こんにちは、留学カウンセラーの伊佐治です。
最近、世の中の流れについて行けてないな〜と思ったのが、先日のビットコイン仮想通貨ニュースでした。日本はまだまだ現金主義であり、電子マネーの世の中かなと思っていたら、それも飛び越えて仮想までいっている金融の世界は遠く感じていましたが、以外と身近なのかもしれませんね。

お金は毎日の生活に欠かせない物ですが、海外に行くとその種類や形、使い方に苦労するんですよね。ショッピングに行って、わからないからレジの方にありったけのコインを見せる・・・(笑)

さて、そんな海外では多くの国が"プラスチック紙幣"を起用していることをご存じですか?実は、ICCでご案内している高校留学先であるニュージーランド、オーストラリア、カナダでもこのプラスチック紙幣が使用されています。私が留学していたニュージーランドでは、1999年からプラスチック紙幣を導入しました。留学中にお隣の国オーストラリアへ旅行に出かけた時に初め出会った紙幣ですが、なんだかおもちゃのお金の様でとても不思議な感覚でした。ニュージーランドに導入されたとき、おぉ!とちょっと感動したものですが、このオーストラリアこそ、1992年にプラスチック紙幣を世界で一番最初に導入した国なのです。最初は記念紙幣として1988年に発行されたのですが、1992年に通常紙幣に起用され、1996年には完全改訂されました。

何でプラスチック?

偽造を防ぐ

日本でも高度なすかし技術が活かされるようになったのは近年のこと、印刷機器の急激な進化は偽札作りの技術も成長させてしまったのです。でもプラスチックに印刷する技術は到底まねのできない技術であり、さらに透かしを入れるなどを考えると偽造することがかなり難しいのです。

リサイクル

紙よりも丈夫なプラスチックは破けにくく、紙よりも大量生産に向いているのだそうです。また、オーストラリアやニュージーランドは資源をとても大切にする国です。プラスチックはリサイクルが可能な資源であり、古くなったお札を次のお札にリサイクルすることができます。そしてなかなか劣化しないため、新しいお札を大量に作る必要もなく、製造費も大幅にカットできますね。

「水」に強い

紙のお札はとにかく水に弱い・・・うっかり洗濯してしまった事はありませんか?ところがプラスチックのお金は濡れても全然平気。また、オセアニアは海が大好きな方が沢山います。サーフィンやセーリングなど水に濡れるスポーツ中でも気にせず持ち歩くことができます。とっても便利!

ニュージーランド留学時代、紙幣に電話番号が書いてあったり、買い物リストのような走り書きがしてあったり(本当です!)する紙幣を本当によく見かけました。資源を大切にするからMEMOとして使っているのか?お金としての扱いがちょっと低くないか?と疑ったものですが(笑)、プラスチックになることで価値観が上がり、MEMOとして使用されることも減ったのだろうと信じたい所です。考えれば、その国の利便性から生まれたのかもしれないプラスチック紙幣ですが、今では多くの国で導入されています。みなさんも海外に出られた時は、ぜひそんな小さな事にも気づけるアンテナを持って楽しんでいただければと思います。

近日開催 無料セミナー

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