A:日本の大学を卒業後、IT関連の会社に就職し、ソフトウェア開発の業務に携わっていました。

Q:モナッシュ大学を選んだ理由について教えてください。また、Graduate Diploma of Education (Secondary)の学習内容、カリキュラム、クラスメート(留学生割合など)について教えて下さい。

A:セメスターの1年コースで、セメスターごとに4教科のレクチャー/チュートリアルと5週間の教育実習がありました。ビクトリアでは、中等教育の教員資格を得るためには、基本的に2つ以上の科目を指導できなければなりません。 どの教科を指導したいかによって、大学で受ける授業が異なるのです。 私の場合は、LOTE(外国語としての日本語)とESL(英語を母国語としない子どものための英語) を指導する資格を得ました。 そのため、専門教科に関わらず受けなければならない必修科目のほか、第二言語教授法のクラスを受けました。ちなみに、私のような留学生の間では、母国語とESLを指導教科として選択するのがメジャーです。その他の学部やコースに比べ、教育学の、しかもビクトリア州の教員資格を得るためのDipEdコースには留学生は珍しいようでした。私の在籍した年には、フルタイムで履修している日本人は私のみで、他の国からの留学生も、私の知る限り、数えるほどでした。

Q:Diploma修了後、Master of Applied Linguisticsへと継続して学習した理由について教えてください。

A:一言で言うと、キャリアオプションを増やすためです。日本やオーストラリア以外の国の学校で日本語を教える場合、DipEdは教員資格として認められません。また、大学などの高等教育機関で教えるためには最低限、修士号が必要とされます。 この先、色々な国や教育機関で教えるチャンスがあるかもしれないと思い、将来に備えるという気持ちで進学しました。

Q:Masterで学習した内容、カリキュラムを教えて下さい。

A:第二言語習得、日本語言語学、アジア言語習得と教授、応用言語学における研究、CLIL、リサーチ、の6教科を3セメスターで履修しました。

Q:修了後の現在、現地の高校で日本語教員として勤務中とのことですが、どのようにして仕事を見つけ、得られたのか教えて下さい。

A:オーストラリアの教育省の教員採用情報サイトで現在勤務中の学校がフルタイムの日本語教師を募集していると知り、応募しました。当時住んでいたメルボルンからは車で3時間半かかる場所で、だれも知らない田舎町に引っ越すことになるので、少し迷いましたが面接で校長と話をし、ぜひ挑戦してみたいと感じました。 運よく採用が決まり、マスター修了後にこの町へ引っ越しました。

Q:ご勤務先の学校について紹介して下さい(場所、校風、生徒や教員のバックグラウンド・様子など)

A:私の勤める学校は、ニューサウスウェールズ州とビクトリア州の州境に位置する小さな田舎町にあります。七年生から十二年生のいるセカンダリースクールです。 酪農家の多いエリアで、実家がファームの生徒も非常に多いです。日頃から家の農作業を手伝わなければならない子どももいるため、こちらの教師は宿題を出す量には気をつけます。 生徒に趣味を聞いてみると、乗馬、狩り、釣り、射撃など、都会の子どもとはずいぶん違っていて驚きました。土地柄、スタッフも大らかで、親切です。学校の敷地面積も広大で、休み時間になると生徒たちは広い芝生のグラウンドでのびのびと遊んでいます。

Q:今後の予定、目標について教えて下さい

A:今いる町もとても好きですが、もともと新しい知らない町に行ってみることが好きなので、今後も色々な町を旅し続けたいです。自分の力を試したり、発揮できたりする場があれば、国や町など場所にこだわらず、挑戦してみたいと思います。